ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

初冬の蓼科山へ

2020-11-19 | 山登り

久しぶりに蓼科山に登りました。昔は山仲間と、あるいは子供を連れてと登った山ですが、夫と二人だけで登るのは初めてでした…蓼科山は日本百名山で登山口はいくつかありますが、今回は白樺湖の上の御泉水自然園からとして、和田峠越えで行きました。和田峠は中山道の峠です。途中の看板…ゆっくり歩けば見どころはあるのでしょうが先を急ぎました。

 

山はもう枯葉の季節です。

 

新和田トンネルを通ります。これは片側交互通行の旧トンネルと違って快適です。

 

和田峠を越え、ブランシュたかやまスキー場(よく子供たちを連れてきた懐かしのスキー場!)の脇を通り、霧ヶ峰の裏側を白樺湖に向かいました。寒い朝でした。

 

蓼科山が見えてきました。白樺湖から女神湖の脇を通って車で御泉水自然園まで登りました。

 

 

途中で北アルプス(槍の穂先も!)がきれいに見えました。

 

 

 

蓼科山七合目登山口から登ります。ここには蓼科神社の鳥居があります。装備万全で出発です。

 

 

登山道は岩と枯葉…そのうちに岩と霜や雪が混じる急登となりました。周囲は苔の森です。

 

 

 

苔にも注目しつつ登りました。

 

 

登山道わきには霜柱が一杯!とける様子もなくきれいな霜柱でした。

 

 

登って行くにしたがって雪もありました。

 

 

 

山小屋の所にはすでに今年積もった雪を除雪したのでしょう、雪の山になっていました。

 

岩場の急登が続くのこのルート、こんな鎖場も登り…ようやく標高2530mの頂上へ着きました。

 

 

頂上は360度展望の開ける広い岩の台地です。山岳信仰の山でもあるので、石でできた祠もありました。

 

 

頂上に到着した時には4~5組の登山者がいましたが、昼食をとって下山する頃には私たち二人だけ…静かな山頂でした。岩の間の「ガンコウラン」が紅葉し、黒い実をたくさんつけていました。

 

 

雪は吹き飛ばされ、陽にとけたのかありませんでしたが、こんな霜(氷?)の花が…

 

 

 

 

360度の展望で良く晴れていたのですが、出発が遅めで頂上に着いたのは昼過ぎになってしまい、霞が出てきてしまいました。それでもいい展望の山頂でした。北アルプス…

 

 

八ヶ岳は近いようで遠い姿です。

 

 

南アルプスも霞の中…

 

浅間山は噴煙を上げていました。

 

近くの縞枯れ山と、その向こうに群馬県境の荒船山です。

 

 

白樺湖と蓼科湖も眼下に見えました。

 

 

車山のリフトや気象レーダー観測所も見えます。

 

岩場の急な登山道…登りも大変でしたが、下りも雪や霜もあって怖い状態…慎重に下山しました。

 

 

 

地名は何やら趣きがあります。

 

途中にあった倒木…苔むしてその上から実生の苗木が育っていました。

 

無事下山してビーナスラインで蓼科に向かいました。すでに蓼科山は遠のき、途中の木々は落葉していました。

 

 

途中の標高1700mの「蓼科 女の神展望台」からの眺めです。八ヶ岳がきれいに見えました。

 

北岳と甲斐駒も少し霞んでいますが見えました。

 

カラマツ林を抜けて宿に向かいました。久しぶりの登山で疲れた体…温泉につかり、この日は蓼科のリゾートホテルに宿泊しました…

 

コメント (14)
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