香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

2015年に読んだ本

2015-12-30 22:29:26 | 本のこと
今年は、後半すごく読むペースが遅くなった気がする
ブクログで確認すると、漫画も含めて110冊の読了記録
その中で、とても好きで、人にもお勧めしたい本は
20冊以上になってしまったけど、もうちょっと絞って紹介します
完走は、本のタイトルをクイックすると
以前のブログの感想が読めますので、気になったら読んでみてください

まずは、この本は2回読んで、本の舞台に旅にも出ました
宮本輝さんの 田園発、港行き自転車

宮部みゆきさんや浅田次郎さん、道尾秀介さん、西加奈子さん、
桜木紫乃さん、佐々木譲さん、そして村上春樹さんなど
ベストセラー作家さんの小説はもちろん大好きでよかったのですが
ご紹介するまでもなく、好きな方は読んでいるだろうと思い
今回は入れないという形にしました

増山実さん   空の走者たち
藤岡陽子さん  手のひらの音符
吉田篤弘さん  ソラシド
原田マハさん  異邦人(いりびと)
谷村志穂さん  尋ね人
吉田修一さん  路(るう)
澤田瞳子さん  若冲
朝井まかてさん 阿蘭陀西鶴
東山彰良さん  
河崎秋子さん  颶風の王

今年もたくさんの本を読むことができて
たくさんのものを得て、感じて
ここで気持ちをアウトプットして
いい時間を過ごすことができました
何年か前に、友人に、お勧めの本を教えてと言われて
毎年、この時期に1年分の読んだ本を思い返すことも
自分にとって、大切な時間となりました

今年は、最初のころは、手帳のノート部分にも
ちゃんと、本を読んで気になったこととか書いていたんだけど
Week手帳だったのもあり、なんとなくおざなりになっていた
来年は、また1日1ページの手帳に戻り
毎日、1日1日を大切に、そして自分と向き合っていこうと思います



つたない感想しか書けていないブログですが
今年もおつきあいいただきありがとうございます
また、来年もよろしくお願いします


2015年の大会

2015-12-30 22:01:31 | 走ること
今年は、なんといってもフルマラソンに3回出走
それはもう、わたしにとっては考えてもいなかったこと



3月の横浜マラソン
運良く1回目の抽選に当選して参加
すごい人に驚きながらも、なんだかとっても楽しく走れた
沿道の応援のいない高速道路も
応援パフォーマンスを見たりしながら、黙々と
最後の山下公園の沿道大応援は忘れられない
終わってしまってから42.195kmに180m位足りなく
公認記録にならなかったのは、ちょっと残念だったな

初めて挑戦した8月の北海道マラソン
思い返すたびに、辛かったなぁと…
終わってみたら年代別最下位だったけど
完走できたからこその充実感は最高
来年は、もう少しましな走り方をしたい
この大会は、自分一人ではなく、
友人や応援の力がなくては完走できなかったことも
宝物になる思い出になりました

10月の別海パイロットマラソン
北海道の大会といえど、東京に行くよりずっと遠い
そんな時間を、エフランで知り合った方々と
楽しくなんの心配もなく行けた旅もよかったし
大会自体も、ほのぼのとしていて景色も良く
季節的にも暑すぎず、シーズン終盤近くで練習も積んで
記録も出しやすいコースで、楽しくマイペースに走れた
毎年行きたい!という位楽しく大好きな大会
来年は、どうも父の7回忌にぶつかるようで…

そのほかには、美瑛ヘルシーマラソンでハーフを
北広島ロードレースで30kmを出走
美瑛は、リベンジしなくては…忘年会でこ⚪︎るさんと約束
北広島は、来年は誰も出ないのかなぁ 函館フルマラソンと同日になりそう
初めての30kmは辛かったけど、道マラに向けていい練習になった
わたしは、エルフィンロードが好きだから

ということで、今年の目標
フルマラソン5時間切り → 達成
ハーフマラソン2時間一桁 → 達成
体重⚪︎⚪︎kg以下 → 挫折
目標のために、少なくても毎月100kmの練習はしようと
決めていたのは、なんとか今日の練習も含めて達成
年間では1,573km、、、冬にサボりすぎですね
来年は、もう少し長い距離を練習でも走るようにしたいな

ということで、今日はいつも走るコースを
寒かったけど、午後からは雪がやんで新雪の上のラン


北大の農学部前


道マラではここを蜜蜂さんが並走して応援してくれた
春夏秋冬、お世話になっているコース

来年も、自分のペースで走っていきます

土佐堀川

2015-12-30 11:49:52 | 本のこと
NHK朝ドラ「あさが来た」の原作本
古川智映子さんの小説『土佐堀川』広岡浅子の生涯



豪商三井家から17歳で大阪の両替商・加島屋に嫁いだ浅子は、
家運が傾くと持ち前の商才を発揮、「九転十起」の精神で
難局を切り開き、大阪随一の実業家として大成する。
晩年は、女子教育にも力を注ぎ、日本初の女子大学開設に奔走。
歴史に埋もれてきた不世出の女性実業家の生涯を、
初めて世に紹介した名作が、待望の文庫化。


ストーリーは朝ドラを見ているので、
なんとなくわかりながらも、
ドラマとはちょっと違う浅子の力強さが
淡々とかかれていて、気持ちがいい
浅子さんは体が弱く、何度も死にそうなくらいの
病気や災難に襲われながらも、71歳まで
生きる使命をもって、思いっきり生きたのだなと
あきらめないこと、物事にきちんと向き合うこと
逃げないこと、何が大切か冷静に判断できる力
すごい人だなと、改めて思いながら読みました
女としての浅子さんの心情は、さらりと描かれていて
時代の差と、浅子さんの愛情を感じました

本当は、ほとんど交流がなかった五代友厚さんからの
この言葉は、やっぱりドラマの五代さんが目に浮かび
ジーンとしてしまいました
「勝たなあかんで。負けの人生は惨めや。
負けたらあかん。他人やない、自分にや」


読み終わり、余韻にひたりながら後ろの解説を見たら
なんと、宮本輝先生の解説でした
輝先生らしい締めくくりの解説も読み応えありましたよ

    

2015年もあと2日ですね
今年の読書のこと、
今年のランニング(ジョギング)のこと
アップしたいと思います