クローゼットから外に出よう

・映画「ミルク」を見ました
・ミルク自身も含め同性愛者がクローゼットに入って隠れているのではなく　ストレートの人間と同じ様に外に出るためには権利を得る必要があるということで政治家を志し　結局暗殺されるけれど　多くのヒトをクローゼットから出したという話
・同性愛を間違ったこととか病気として認めない勢力との戦い・・・象徴的なのは同性愛の教師を追放しようとする闘いでしょうか　１９７０年代後半にアメリカではそんなことがあったとは知りませんでした
・今も同性愛者の権利がストレートのヒトと同じにする戦いが続いていますが　場所によっては　逆戻りしたりとか　まだまだという感じがします
・映画の途中では　ミルクの４名の恋人のうち３名が自殺未遂だったとか語っていましたが　結局５人目の相手は首つり自殺してしまいます　社会の中で立場が弱い同性愛者は　破局した時自殺を選ぶ傾向が強いということでしょうか
・市長とミルクの両者を暗殺する同僚の市制執行委員は　同性愛を嫌悪していたというより　スマートな人間という描き方をしていないで　上手くいっていない人間という印象を持ちました
・今回の映画が実際にあった話であること　またドキュメンタリーの雰囲気もあって　キャンドルを持った追悼のデモは感動させてくれました

映画を観終わった後の散歩から




by　しゃらく