世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

秋薔薇と宇宙

2016年10月16日 22時14分59秒 | Weblog
火事の夢を見た。会社の非常階段に続く鉄扉付近から大きな炎が迫ってきて、そりゃあもう恐ろしかった。
何が恐ろしいのかというと、「もう非常階段では喫煙できないんじゃないのか」という恐怖である。

会社が燃える夢はその会社が繁栄する予兆らしい。
そんなリアルな夢に起こされてスマホの時計を確認するとまだ7:28じゃんかー。
二度寝から覚醒したのが11時。よく寝た。

今日は旧古河邸庭園へ薔薇を見に行った。


秋の真っ青な空をバックに、聳え立つ洋館。


黄色の薔薇の花言葉はジェラシー←昔、石田純一が出ていたドラマで知った。




ロココっぽい薔薇。キャワユス!!



私が好きな薔薇「琴音」
小ぶりで淡いピンク色の薔薇。


琴音と吉熊。




秋の日差しを受けて、どこか黄昏れているかのように見える。






洋館と薔薇って最強コンビだよな。








「黒真珠」という薔薇。
深いベルベットの色合いに引きずられていきそう。










階段を下りて日本庭園へ。
ひんやりとしていて気持ちが良い。


鯉さん、発見。







続いて上野へ。
世界文化遺産への登録が決まった国立西洋美術館。


でも、今日は国立科学博物館へ。



国立科学博物館は建物自体がすでに見所。
内部にはどこか懐かしい光彩が差し込み、白い壁や階段を優しく照らし出している。




このアンモナイトは大きくて、一際目立っていた。


今から40年前に発見されたらしいのだが、その際の苦労話がまるでプロジェクトXばりで胸熱。



これもアンモナイトの仲間らしい。
くるくる~。



眺めているだけで清らかな気持ちになれる天井のステンドグラス。



巨大望遠鏡のあるエリアへ。


遊女の労働時間を計った線香時計。




企画展「日本の自然を世界に開いたシーボルト」を見る。


剥製がお出迎え。
クマさん!!


植物への関心が強かったシーボルトは、1万点以上のおし葉標本を収集した。



妻・お滝さんを想い、アジサイにHydrangea Otaksaという学名をつけてヨーロッパに広めた。



国立科学博物館の年間パスポートを所持している私。
所持している理由は、小惑星イトカワの欠片をいつでも見られるようにというのが理由である。
今日もイトカワの欠片を拝みに行った。
顕微鏡で一般展示しているのは、日本でここだけ。


横のモニターでも見られる。


このはやぶさの模型は、東映映画「はやぶさ 遥かなる帰還」(主演:渡辺 謙)の撮影用に製作されたもの。





イトカワのキラキラ光る様子を見ていると、心が研ぎ澄まされる。
3億キロも遥か彼方からやってきた小さな欠片。
それが今、私の目の前にあるという興奮。
自身の中から力が漲ってくる。
私を導く宇宙由来の光。


エレベーターで降りる際、スカイツリーが見える。



お腹が空いた。
いつものように一蘭でラーメンも良いのだが大混雑していたので、今日は趣向を変えて気になっていた純喫茶「ギャラン」へ行ってみることにした。



内装がゴージャス!!




眩い光と懐かしい曲が連続して掛かるBGM(Wink BOØWYなど)に感動した。
期待を裏切っていない。

ハンバーグセットを食した。



帰りの空。満月がそっと顔を覗かせてくれた。



ファイチのお陰か体が軽く、今日は行きたいところ、見たいところに躊躇うことなくぐんぐんと進めた。
鉄分、大切。
あと暑くもなく寒くもない気候も有難かった。
心身ともにリフレッシュできた。


さて、明日から新たな一週間が始まる。
無事に泳ぎきれますように。

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