世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

15年目の春

2015年02月23日 21時56分45秒 | Weblog
吉熊に相棒ができた。
お腹のボタンを押すとお尻のライトがピカーッと発光する。
しかもけっこう強い光。

名前は「くましゃん」


喫煙所で立たせてみた。


食べさせてみた。


まるで西郷さんの銅像のよう。



午後、書類を届けに他の建物へ。
今日はとても暖かかった。
会社に隣接する公園の桜の芽が少しぷっくりしていると感じたのは気のせいだろうか。

嗚呼、今年も桜の開花が待ち遠しくてたまらない。

少女が桜の木の下で無邪気に笑いながらはしゃぐ姿が印象的だった作品「かぐや姫の物語」。
アカデミー賞を逃してしまったもよう。



『かぐや姫の物語』アカデミー賞逃す 『ベイマックス』に軍配【第87回アカデミー賞】

残念!!

滅多にDVDを購入しない私が発売当日に入手したぐらい大好きな作品。
鑑賞前は、でもさーこれって中学時代に古典で学んだ「竹取物語」なんでしょ?ってなぐらいにしか思っていなかったのだが、観終えた後、ずっとこの作品のことを考えている自分がいる。
表現力豊かな音楽、四季折々の自然や雅な宮中の様子の描写にも目を奪われるが、この作品に織り込まれている「生と死」、また「ジェインダー」「価値観の押し付けの残虐性」についてを、今もなお考えている。そのぐらい私に多大なインパクトを与えた作品。骨太で肉厚。

来月13日、金曜ロードショーで放送されるもよう。


書類を持ちながら、てくてく歩く。

曇天の下で、湿度の高い日特有の埃っぽい匂いの中に花の甘い香りが混じりこんでいるのを鼻腔が感じた。
息苦しいぐらい切なくなる匂い。

春はもうすぐ。
・・・社会人15年目が過ぎようとしている。
自称「社内かぐや姫」の私。何とか月への強制返還(リストラ)をされずに済んでいる。




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