ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

カタクリ咲く社叢~出早神社~

2024-04-15 | 植物

今年も市内の「出早神社(正式名称は「出早雄小萩神社」)」の「カタクリ」が咲いているとの新聞情報があって見に行って来ました。これからの花も多かったですが、見頃の花たちもたくさんありました。枯葉の中から出てきて早春に花を咲かせる「カタクリ」は毎年見てみたい花です。

     

     

     

     

 

花の中を良く見ると素敵な模様が画かれています。

     

     

 

咲き始めたばかりの初々しい花も見られました。

     

 

いつもより花が少なく感じましたが、ちょうど良い時期で美しく咲き揃う「カタクリ」の花を見ることが出来ました。

     

     

 

「カタクリ」の花と共に「アズマイチゲ」の花もたくさん咲いていました。奥に見えるのが「アズマイチゲ」です。

     

 

「アズマイチゲ」はその清楚な白い花が素敵です。

     

     

     

 

こちらは「キクザキイチゲ」です。「アズマイチゲ」と似ていますが葉の形が違います。まだ時期が早く咲き揃っていませんでしたが、小さな花を確認することが出来ました。

     

     

 

「ニリンソウ」はこれから咲くのでしょう、咲いていたのは一つだけでした。

     

 

こちらは「キバナノアマナ」です。この花も咲き始めたところでした。

     

     

 

「ヤマエンゴサク」もこれから咲くのでしょう。2つだけ見つけました。素敵な色合いと形の花です。

     

     

 

こちらもまだ小さかったです。「ウスバサイシン」です。地味な花ですが、小さな花を開いていました。「ヒメギフチョウ」の食草として知られています。

     

     

 

脇を流れる小川に「ミズバショウ」が咲いていました。

     

     

     

 

遊具のある神社の公園には「ミツマタ」の木が花盛りでした。

     

     

 

一本だけ早咲きの「サクラ」が咲きほこっていました。青空に美しかったです。

     

     

 

毎年恒例の「カタクリ」のお花見が今年も出来ました。いつも静かな神社ですが、さすがこの日は賑わっていました…

      

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5分咲きの桜~富山県中央植物園~

2024-04-11 | ミュージアム

今年は暖冬でしたが、3月になって寒かったためか桜の咲き具合が遅く、いつもは満開のはずの「さくら祭り」の「富山県中央植物園」の桜が5分咲きでした。4/6のことです。

     

     

 

園内はとても広いので、桜の咲く場所を中心に見てきました。まずは「アーモンド」の花です。

     

     

     

 

もう「牡丹」の花が咲いていました。「山茱萸」も花盛りでした。

     

     

 

オックスフォード庭園の場所にはこのような石積みがありました。「ドライストーンウォーリング」と呼ばれるものだそうです。これからボーダーガーデンに様々な花が咲きます。

     

     

     

 

「ハクモクレン」がみごとに咲き揃っていました。濃いエンジ色の「サラサレンゲ」は咲き始め状態でした。

     

     

     

 

それでは桜のプロムナードを見て下さい。300mほどの所に90本の「ソメイヨシノ」が植えられています。植物園のお知らせではこの日、5分咲きとのことでした。

     

     

     

     

     

     

 

「ナノハナ」と桜が咲き揃っている場所もありました。見事な景観でした。「シダレザクラ」も咲いていました。

     

     

     

 

「ユキヤナギ」が花盛りの場所がありました。池に映る姿も美しかったです。

     

     

 

桜の種類もいろいろありました。「ヘイシチザクラ」「マメザクラ(緑萼)」「トウカイザクラ」「ウンナンザクラ」などです。

     

  

          

  

 

球根植物のコーナーでは早春の小さな花たちがたくさん咲いていましたが、その中から「原種チューリップ」と「白いムスカリ」です。

     

     

 

大きな展示温室の中にはたくさんの熱帯植物やランなどが花盛りでした。写真もたくさん撮ったのですが載せきれませんので、その中で注目だったこの「ビルベルギア・サウンデルシイ」を載せます。花の配色に注目でした。

