錆鉄人は現在66歳、年金は繰り下げ受給を選択し、現在はもらっていません。
65歳になる前に年金支給方法を選択する案内が来た時にいろいろと調べ、計算してみて繰り下げ受給を選択しました。
繰り下げ受給を行うと、1月の繰り下げで0.7%支給額が増え1年では8.4%の増となります。
つまり年金額が年額で100万円の場合、1年繰り下げれば108.4万円となり、死ぬまでその額が受給できるのです。
(逆に繰り上げ至急も可能ですが、逆に年金額は繰り上げ1ヶ月に付き0.7%少なくなります。)
65歳の年は受給「0」で77歳までは総受給額がすが、78歳では総受給額が8000円上回り、その後は毎年84000円ずつ差が拡大する事になります。
今どき銀行に預けておいても利息は雀の涙よりも少ないのに、この支給額の増額は大きいのですが、
預金と違って総額が決まっていて利息が付くのとは違い、
例えば75歳で死んだ場合でも差額が貰える訳ではなく、総受給額はかなり少なくなる事になります。
という前提ですが、繰り下げ受給を選択する人はほとんどないのが実態だという事です。
65歳に近づけば誰もが「自分の死」を考えるもので、
早く死んでしまえば損をするというのは避けたいものです。
検索すると ALL About でも
【損をしない年金の受け取り方 「年金繰り下げ受給、何歳から受け取るのが得?}】
という記事で繰り下げした場合の総受給額の比較を行っているのですが、その内容が笑っちゃいます。
それは総受給額の比較を「平均寿命」で行っている事です。
ご存知のように平均寿命とは生まれた赤ちゃんが何歳迄生きられるかを示したもので、
年金を受給する年齢までに事故や病気などで死んでしまった人も含めての平均寿命であり、
比較を行うには65歳の人が何歳迄生きるかという「平均余命」で行うべきです。
誰でも年金を受給する年齢になればあと何年生きられるかを考えると思うのですが、
これを執筆した人は若くてそういう考えに至らなかったのでしょうか?
ALL About といえどもネットの記事をうのみにせず自分で確認すべきといういい見本です。
という事で、数年前の統計で、65歳の平均余命は男性19.6年(84.6歳)女性は24.3歳(89.3歳)
ちなみに1年生きる毎に平均余命は若干ですが伸びます。
(66歳の平均余命は18.6年より若干長くなり84.6歳以上で亡くなるという意味)
計算を簡単にする為、男性は84歳での受給額を満額もらって死ぬと想定してエクセルで計算を行うと・・・
普通に65歳から年金を受給した場合は総額2,000万円なのに対し
1年繰り下げで2060万円、2年繰り下げでは2102万円、3年繰り下げでは2128万円、4年繰り下げでは2138万円、5年繰り下げでは2,130万円
2年以上繰り下げしても総受給額はさほど増えないばかりか、
5年繰り下げでは少なくなってしまうのですが平均余命以上に長生きすれば総支給額は多くなります。
当然、女性は男性よりも5歳も長生きするのですから、繰り下げ受給したほうが圧倒的に総支給額が多くなります。
例えば89歳の受給額を満額受給した場合では5年繰り下げの総受給額2840万円となり、
4年繰り下げと比べて34万円も多くなり、さらに長生きすれば差は拡大するばかりです。
世の中の年金にまつわる論評は貯金を一切使わずに生きていく事ばかりですが、死ぬときに貯金があっても意味はないと思います。
(人生100年時代となれば2000万円年金が足りないとか・・・100歳迄65歳と同じようにお金を使う生活をする人がいるとは思えないのですが!)
正確にいえば、何も出来なくなった時にお金があっても意味はないと錆鉄人は思っています。
錆鉄人と天女は長年「個人年金」を積み立てて来たので、
2人分の個人年金を解約して10年確定年期として受給すれば、ほぼ錆鉄人の年金支給額に相当するので
個人年金の積立を解約し10年確定年金として受給する事にして、年金は繰り下げ受給にする事決めました。
(貯金したものを10年間で引き出すようなもので、途中で死んでも全額支給されます。)
確か70歳迄積立を続けられたと思いますが、銀行に預金するのと同じような低利なので続ける意味はないと思いました。
繰延年数に関しては
錆鉄人は同年代の多くの人より今の所は体力に溢れていますが、その分長生き出来るとは限らないと思うので
やはり理論的には平均余命で考えるべきと考えました。
しかしながら、上記の2年以上繰り下げしても平均余命までの総支給額にさほど差がないという事実に、
早く死んでしまって「受給し損ねる恐怖」も加味し、2年間の受給繰延にしようと思っています。
つまりあと半年です。
おかあさん、元気で長生きしようね!!
