ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

アジサイの季節~小坂観音院~

2022-07-17 | 植物

今月最初のウォーキングの日はあいにくの雨予報…屋内で太極拳をしました。その日の午後、天気が大丈夫でしたのでウォーキング予定場所であった「小坂観音院」に行ってみました。歩きでなく車でです。この日の諏訪湖は湖岸にたくさんのヒシが生い茂っていました。

 

急な石段を上って「小坂観音院」に着きました。ここは真言宗智山派の寺院です。本堂は諏訪藩主によって興されたそうです。

 

 

 

木鼻にも注目してみました。

 

ここは大河ドラマ「風林火山」にも出てきたそうで、諏訪御料人(武田信玄の側室、武田勝頼の母)の供養塔があります。由布姫というのは井上靖の命名…新田次郎は湖衣姫と命名しています。

 

 

石仏が並び、力石もありました。訪れる人もない静かな境内でした。

 

 

ここは高台にあって、西側斜面にはたくさんの「アジサイ」が植えられています。この日(7/12)の地元紙にアジサイが咲いたとのニュースが載っていました。

 

何種類ものアジサイが咲き出していて、なかなかいい眺めでした。

  

 

まさに色の変化していく様を見られる見事な一株のアジサイです。

 

「ガクアジサイ」も色の変化が楽しめました。咲き終わりは装飾花が裏返ります。

  

 

本来の花は中心部分にある両性花で実を結びますが、周囲にある装飾花は実を結びません。装飾花の花びらのような部分は萼(がく)で、その中心が花です。

 

 

普通のアジサイの中心部分も覗いてみました。

 

 

きれいな色の「紅」という品種です。

  

 

たくさんのアジサイに出会えました。まだこれから咲く花もあってしばらくは楽しめそうなアジサイ公園でした。

 

ここには大きな「ネムノキ」があって少し末でしたが、その優しい色合いの花を見ることができました。

 

 

 

大きな「ウメ」の木があって収穫する方もいないのでしょうか、熟した実が残っていました。とてもきれいに赤くなっていました。

 

最後にもう一度諏訪湖の風景です。

 

静かな境内とたくさんのアジサイに出会えた散策でした…

 

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花の庭を訪ねて

2022-07-16 | 植物

知り合いの方から紹介されて初めて訪ねたのが一昨年…今年も花の時期にと思い訪問させてもらいました。庭の花を丁寧に案内して下さって、たくさんの花たちに出会うことができました。説明していただいたのに記憶から名前が出てこないものもありますが、出会った花たちを記録しておきます。

 

 

出会った花たち…入口で元気に咲いていた「ホリホック」です。

 

  

 

「バラ」も沢山あるのですが、咲いていたのはこの花です。そして「ハマナス」もきれいでした。

 

 

花壇にたくさん咲いていたのは「アスチルベ」と「カラマツソウ」でした。

  

  

「ホスタ」の花がちょうどあちらこちらで咲いていました。

 

鮮やかな色の「スケトシア」と「ベルガモット」です。

  

 

芝生には「ネジバナ」がたくさん咲いていました。「ネジバナ」には左巻きも右巻きもあり、まっすぐ伸びているものもあると知りました。

  

 

白い花で注目だったのは「ポピー」と「スイセンノウ」と「マツムシソウ」でした。どれも初めての白花との出会いでした。

 

 

 

花壇の縁取りに咲いていたのは「レディースマントル」と「ヒメギボウシ」でした。「ヒメギボウシ」はとっても小さなギボウシです。

 

「ヤナギラン」と「ヘメロカリス」がたくさん咲いていました。

  

 

「ルリトラノウ」と名残の「フデリンドウ」です。

  

  

花壇の外周にはたくさんの「アジサイ」の花がありました。

  

 

 

  

 

名前を失念してしまった花たち…

  

 

  

 

 

 

ここで出会ったチョウ…「ウラギンヒョウモン」でしょうか。

 

  

 

こちらは2頭で飛び回っていました。「モンキチョウ」かと思います。

 

  

  

たくさんの花とチョウに出会い、花苗のおすそ分けもいただいて素敵な庭を後にしました…

 

 

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大賀ハスの咲く頃~井戸尻史跡公園~

2022-07-13 | 自然観察

富士見町の「井戸尻史跡公園」には「大賀ハス」が植えられていて、見頃とのニュースがあったので見に行ってきました。7/6のことです。原村から富士見町にかけての高原野菜の畑を通って行きました。キャベツ畑とセロリ畑です。

 

 

富士見町に入ると「富士山」が見えてきます。名前の通り、富士山の見える町です。

 

「大賀ハス」は2000年前の地層から出土した種から咲いた古代ハス…そこから株分けされたものが全国各地で咲いています。

 

  

 

ちょうど見ごろでたくさんの花が咲いていました。

 

 

ハス田の向こうには「甲斐駒ヶ岳」が見えるはずですが、この日は雲の中でした。

 

水鏡に映るハスの花の姿も良いものです。

 

  

 

この公園には「スイレン」もたくさん咲いていました。白い「スイレン」の花…

 

  

 

ピンクの「スイレン」の花…

 

  

 

黄色の「スイレン」の花…

 

  

 

「コウホネ」も咲いていました。

 

 

水辺には「アヤメ」⇒「ハナショウブ」の姿もありました。

 

 

水辺には昆虫の姿もありました。たくさんいたのは「シオカラトンボ」と「ショウジョウトンボ」です。こちらは「シオカラトンボ」です。

 

 

一つの水草に「ショウジョウトンボ」と「シオカラトンボ」が止まっていました。

 

 

 

「井戸尻史跡公園」のハス田とスイレンの田んぼです。水鏡もきれいでした。

 

 

 