     

 

最後に植物園の池にいた水鳥たちです。たくさんいたのは「コガモ」です。カップルの姿も…「ホシハジロ」もいました。

     

     

     

 

満開の桜ではなかったですが、たくさんの桜の花に出会え、天気にも恵まれていいお花見が出来ました。広い園内を歩いたのですが、歩数は6248歩でした…

   

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金沢への道と兼六園

2024-04-10 | ドライブと散策

我が家から金沢まで行くには主に3ルートあって、一つは松本経由で安房トンネルを越え、富山市まで行って北陸道で金沢。もう一つは松本経由で安房トンネルを越えて岐阜県高山市へ、東海北陸自動車道を経て富山県小矢部市から北陸道で金沢。もう一つは松本から大町市、白馬村経由で新潟県糸魚川市に出て北陸道で金沢。いずれにしても金沢は中々遠い場所です。今回は安房トンネルを越えて富山市から北陸道のルートで行きましたが、4時間以上かかって遠かったです。上高地への道は未だ冬季閉鎖中でした。

     

 

安房トンネルを抜けるとそこは雪国でした!道に雪はありませんが除雪した雪がたくさんありました。北アルプス笠ヶ岳は真っ白でした。

     

     

     

     

 

富山平野に入ると春らしい風景が広がっていました。球根を採る畑でしょうか、スイセンが一面に咲いていました。

     

 

金沢に着いたら梅が花盛り、早咲きの桜も咲いて春らしい風景になっていました。ソメイヨシノはまだ咲き始めたばかりでしたが…

     

     

 

金沢観光と言えばこの「兼六園」でしょうか…久しぶりに園内を散策してみました。ここの苔庭は何時も手入れが行き届いて気持ちの良い庭です。梅や桜の花が咲いて趣ある庭になっていました。

     

     

     

 

「兼六園」と言えばこの「͡ことじ灯籠」です。人気のスポットで撮影の順番待ちが出来ていました。

     

     

 

もう既に雪吊りの状態はなくなっていましたが、冬の雪吊りの風景がよくニュースになる立派な松です。唐崎松と言われる黒松だそうです。

     

 

早咲きの桜や枝垂れ桜が咲いている場所は大勢の観光客が集まっていました。(特に海外の方々が目立ちました)

     

     

     

 

苔庭の緑が美しい場所もあって、「兼六園」ならではと眺めてきました。

     

 

こちらは兼六園を出た場所…石垣と桜の風景も良かったです。

     

 

久しぶりの金沢で「成巽閣」と「国立工芸館」と「兼六園」を楽しむことが出来ました。この金沢城の周辺にはミュージアムや見どころがたくさんあってとてもいい場所です。良く歩いたこの日、歩数は10236歩でした…

     

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金沢へ~国立工芸館~

2024-04-08 | ミュージアム

金沢へ行った目的のもう一つはこの「国立工芸館」です。東京の北の丸公園にあった「東京国立近代美術館工芸館」が閉館となって金沢に移転されたのは3年前のことです。以前の工芸館は重要文化財の建物がとても素敵でしたが、金沢の建物も国の登録有形文化財に指定されている明治時代の旧陸軍の建物です。

     

 

右の建物は1909年建設の「旧陸軍金沢偕行社」で陸軍将校の集会所だったそうで、工芸館の管理棟となっています。左の建物は1898年建設の「旧陸軍第九師団司令部庁舎」でこちらが工芸館の展示棟となっています。

     

     

 

この日は「人間国宝 鈴木蔵の志野展」が開かれていて、「志野」の名品をたっぷり鑑賞しました。

     

  

 

古い建物ですが、内部は新しい気持ちの良い展示室となっていました。日本を代表する陶芸家「鈴木蔵」の味わい深い「志野」の作品が多数展示されていました。

     

     

     

     

 

階段部分や部屋の窓などに明治時代の建物が残っていました。この階段部分は北の丸公園にあった東京国立近代美術館工芸館の内部と似た感じでした。

     

     

