くるくるおにぎり日記

日本で唯一市販された
ロータリーエンジン搭載オートバイ
スズキRE5!
走っていじって楽しみま~す!

RE5 参号機のこれから

2013-01-19 14:18:21 | RE 参号機
RE弐号機の入手の際に譲り受けた参号機。
程度については、単体のエンジン共々始動確認済みとのこと、
また書類も揃っているらしいのでぼちぼちレストアしていこうかと思っている。



他に、バラバラとなっているエンジンが衣装ケースの中に(笑)



問題は欠品となっているシートやキャリパーなんだけど、グッとイメチェンして
もしも、78年型が存在したらってテーマで進めていこうかな♪



手持ちのオレンジタンクに載せ変えてみると



欠品はあるものの、程度は初号機より良いかもしれない。
メッキの状態も磨けば弐号機くらいになりそうだし。



ディスク盤も良好。アクセルが重い(動かない)ので、キャブは分解清掃必須!



プラグ穴から奥に光っているのがアペックスシールで~す!

頭の中での予想図(妄想・・笑)は出来上がっていて、部品調達に試行錯誤している
今日この頃です。さてさて、どうなりますことやら(^o^)丿

RE5 メータリングオイルポンプ点検

2013-01-19 11:42:51 | RE 初号機
RE5:ロータリーエンジンには3種類のオイルが使われている。
エンジンオイル、ミッションオイル、メータリングオイル
その内、メータリングオイルはロータリーエンジン特有のもので、
RE5については、キャブレターでガソリンに混ぜ合わされアペックスシール
サイドシール等ローター並びにハウジング内燃焼室の潤滑を受け持っている。

一昨年の若葉繁れる頃、オイルポンプからのオイル漏れが顕著になってきたので、
ガスケット交換とポンプの点検をすることにした。

オイルポンプはクーリングファンとオイルフィルターに挟まれた場所にあり
整備性は良好といえる。



ホース類、ワイヤーを取り外しポンプを固定しているボルトを緩めポンプを取り外す。
すると、黒いガスケットが見えるが形状から裏返しで取り付けられ、その隙間から
オイルが漏れ出したのが推測される。



新しいガスケットを取り付ける。もちろんスズキからの新品部品で、出っ張りが左右対称に
なっており、オイル漏れの心配はいらないね♪



オイルポンプの点検についてはマニュアルを参照して行います。

1.オイルタンク側のホースを取り外し、目盛りのついたゲージを差し込みます。
  ゲージ内にメータリングオイルを満たします。
  純正のゲージは入手できるかも知れないけど、大型のスポイドを流用しました。



2.エンジンを起動し、タコメーターで2000rpmまで上げます。キャブレターのアイドル
  調整ネジを締め込み維持します。



3.メータリングオイルポンプのコントロールレバーを完全オープンにして、マーク位置を
  一致させ保持します。



4.保持する時間は6分間とし、その時間内でのオイル排出量が5.0㏄であるか確認します。
  そうでない場合はオイルポンプの交換が必要となります。



幸いに、RE初号機のオイルポンプは正常に作動しておりました。
作業中の注意点としては、オーバーヒートに気を付けることですかね。
必要によっては、扇風機など使われることをお薦めします(^o^)丿