全豪テニス 準決勝観戦

2014年01月24日 | マイブーム -
ロジャー・フェデラーの 全豪 2014 が 終わった。
      決勝に進むのは、ナダル・・・。

   私の全豪も、ほとんど終わったョ。 虚脱感、たっぷり!
   実質的な決勝戦みたいなものだと思うけれど・・・
   やはりナダルは強かった。
   技術もフィジカルも、最高の時期かもしれない。



フェデラーの準決勝・・・
バックハンドが多かったナダル戦は、打たされている感じだったし、
プレースタイルの試みが まだ完璧に仕上がっていない印象がした。
 <ネットプレーを取り入れた攻撃的なスタイルを模索中>

けれど、昨年後半よりは、随分と落ち着いていたし、今後の練習で
また新しい展開が見られそうな予兆を感じた。
ボレーも、まだ進化しそうだし・・・。




それにしても、魅力的な二人。

ナダルも、フェデラーも、力が入っていたように思った。
二人のマッチは、期待感が多すぎて、興奮しすぎて・・・いかんネェ。
私は、つい声が出てしまって・・・ ぐったり疲れたョ。
日曜日は、お出かけだなぁ、これで・・・。



 ※ フェデラーが リスペクトしている国枝選手が、全豪車イステニスで優勝。
     素晴らしい。 おめでとうございます。

期待のマッチメーク実現!

2014年01月22日 | マイブーム -
グランドスラムの上位決定戦では ・・・ 久しく見ていない
ナダル Vs フェデラー 」 戦が 実現する。

全豪オープンテニスの準決勝だ。
今日のナダルもフェデラーも 共に、1セットを落として、
勝利を手にした。

    


「 二強時代 」 の二人の試合は、本当に面白かった・・・。

今年、フェデラーは、昨年よりも髪を伸ばしたことで、
全盛期の風貌に戻った感じがする。
また、登場の時の風格とか、試合中のポーカーフェイスや、
とられたら確実にとりかえすところとか・・・
全てが戻ってきているような印象がして、とても嬉しい。

昨年復活したナダルのように、フェデラーの復活を期待しつつ、
やはり二人の試合が見られる喜びを、ひしひしと感じている。


  しかし、マレーは、やっぱり簡単に勝たせてくれない。
  そういう強さが、すでに備わった選手になった。
  マレーは、万全ではない体調だったかもしれないのに、
  第3セットのタイブレークを粘って、勝ち取ったくだりは・・・
  ものすごく集中して観戦した。
  いい試合だったと思う。



全豪オープン 第四回戦

2014年01月20日 | マイブーム -
今年初めてのテニス (グランドスラム) ライブ観戦!

ナダル Vs 錦織圭」 、そして、「フェデラー Vs ツォンガ」 の
二つのゲームを満喫した。

錦織選手は、完全復活した世界王者ナダルを相手に善戦。
ものすごく強くなったし、存在感もあって、成績もタイブレークに
もつれ込んだ接戦のセットで、成長を感じる試合だった。
きわどい試合で、本当に 「勝利まで もう一歩」 という印象がした。
負け越してしまったけれど、錦織選手はとても良かったと思う。
特に第3セットは、手に汗にぎる状況が続き、私は熱くなってしまった。
  (松岡修造さんの顔が浮かんだョ・・・)





フェデラーは、昨年の全米以来のグランドスラム観戦だったけれど・・・
登場の第一印象で、 「 勝てる! 」 と感じた。
赤いユニフォームだけではない、言葉にできない雰囲気があって、
第2セットは ツォンガ選手に常に先攻されていたにもかかわらず、
私は微塵の焦りも感じず、本当に安心して観ていられた。
赤は闘争心を掻き立てる色だけど、それだけではない感覚的なもの!
昨年は怪我に苦しんだ一年だったが、体調はいい感じに思えたし・・・
家族がまた増える喜びはフェデラーにとっては嬉しいことだろう。
(できれば、今は双子の女の子だから、次は男の子を頼む!)
フェデラーそっくりな男の子が産まれると良いのになぁ。
試合前も、いつものように 少年に 笑顔で話しかけていて 好印象だ。
解説者は、雄叫びをあげ、ラケットを投げ捨てるツォンガの姿を見て、
フェデラーのプレー中の行為 (いつも冷静でいること) に対して
言及していた。

