世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

この街で生きること

2013年06月15日 23時39分54秒 | Weblog
土曜日の午前中は貴重な睡眠タイム。この時間に一週間の睡眠不足を補うのである。
昼間近に起きて、ネットを閲覧しながらコンビニで買ってきた弁当を食べるのが一週間で一番至福な時間。
クマ医師に、生理前は朝もパキシルを飲むように言われているので、そのようにする。
ついでに、キューピーコーワゴールドも飲んでおく。
やる気スイッチ、入った。

化粧して、ブローして着替えて外出。
蒸し暑い!いやー!と引き返したくなる気持ちを抑えて図書館へ。

クイックマスター問題集をもう一度解き直す。ひたすら。
46問の問題を解き終えたあと、指が痛くなった。秘書検定1級は全問題記述式なのだ。

先月に行った大リラックマ展で買った3色ボールペン。使用感が良いのでガンガン使用していたら、赤ペンだけ切れてしまった。他の色は満タンに近いのに。ブランク用紙も無くなりそうだったので、一度帰宅して取りに行った。
隣のスーパーマーケットで買えば済むのだが、勿体無いモードのスイッチが入ったもんで。


下りのエレベーターのボタンを押し、暫く待つ。
窓に目をやると、高速道路が見えた。
嗚呼、ここから見えるんだと思いながら、不思議な感覚が蘇ってきた。

高校時代、二回目のグアムへの家族旅行。宇都宮から成田空港へは、直通のバスが出ている(マロニエ号)。朝のフライトだったので、夜明け前に宇都宮を出た。
高速道路をひた走り、夜明けが近づく頃、両側に東京の風景が広がった。冬だったので、日の出が遅かったのもあるだろうが、起き始めたばかりの街がそこにあった。一つ一つの明かりの下に生活があることを感じ、あのときから、私はこの街でその生活をしてみたくなったのである。

18年後、自分がこの街に住み、当たり前のように図書館を利用するだなんて、あのときの私には想像できなかったことである。
あの灯りの下の住人に自分が今なっている。
そして、なんとか生活をしている。
不思議である。


願っていれば夢は叶うというが、そんなの絵空事だと思うことが最近多くなった。歳を取ってなんでもかんでも諦念に引き換えてしまうようになっていた。
でも、成田空港へ向かう夜明けのバスから見た東京に感動し、ここに住みたいと思ったあのときの自分だけは裏切れない。
叶った夢を保ちつづけることが今の私の使命であり、未来の、過去の自分のためにできることなのだと思った。


キープ、夢。

明日は模擬試験2回分解く予定。
頑張る!!この街で。


※あの日の高速道路で、隣の席の妹とウォークマンで聴いていた曲。
ドラマの主題歌であり、そのドラマのOPの様子が車窓に似ていると二人で盛り上がった。

若者のすべて 主題歌




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