世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

JAXA講演会 はやぶさ2の新たな挑戦 ~宇宙への夢に向かって~

2015年02月22日 | Weblog
さいたま市青少年宇宙科学館へ。




はやぶさ2の講演会を聴きに行ってきた。



JAXA講演会 はやぶさ2の新たな挑戦 ~宇宙への夢に向かって~

1.日時 平成27年2月22日(日曜日) 13時30分~15時(受付時間 13時15分~13時25分)
2.場所 さいたま市青少年宇宙科学館 青少年ホール
3.講師 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 木場田 繁 氏

ここに来るのは3年ぶり。
前回は、2012年1月15日 「スターリー テイルズ~星座は時をこえて」

その前は、2010年7月4日 「銀河鉄道の夜」


いずでも、KAGAYA氏のプラネタリウム作品を観るために来た。


2010年の小惑星探査機はやぶさの地球帰還で、私は宇宙やプラネタリウムに興味を持ち始めた。
今日は原点回帰ではやぶさ、はやぶさ2のお話を聴きに行った。

JAXA職員の木場田氏の説明はお小さい方々向けで大変わかりやすかった。
木場田氏は国鉄出身で、昭和60年からJAXA前身の旧宇宙開発事業団(NASDA)でロケット打ち上げ業務などに当たってきた。

・JAXAの概要から地球の概要まで一気に話されたのだが、その中で一番印象的だったのは、地球をりんごに例えると、空気の層はりんごの皮の厚さしかないことである。環境問題への提唱としてとっても分かりやすい説明だった。

・ロケットが早く飛ぶのは、地球の引力を振り切るためという説明で、先日購入し、何度も繰り返し観ている「HAYABUSA2 -Return to the Universe-」のDVDを彷彿とした。

・地球をビー玉の大きさに例えると、太陽系はさいたま市の1/3の大きさなのらしい。やはり宇宙は広大である。

・初めてのおつかい的であった「はやぶさ」、その反省点を生かして生まれたのが「はやぶさ2」。

・「宇宙科学の分野で、日本は2位ではダメ」だと力説なさっていた。激しく同意。

・最後はISS(国際宇宙センター)での生活。地球では100円のペットボトルの水が、ISSでは100万円相当になるらしい。

・ISSでの生活の状況を動画にて放映。
食事やトイレそして散髪、また物資が届けられる様子も流れていて大変面白かった。
この科学館では、3/1~「若田光一宇宙飛行士コーナー」ができる。トイレなども再現されるらしい。面白そうである。

・宇宙飛行士になるには、昔は身長や視力に規制があった、今ではだいぶ緩くなり、慎重は190センチでもOK。メガネ着用でも可らしい。


・・・と、貴重なお話を聴くことができて大満足。


せっかく来たのだからと館内をぷらぷら。

はやぶさ2の切り抜きに感動!(おおよそは既読)


吉熊も大興奮。


銀河鉄道の夜の宮沢賢治のコーナーに胸キュン。
去年、宮沢賢治記念館に行ったので大感激。



「和」という言葉が、若田宇宙飛行士の第38次/第39次長期滞在ミッションのミッションパッチ(ミッションごとに作られるシンボルマーク)の中央に描かれている。

宇宙飛行士になるには、協調性が求められる。


久々に行ったさいたま市青少年宇宙科学館は、とても面白かった。

帰りに、つけ麺を食べて満腹。


さて、楽しい土日も終わってしまった。
すっかりリフレッシュできたので、明日からもこぴっと精進せねば。