  

 

古い建物が見え隠れする展示室…エントランスの展示は「金子潤」の作品です。

  

 

建物の外観は明治時代の雰囲気を残しています。

     

     

     

 

この隣には「いしかわ赤レンガミュージアム」があります。赤煉瓦の3棟の建物は旧陸軍の兵器庫だったのもので明治末期の建築です。重要文化財に指定されていて、現在は「県立歴史博物館」と「加賀本多博物館」として使われています。

     

     

     

 

中庭にあったのは「辰巳用水」の石管だそうです。金沢城に犀川から水を汲み上げるのに使ったものだそうです。

     

     

 

ここの桜は咲き始めたところでした。4/2のことです。早咲きの桜は咲いていましたが…

     

     

     

 

この金沢城と兼六園の周辺にはたくさんの古い建物が残っていて注目です。こんなパンフレットもありました。

  

 

江戸時代の「成巽閣」と明治時代の「国立工芸館」の建物と企画展を見学したこの日でした…

      

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金沢へ~成巽閣のお雛様~

2024-04-06 | ミュージアム

金沢の「成巽閣」に行ってきました。ここのお雛様は以前から見たいと思っていたものですし、昨秋に熱海の「起雲閣」を見た時にそのモデルになった建物と聞いてますますその思いを強くしていました。「成巽閣」は加賀百万石の前田家の奥方の御殿…江戸時代の代表的な大名屋敷として重要文化財に指定されています。今回は「雛人形・雛道具特別展」を見てきました。金沢 加賀前田家の奥方御殿 成巽閣 (seisonkaku.com)

     

     

  

 

建物正面と前庭です。建物の一階は「書院造り」で腰板の絵に名前がついた6部屋と謁見の間があります。ニ階は「数寄屋風書院造り」で色壁が特徴の7部屋があります。

     

     

 

ここでは屋内は撮影禁止で庭の写真しかありません…庭はとても立派な植え込みがあって木々の下にはちょうど「ミスミソウ」が咲いていました。

     

     

     

     

     

 

名残の梅の花や桜の花も咲き出して彩りを添えていました。2階から見下ろした庭には咲いているのは桜でしょうか…塀や門の向こうは「兼六園」です。

     

     

     

 

一階の各部屋には障子の腰板に春の蝶や花が画かれていて注目でしたし、謁見の間は豪華な欄間にも注目でした。二階は各部屋の壁や天井に趣向を凝らしていました。二階の屋根は「こけら葺き」…サワラの薄板を使い、竹の釘で止めてあるそうです。

     

     

 

「雛人形・雛道具特別展」はこの時期ならではの企画で各部屋と廊下にたくさんの展示がありましたが、どれも撮影禁止でしたので絵葉書から…

       

 

たくさんあったお雛様の一つ「有職雛(ゆうぞくびな)」…長顔系のお雛様で寛永雛、享保雛の流れをくむお雛様です。1750頃のものだそうです。

     

 

こちらは「次郎左衛門雛」…丸顔系のお雛様で室町雛の流れを汲んでいるそうです。ここに残されたお雛様の中では最も大きなもので、1760年頃のものだそうです。

     

 

たくさんのお雛様の段飾りや雛道具たちはどれも注目でした。蒔絵の豪華な雛道具がたくさんありました。

     

 

雛道具の中には蒔絵のものばかりでなく、切子ガラス(ギヤマン)もありました。陶器のものも…いずれもとても小さなものです。

     

 

こちらは「群青の間」の様子です。色鮮やかな群青はフランスから輸入された「ウルトラマリンブルー」を使っているそうです。ベンガラ色の壁色とも相まって見事でした。この色壁が熱海にある根津嘉一郎さんの別荘だった「起雲閣」にも生かされていて、そちらも見事な群青の間がありました。

     

 

いつの日にか訪れたいと思っていた「成巽閣」ですが、お雛様の時期に訪れることが出来て良かったです。たくさんのお雛様と雛道具に出会え、見事な部屋や庭を眺め。感激の一時でした…

     

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