前のステップワゴンは丁寧に乗ってメンテナンスも確実に行っていたので
走行距離が31万kmになっても問題はなにもなかったのですが、
山奥の登山口の駐車場や秘湯に行っている時にジェネレーター(発電機)が故障したら大変だと思い
(50万km位まではほかに壊れる所はないと思われるので、
発電機だけ交換しても良かったのかも知れませんが・・・)
結婚35周年を記念して買い替えることにし、2015年7月にステップワゴンRP-1を購入しました。
RP-1に変えて感じたことは・・・
1.燃費が劇的にアップ(満タン燃費の平均でリッター17㎞以上になりました。)
2.アクセルを踏み込んだ時の素晴らしい加速(ターボ効果で2.5L並み)
3.コーナリング性能の大幅な向上(このクラスのミニバンでは抜群)
でした。
問題は、バックランプが左側にしかなく、
しかも純正のバックカメラの性能が悪くてほとんど後ろが分からないという事で、
真っ暗闇でバックする時は車を降りて後ろを確認しなければならない事でした。
(これに関しては、バックランプを超高輝度のLEDに変えてある程度改善出来ました。
ステップワゴンRPの後退燈交換!超感動の爆光!「凌駕」 これでバックも怖くない! )
相対的には大満足と言え、
来年は70歳になる錆鉄人なので、
10年乗っているエブリイは買い替える予定ですが
ステップワゴンはあと10年は乗り続けて廃車にしようと思っています。
という事で、本題のバッテリー交換
ネットを見ればバッテリーの寿命は3年だという説もあり
(どんな使い方をすればそんなに早く寿命が来るのか?
そう宣伝するのは恐らくバッテリー交換で工賃を稼ぎたい整備屋さんだと思います。
未だにオイル交換は3000kmとか5000kmとかいうのと同じです。)
天女さんちのステップワゴンは、5年目(2020年)に車検の時に
バッテリーが弱っているから交換を勧められましたが、
エンジンの掛かりが悪くなってきたわけではなく、まだ早いと交換しませんでした。
今年、7年目の車検の時も、バッテリーが弱っていてほぼ限界ですよと言われましたが、
エンジンの始動性は2年前と同じように問題はなく、
ただアイドリングストップがほとんど効かなくなってきました。
(九州遠征のような長距離を走った時は一時的に回復しますが・・・)
アイドリングストップは気になるので切っておくという人も多く、
錆鉄人的にはアイドリングストップが効かなくても構いません。
ただ、アイドリングストップをしなくなった為に、燃費は15~16kmに低下してきました。
最近はエブリイでの遠征も多くなり、
かつては常に年間3万km以上走行していたステップワゴンも年間1万km以下です。
バッテリー交換は工賃込みで3万円程度らしく、
ガソリンをリッター160円、燃費は15.5kmが17kmに改善するとして計算すると・・・
バッテリー交換による1㎞あたりのガソリン代は0.91円安くなるので
3万円を回収するには約33,000㎞走行する必要があります。
ガソリン車とハイブリット車の燃費の違いを回収するには
10万㎞以上走行しなくてはならないのが一般的と思われ
(雑誌の比較では故意にガソリン車の燃費を悪くしているように感じます。)
それと比べれば投資効果は大きく感じられますが、
天女さんちのステップワゴンの現在の走行距離で約4年、
その頃にはまたバッテリーが衰え、アイドリングストップが効かなくなる可能性があるので
このタイミングで交換するべきかどうか迷う所ではありますが、
歳を取って用心深くなった錆鉄人は、「計算上は損ではない」と考え
(車中泊した翌朝、エンジンがかからなかったら大変ですから!)
