世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに

2010年04月08日 | Weblog
残業後、書類をシュレッダーをしながら、思わず書類と一緒に機械へと吸い込まれそうになった。
無事、新卒の制服も各店舗に届いているようだし、これでなんとか一段落着いたような気がする。
あとは来月の決算発表、そしてそろそろ産休に入る後輩女子Aちゃんの仕事をこなせるかどうか…。

ここ数日でまた一段と老けた私。歳も歳だし仕方がないことなんだけれども、目尻の皺とか妙に目立つ。お手洗いの鏡とか直視できない。

ロレアルの広告に惹かれて、「リバイタリフト アイマッサージ ロールオン」を購入してしまった。この球体の部分を押すとローションが滲み出てくる。コロコロと回転させながら塗ると目の下のむくみやクマを取り去ってくれるらしい。効果を期待してさっそく今宵から使用してみよう。

会社に隣接する公園の桜も散り始めた。

花の色は
うつりにけりな
いたづらに
我が身世にふる
ながめせしまに
(小野小町)

花の色も私の美しさも、もはや色あせてしまったなあ、
私が物思いにふけり外を眺めていたうちに、花が春の長雨にうたれて散るように


新年度に突入してバタバタしているこの時期、必ずこの歌を思いだし、そして散り行く桜の花を我が身に重ねてしまう。
いつからだろう。
こんな風に桜吹雪を見るようになったのは。
そう遠くない過去のような気もするし、もうずっと前からのような気もする。
でも、桜は散るからこそ美しいのだと昔誰かが言っていた。
だから、自分も「その時」までの一瞬一瞬を大切に綺麗に生きたいな、と。

って、散り際の最後の足掻きなのだろうか。
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吉熊の執着

2010年04月08日 | Weblog
マイミク潤一殿からプレゼントが届いた!
潤一殿は大学時代からの友達。
繊細で優しい人柄の持ち主である。

BELAMERのお菓子だ。
さっそく吉熊が鼻をひくひくさせてやってきた。

何かな?


あ、お菓子だ!


「明日いただきましょうね」と箱を閉める寸前に滑り込む吉熊。


そんなに食べたいのか!?
何だ、その執着は。


「亮ちゃん、意地悪!」
ふて腐れて寝てしまう吉熊…。



明日一緒に食べましょうね。

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