世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

まだ陽は沈まぬ。セリヌンティウス。

2013年06月04日 22時46分03秒 | Weblog
昨日の社長のスピーチを入力した。
カセットデッキの電源は吉熊上司が会社用の携帯電話を充電している卓上のコンセント。
いつも「恐れ入りますが電気ください」と彼の了承を得て使用させていただいている。

今月の社長のスピーチは、けっこうディープだった。
頭がいい人の話ってどうしてこんなに分かりやすいんだろうと思いながら、打ち込んだ。

終了後、吉熊上司が席を外していたときに、コンセントを抜いてカセットデッキをしまった。
スピーチを書類にして安穏としていたら、自席に戻った吉熊上司が呆れながら言った。
「抜いたら刺せよ!」
と。
どうやら携帯電話の充電器のコンセントが抜かれたままなのが気に入らなかったっぽい。
「もう三度めはないからな!」
とも言われた。

どうやら私は前回もやらかしたらしい。
記憶にない!




やべーなと思い、サイボウズの私の予定表に、『抜いたら刺す』と書いておいた。毎月。

経費報告書、店別分析、稟議書作成といった予定に紛れるように、『抜いたら刺す』である。
異色の業務予定である。

そういえば、母ヨーコたんが、「歩行器に乗っている亮ちゃんは何度言っても同じところで転んだ」と言っていた。妹は一度転んだ場所は記憶していて二度と近寄らなかったのに、私は、何度も同じ場所で同じように転んだとのこと。

歩行器


悪気はない。
単に本当に覚えられないものは覚えられないのである。
しかし、一度覚えたものはけっこう覚えている。
覚えるのに苦労したことは、記憶から薄れていく速度が落ちる。


今日も図書館へ。
何度やっても、「順を追って書け」という問題ができない。幾つかパターンがあることはわかった。しかし、いざ問題に対峙すると頭がパニックになる。まだポイントとなることが見えてきていない。
今週はここを攻めよう。

覚えられないものは覚えられないという開き直りをするにはまだ早い。

まだ陽は沈まぬ。セリヌンティウス。



帰宅したら、吉熊が私のシュシュで悪戯をしていた。
ポン・デ・ライオンならぬポン・デ・クマ!!
疲れがすっ飛ぶぜ。