65歳になる前に年金支給方法を選択する案内が来た時にいろいろと調べ、計算してみて繰り下げ受給を選択しました。
繰り下げ受給を行うと、1月の繰り下げで0.7%支給額が増え1年では8.4%の増となります。
つまり年金額が年額で100万円の場合、1年繰り下げれば108.4万円となり、死ぬまでその額が受給できるのです。
(逆に繰り上げ至急も可能ですが、逆に年金額は繰り上げ1ヶ月に付き0.7%少なくなります。)
65歳の年は受給「0」で77歳までは総受給額がすが、78歳では総受給額が8000円上回り、その後は毎年84000円ずつ差が拡大する事になります。
今どき銀行に預けておいても利息は雀の涙よりも少ないのに、この支給額の増額は大きいのですが、
預金と違って総額が決まっていて利息が付くのとは違い、
例えば75歳で死んだ場合でも差額が貰える訳ではなく、総受給額はかなり少なくなる事になります。
という前提ですが、繰り下げ受給を選択する人はほとんどないのが実態だという事です。
65歳に近づけば誰もが「自分の死」を考えるもので、
早く死んでしまえば損をするというのは避けたいものです。
検索すると ALL About でも
【損をしない年金の受け取り方 「年金繰り下げ受給、何歳から受け取るのが得?}】
という記事で繰り下げした場合の総受給額の比較を行っているのですが、その内容が笑っちゃいます。
それは総受給額の比較を「平均寿命」で行っている事です。
ご存知のように平均寿命とは生まれた赤ちゃんが何歳迄生きられるかを示したもので、
年金を受給する年齢までに事故や病気などで死んでしまった人も含めての平均寿命であり、
比較を行うには65歳の人が何歳迄生きるかという「平均余命」で行うべきです。
誰でも年金を受給する年齢になればあと何年生きられるかを考えると思うのですが、
これを執筆した人は若くてそういう考えに至らなかったのでしょうか?
ALL About といえどもネットの記事をうのみにせず自分で確認すべきといういい見本です。
という事で、数年前の統計で、65歳の平均余命は男性19.6年(84.6歳)女性は24.3歳(89.3歳)
ちなみに1年生きる毎に平均余命は若干ですが伸びます。
(66歳の平均余命は18.6年より若干長くなり84.6歳以上で亡くなるという意味)
計算を簡単にする為、男性は84歳での受給額を満額もらって死ぬと想定してエクセルで計算を行うと・・・
普通に65歳から年金を受給した場合は総額2,000万円なのに対し
1年繰り下げで2060万円、2年繰り下げでは2102万円、3年繰り下げでは2128万円、4年繰り下げでは2138万円、5年繰り下げでは2,130万円
2年以上繰り下げしても総受給額はさほど増えないばかりか、
5年繰り下げでは少なくなってしまうのですが平均余命以上に長生きすれば総支給額は多くなります。
当然、女性は男性よりも5歳も長生きするのですから、繰り下げ受給したほうが圧倒的に総支給額が多くなります。
例えば89歳の受給額を満額受給した場合では5年繰り下げの総受給額2840万円となり、
4年繰り下げと比べて34万円も多くなり、さらに長生きすれば差は拡大するばかりです。
世の中の年金にまつわる論評は貯金を一切使わずに生きていく事ばかりですが、死ぬときに貯金があっても意味はないと思います。
(人生100年時代となれば2000万円年金が足りないとか・・・100歳迄65歳と同じようにお金を使う生活をする人がいるとは思えないのですが!)
正確にいえば、何も出来なくなった時にお金があっても意味はないと錆鉄人は思っています。
錆鉄人と天女は長年「個人年金」を積み立てて来たので、
2人分の個人年金を解約して10年確定年期として受給すれば、ほぼ錆鉄人の年金支給額に相当するので
個人年金の積立を解約し10年確定年金として受給する事にして、年金は繰り下げ受給にする事決めました。
(貯金したものを10年間で引き出すようなもので、途中で死んでも全額支給されます。)
確か70歳迄積立を続けられたと思いますが、銀行に預金するのと同じような低利なので続ける意味はないと思いました。
繰延年数に関しては
錆鉄人は同年代の多くの人より今の所は体力に溢れていますが、その分長生き出来るとは限らないと思うので
やはり理論的には平均余命で考えるべきと考えました。
しかしながら、上記の2年以上繰り下げしても平均余命までの総支給額にさほど差がないという事実に、
早く死んでしまって「受給し損ねる恐怖」も加味し、2年間の受給繰延にしようと思っています。
つまりあと半年です。
おかあさん、元気で長生きしようね!!
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