世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「宇宙と芸術展」

2016年10月09日 | Weblog
「宇宙と芸術展」(六本木 森美術館)に行って来た。
夕方、思い付きで出かけた。

夏の講演会で国立天文台の渡部潤一先生がおススメしていた本展。
来年の1月9日まで開催されているそうなのだが、「いつか行こう」と思っているといつの間にか終わっていそうなので、今日行ってみた。





美術館に入る前に東京タワーをチラ見。





通りがかったお店のクマのお洋服が気になる。


さて入場。


美術館の入り口に、はやぶさ君がお出迎え!!!!!





本作品展は一部の展示品についてはカメラ撮影OKなので、じっくり鑑賞しつつ気に入った作品があれば写真を撮るといったことが可能。

まず最初に飛び込んできたのは星曼荼羅。
輪廻転生という文字が頭に浮かぶ。
アジア的な世界観や仏教的観点から見た宇宙像がよくわかった。
そして竹取物語絵巻。「竹取物語」は最古のSFなんだ。


※撮影できなかったので画像を借りました。


恋ひたる辻占煎餅(フル)- AKB48 恋するフォーチュンクッキー平安ver 初音ミクを髣髴とさせる。





隕石で作られた刀。《流星刀》

明治時代、富山県に流れ落ちた隕鉄と呼ばれる鉄の隕石から作られた日本刀「流星刀」。
日本古来の刀から宇宙と地球の関係性の奥深さよ。
「流星刀」って名前がナウい。


ビョーン・ダーレム
《ブラックホール(M-領域)》
窓の向こうはガラス張りになっていて夜景と同調するかのようで綺麗だった。
日中だと印象が変わるのかもしれない。








名前を書き留めなかったけれども可愛かった木。




森 万里子《エキピロティック ストリング II》

超弦理論からインスピレーションを得たもの。



これも作品。



隕石の数々。






パトリシア・ピッチニーニ
《ザ・ルーキー》


見てるよ!!






宇宙人の数々。




めっさ可愛い。




ユーリー・ガガーリンのお写真も展示されていた。映画「ガガーリン 世界を変えた108分」を思い出す。




空山 基
《セクシーロボット》




足元がヲサレ!





「宇宙と芸術展」 チームラボ新作は宇宙体験ができるインスタレーション
「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space」






浮遊感、半端ない。少し酔ったけど、なぜだかクセになって3回観た。
音楽が私好み!!





トム・サックス
《ザ・クローラー》

ポスターのロケットね。細部まできちんと作られていた。素敵。



ネリ・オックスマン
《カマール、月を彷徨う人》

宇宙服の未来像らしい。


一番の収穫はレオナルド・ダ・ヴィンチの天文学手稿。


※撮影できなかったので画像を借りました。

「アトランティコ手稿554v」
これを見に来たと言っても過言ではない。
渡部先生曰く、大変貴重な一枚らしい。
幸い、空いていたのでじっくりと拝めた。
月、地球、太陽の位置関係の絵。




最後にもう一度、はやぶさ。




気付けば2時間以上も滞在していた。
あまり期待していなかったのだが、面白い展覧会だった。

さて、明日は仕事。

頑張ろう。