世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

命なう

2014年10月23日 22時32分00秒 | Weblog
最近、日照時間が減ったせいか、無性に寂しい気分である。
何なんだ、これ。

私は今36歳。あと何年生きるのか分からないけど、昨日より今日、さっきより今、確実に年老いている。
同時に死に近づいているんだという恐怖にいきなり襲われる。
仕事がひと段落してトイレに行き、音姫センサーのボタンを押しながら腰を下ろした瞬間などに。


宇宙の本を開くと、地球ができたことすら奇跡に思える。
そこに生命が茂り、私という命が生まれたことにも奇跡を感じる。

父が母と出会わなければ・・・
母方の祖父が沖縄から出るのが一週間遅れて戦死していたら・・・

奇跡×奇跡×奇跡・・・その果てに生じた、私の命なう。


たぶん私はもう生まれてこないのだと思う。
1度きりの人生。
それがあと数十年ぐらいで終わってしまう。
正直、32歳を過ぎた頃から、自身の体に老化をうっすら感じ始めていることが、その思いを助長させる。

ターミネーター2のサラ・コナーじゃないけど「みんな死ぬのよ」なのである。

死ぬまでにやりのこしたことはないか?

自問すると沢山あるような気もする。
が、勇気がなくて一歩を踏み出せないことも多いし、面倒臭いと思って雑多な日常に思いを隠蔽させてしまうことも多い。


生きるって何なんだろう。
命なうだけど、よく分かっていないし、これからも時々こういうことを考えていくのだと思う。
それが生きるっていうことなのかも知れない。



命なうの最中の、人と人との出会いに特化した曲といえばこれ。

「humansystem」(TM NETWORK)



「人はそれぞれの暮しの中 流されそうになる
 一億分の一の偶然を知らずに 今を生きてゆく
 出会えない 誰かのrelation 別々の朝 迎えてゆくように
 いつの日か 互いのdirection 重なるのなら かけがえのないこと」


命なうの間に出会えた人みんなに感謝だ。


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