延長戦男の独り言

浦和レッズを応援し それらの話を中心にインターネットで楽しむ中年男の独り言

ぜんぶ、フィデルのせい

2008-01-20 19:43:45 | 気になる こと ところ たべもの
一昨年ぶりの映画館での観賞
フランス映画「ぜんぶ、フィデルのせい」を恵比寿ガーデンシネマで見ました
で久々の映画館での映画気づき事項
①ここの映画館にはカップホルダーがない・・・ロビーで飲まないといけないと思うと不便かな
②椅子の幅が広いと言うことだけど そんなに気にならなかった・・・幅がある体をもったヒトでないとありがたみはわからないかな
③トイレは席数にしてみれば便器が多い印象・・・二館分と考えれば こんなもん?
④みんな自由席・・・最近の映画館はみんな指定席かと思っていたので意外
⑤映画字幕が読みにくい・・・昔映像が白かったら 字幕表示位置をずらしたりしたのに 今のに配慮がされていないなんて 信じられません
⑥字幕が手書き・・・今ならばコンピューター利用ではないのか?

映画は
フランス映画に持っている印象を外すことなく お喋りや言い合いが多い
話は チリの自由選挙で選ばれたアジェンデ社会主義政権発足からCIAと軍部によるクーデターで崩壊するまでの時期 それにかかわったフランスにいる四人家族の話で 特に長女を中心に展開していきます
主役の女の子の無愛想ですが真剣に大人に正直に問う姿が印象に残りますが
女の子の弟は姉とは違い幼いせいか従順・・・無垢さを感じる存在で、姉と反対の位置にいさせることで 彼女を引き立てています

アジェンデ政権発足で 共産主義に目覚めた親は 
援助のためか それまでの立派な家からアパートへ引っ越したり
部屋には沢山のヒトが出入りして打合せに使うようにしたりして それまでの家族で過ごす生活が減ってしまいます
またミッキーマウスはファシストとか言ったり
それまで受けさせていた学校での宗教の時間を自習にさせたり
チョット 熱くなった極端な行動という印象を持ちます・・・社会状況がそうさせたのかもしれません

でも 親から、知ること見ることの大事さを教えられたのは大切
彼女は知ること見ることで成長している風にお見えます
カストロ チリ オチンチン チュウゼツ 父親の先祖・・・

最後 彼女が登校してみんなと遊び始めるシーンは 普通の生活の中で彼女が、知ること・見ることの大事さを活かしていくだろうと思えてきます

by しゃらく