バッテリーが弱くなる冬が来る前に交換することを決意したのでありました。
という事で、ネットで互換バッテリーを購入
ステップワゴンRP-1のバッテリーで検索しても、
錆鉄人がひいきにしているパナソニックのカオスには互換バッテリーはなく
整備屋さんのブログを見ると、同等規格のアイドリングストップ用バッテリーを使用している例もありますが、
「純正と同一メーカーの同等規格」のバッテリーを購入しました。
(バッテリーの説明を見ると、単に型番を変えているだけと思われます。)
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箱から取り出すと・・・
この持ち手は下に押し下げると外せますが、作業しやすいので設置してから外します。
ヘッドライトを点けての作業は面倒なので、車庫に作業用のLEDライトを仮設置
(先日の強風で枯れ葉が乱入しています)
バッテリーを外すには、このエアーインテークを外す必要があります。
止めているファスナー2個を外した後、手前に抜き取ります。
ファスナーはマイナスドライバーで数ミリ浮かし、指でつまんでゴソゴソすれば外れます。
ファスナーは下のような構造で、マイナスドライバーで無理やり押し上げると壊れる可能性があるので注意!
エアーインテークを抜き取り、
プラス端子のカバー窓の所のツメ(装着状態ではバッテリーの向こう側)をドライバーで押して外します。
続いて、バッテリー固定金具を取り外します。
ナットは対角10㎜ですが、ネジの出ている部分が長いので六角レンチで外しました。
ネジを半分ほど緩めたらボルトが外れるので、そのまま外します。
(ナットを外すと、固定ボルトが下に落っこちて取り出すのに苦労すると思われます。)
続いては重要な作業、バッテリーのバックアップです。
これをしないと、車のメモリーが失われてしまい、
ディーラーで再セットアップしてもらう必要が出れば(当然、有償!)
何のために自分で交換したかわからなくなってしまいます。
錆鉄人は車中泊用のサブバッテリーがあるので、それと車の端子を接続しました。
ケーブルは、昔(数十年前)はバッテリー上がりって結構起きやすかったので、その頃に買ったものです。
呼ぶバッテリーや交換用ケーブルがない人は、メモリーバックアップを買いましょう。
2000円弱なので、交換工賃(1.5万円~2万円?)を考えれば安い出費です。
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バックアップをしたら、いよいよバッテリーから端子を抜き取ります。
抜く順番はマイナスから、装着する時は逆にプラスから。(逆に行うとスパークが飛び危険です。)
続いてプラス端子を外し、それぞれ邪魔にならない位置にずらしておきます。
(バックアップバッテリーとつながっているので、プラス端子を金属部品に接触させないこと)
いよいよ古いバッテリーの抜き取りですが、重くて出っ張りがないのでこれが一番大変かも?
(新品の取っ手を付ければ良かったような・・・)
これまで一度も補充した事はありませんが(もしかしたら定検時にディラーで行っていたかも?)
バッテリー液は2/3位でした。(装着した状態では液面の確認が困難です。)
新しいバッテリーを設置
外す時とは逆にプラス端子から締め付けます。
続いて、マイナス端子を締め付けてから、バックアップケーブルを外し、
バッテリー固定金具を装着します。
注意すべき点は、ボルトをまっすぐにしてナットを適度に締め付ける事
(いくらでも締め付けるとどこかが壊れます。
バッテリーが動かなくなったらナットを1回転程締め付け、走行後は緩んでいないか確認しましょう。
最後にエアーインテークをはめ込み、ファスナーを差し込んで固定したら作業終了!
取り外したバッテリーは車中泊用のサブバッテリーに使用しますが、
廃棄するならオートバックスで無料で引き取ってもらえるという話です。(錆鉄人は未確認)
バッテリー交換は工具がそろっていたら30分程度で終わる作業で
ステップワゴン以外でも基本的に同じ作業なので、誰でも出来ます。
(あくまでも交換は自己責任で・・・)
必要な工具は・・・(交換用バッテリー以外に)
1.メモリーバックアップ(予備バッテリーと接続コード)
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2.マイナスドライバー
3.10㎜六角レンチ(スパナ)
勿論、新品のバッテリー
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