「井戸尻史跡公園」には縄文時代の竪穴式住居が復元されています。

 

そしてここからは「富士山」を見ることができます。この日は雲の上に頭を出している感じでした。もうすっかり夏の装いの「富士山」です。

 

 

おまけは公園にあった「御柱」です…

 

「大賀ハス」の見頃の時期に公園を訪れることができて良かったです。暑い一日でしたがハスとスイレンに癒されました…

 

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夏の牛伏川自然観察会

2022-07-10 | 自然観察

7月にはいつも「夏の牛伏川自然観察会」があって参加しています。この日はあいにくの空模様…諏訪湖の上空もどんよりしていますし、山麓線からの北アルプスも見えませんでした。

 

 

山麓線の「そば畑」…もう花が咲いていました。

 

牛伏川に着いた頃から雨が降り始めてしまいました。雨の中の観察会です。まず気になっていた「ベニバナイチヤクソウ」はすでに花が終わっていました。

 

「クマイチゴ」が赤い実をたくさんつけていました。

 

「バライチゴ」が白い花を咲かせていました。かなり大きめの花です。

 

この花は「エゾムラサキ」でしょうか。「キュウリグサ」より少しだけ大きい感じがしました。

 

 

「キバナノヤマオダマキ」はあちらこちらに咲いていました。

 

木々の花では「サルナシ」⇒「マタタビ」」の花が咲き、もう実もついていました。

  

 

「ヤマボウシ」の花も咲いていました。

 

「ヤマアジサイ」が雨の中で生き生きと咲いていました。「タマアジサイ」はまだしっかり蕾でした。

  

 

 

「トチバニンジン」は花が終わって実になっていました。「山椒」に実がついていました。

 

 

「キリンソウ」が花盛りでした。この花は保護していて毎年たくさん咲きます。

  

 

「オカトラノウ」が今年は増えて土手一面の群生でした。

  

 

「クサノオウ」の黄色の花が目立ちました。

 

「ヤマホタルブクロ」の群生も見られました。増えてきていて嬉しいことです。

 

  

 

「イタチササゲ」の花がちょうど見られました。この花の色がイタチの毛色に似ているのでこの名前です。

  

 

ヤブレガサの花が咲いていました。地味な花です。

 

これも大事に保護している「ウメガサソウ」…ちょうど咲いていました。とても小さな花です。 

 

 

「ハナワラビ」が咲き、「サラシナショウマ」が咲き出すところでした。

  

 

「クジャクシダ」はクジャクの羽のイメージでしょうか…

 

「シモツケ」の花が雨の中できれいでした。

 

おまけはここで出会った昆虫…雨の中でしたので蝶には出会えませんでした。きれいな色の「アカスジキンカメムシ」と「アシナガバチ」⇒「スズメバチ」の巣に出会いました。

 

 

最後にお馴染みの牛伏川にかかる「連岳橋」からの眺めと「フランス式階段工」の眺めです。木々の緑がきれいでした。

 

 

あいにくの天気でしたが、たくさんの花に出会えた観察会でした。この日の歩数は4356歩でした…

 

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6月の山の家で…

2022-07-07 | 自然観察

6月にも山の家では次々と花が咲きました。まずは木の花たち…白い花で素敵なのは「ナツロウバイ」です。富山のオープンガーデンからやってきてここで根づいた花木です。

 

  

 

花木で白い花が咲くのはこの「バイカウツギ」もです。この花はいい香りもします。

 

 

まだ白い花木があります。「ヤマボウシ」です。今年は昨年ほどたくさん咲きませんでした。

 

2階に届くほどになっている桑の木に実がついていました。今まで見に気づかなかったのはどうも赤くなるとすぐに野鳥に食べられているからではないかと思います。

 

小さな花壇に植えた花たちが次々に咲きました。「ルピナス」と「フウロソウ」です。

 

 

「ジギタリス」が見上げるほど大きくなって驚きでした。

   

 

ピンクの花では「シモツケ」と「ナデシコ」がたくさん花を付けました。

 

 

木々の下では「ミヤコワスレ」が群生を作って咲きました。青紫とピンクと白があります。

 

 

 

遅れて咲いた青い「オダマキ」です。

 

「キバナノギョウジャニンニク」がひっそりと咲いていました。

 

初夏の花では「ツユクサ」…これはうす紫とピンクがあります。

  

 

「ユキノシタ」の花はよく見ると可愛らしいです。

   

 

下旬には「ヤマアジサイ」と「ホタルブクロ」が咲き出しました。

 

  

 

早々と「シオン」も咲き出しました。

 

ここで見かけたチョウたち…「スジグロシロチョウ」と「モンキチョウ」、そして「シジミチョウ」⇒「ウラゴマダラシジミ」とみさとさんに教えていただきました。

 

 

 

野鳥では、これはもしかして幼鳥でしょうか、「シジュウカラ」が巣箱から出ようとしては何度も顔を出しつつ飛び立たず、ようやく飛び出したのに巣箱の上に止まっていました。

 

 

 

 

 

巣箱から顔や身体を出しても飛び立たず、また箱へ戻ってしまうことも…

 

 

 

 

おまけは6月の諏訪湖の様子です。まずは諏訪湖越しの八ヶ岳です。

 

湖面にはたくさんの「ヒシ」が繁茂しています。ヒシ刈りの船が出ていますが、なかなか作業が進んでいない様子です。

 

 

稲田はすっかり緑に覆われています。時々、田んぼの中の「サギ」に出会います。

 

こちらは原村からの「八ヶ岳」の姿です。すっかり夏山の風貌です。

 

 

こちらは遠くに「蓼科山」を望む原村の田園風景です。

 

あまり出かけられませんでしたが、原村の家でも花やチョウ、野鳥にも出会えた6月でした…

 

 

 

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