香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

春風伝

2015-11-14 00:00:26 | 本のこと
葉室麟さんの
『春風伝』



激動の幕末を疾風のように駆け抜けた
革命児高杉晋作の短くも激しい生涯を描く歴史長編。


長州藩士・高杉晋作。本名・春風。
攘夷か開国か。国論二分する幕末に、上海に渡った晋作は、
欧米列強に蹂躙される民衆の姿を目の当りにし、
「革命」に思い至る。激しい気性ゆえに脱藩、蟄居、
閉門を繰返しながらも常に最前線で藩の窮地を救ってきた男は、
日本の未来を見据え遂に幕府に挑む。
己を信じ激動の時代を駆け抜けた二十八年の濃密な生涯を
壮大なスケールで描く本格歴史小説。


幕末の志士と言われる人たちの中で
いちばん好きな高杉晋作のことを
葉室麟さんはどのように描かれているのだろうと思い
手にとって読み始めて1週間以上かけて読了
本もドラマも見てきて、知っている内容ではあるけど
やはり高杉晋作という人はすごい人だよ
あまりにも濃密で激しい28年に改めて感動
正しく冷静に未来を見据え、淡々と飄々と行動を起こす
魅力的でやさしく、長生きして欲しかったな

小説の中には、もちろん吉田松陰、久坂玄瑞、桂小五郎
坂本龍馬、中岡慎太郎、西郷隆盛などなど
おなじみに人々がもちろん出てくるのですが
いま、朝ドラ「あさが来た」で話題の五代才助と高杉晋作は
上海への船旅で一緒だったり、その後も何かと縁があり
いままで、あまり知らなかった五代才助が
薩摩藩でどのような立場だったのかがわかり
朝ドラを見るにも少し知識がつきました



年賀状を買って、いただいた日本郵便のペン
なんか、かわいくって



勤務先近辺の歩道のマンホール
いままで気がつかなかったけど
「開拓の歴史の道」ってかいてある
屯田兵村兵屋跡とか琴似神社とか札幌では歴史があるとこなんだね
先週のブラタモリでタモリさんが札幌に
知らなかったこと満載で、
でも、映っている場所は、おなじみの場所で、楽しかった
明日の放送は小樽、録画録画