ベスト8 (41回目でタイ記録) に進んだフェデラーは、次はマレー戦だ。
昨年の不調をふまえて、コーチを変えて、ラケットサイズも変えて、
違ったプレースタイルを模索中らしく、現在はその途中だ。
新しい命の誕生を祝うように、今年は優勝をもって 復活を期待したい。



今年は、多くのテニス選手が、コーチを変えてきた。
思い返せば、マレーは、勝てない期間が続き、コーチを変えた途端に
翌年から 勝ち続ける選手になった。
練習スタイルや、冷静なプレー分析やアドバイスは、コーチによって
的確に もたらされ、それを機に 勝利を手にする選手も多いから・・・。



しかし、久しぶりのかぶりつき観戦後は、「くたくた」 だ。
テニスの試合を、みっちりと2ゲームライブ観戦するというのは、
大作映画を二つ続けて鑑賞するようなものだ。
集中している状況と、ドキドキしながら観続ける臨場感は 最高だ。

  全豪オープンの勝利者インタビュアーは、ジム・クーリエで、
  いつも中身の濃い内容だ。 時々、面白い時があって・・・
  今日は、靴下を二足重ねて履いている事について聞かれていた。
  私自身は、 「そんなの どうでもいいじゃん」 と思いつつ、
  はにかみながら答えるフェデラーの姿が、微笑ましかった・・・。


今年の 「 箱根駅伝 」

2014年01月03日 | マイブーム -
今年の 「 箱根駅伝 」 の往路・復路が 終わった。

「 タスキの重さ 」 が わかる人だけが魅了される 「 箱根駅伝 」。
ある意味では、日本人らしい精神性の尊重のようなスポーツ。
駅伝は、個人プレーではなく、チームワーク重視の典型だし、
そこに ( 後から ) 結果がついてくるというもの・・・。
だから、自然と感動が生まれるし、繋げていく大切さを感じる。
箱根駅伝で 「 伝統 」 や 「 歴史 」 という言葉が語られるのは、
各大学の長きにわたる先輩たちの想いがあってのことだ。


東洋大学の完全なる勝利。  ダントツの記録で、総合優勝!
選手ひとりひとりが攻める姿勢で、「 一秒を削り出す 」 ことに
真摯に取り組み、懸命に走ったからこその勝利だったのだと思う。
東洋大の酒井俊幸監督は、就任当時は 「わ ・ わかすぎる・・・」 と、
正直 ビックリしてしまったが ・・・ 今や、陸上部監督としての実績や
風格のようなものが身についたように感じた。  ( まだ 37歳 )
もしかしたら、見慣れただけかもしれないが ・・・ それでも、
毎年のように上位争いをしている “ チーム力 ” は 凄いことだ。
東洋大は、双子エース・設楽兄弟が卒業する今年、これからは・・・
服部兄弟が エースとして頑張ってくれそうな可能性を 感じた。




数年にわたって見守ってきた有名選手が ごそっと卒業して、
翌年に また注目選手が出てくるというのが、「 箱根駅伝 」。
ただ、大学生にとってみたら、社会に出てからが人生の本番だ。
その礎になるものを培って、育て上げていく大事な時期が 「 今 」。
だから、勝敗だけにこだわらず、準優勝の駒沢大学の皆さん、
もっと前向きに 自分たちの努力を たたえ合おうよ!

充分頑張ったじゃないのョ・・・と、褒めてあげたくなった。
“ 自己承認も大切な要素だ ” と、私は思う。
駒大の無表情が・・・あまりにも切ない感情を呼び覚ましてしまった。
まだ、悔しさが伝わる表情であれば、私自身は安心できたのに・・・。


その他にも、たくさん、たくさんの印象的なシーンがあった。
お疲れ様でした。 
感動をありがとうございました。



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今年も、昨年同様、スポンサーさんの素敵な駅伝CFが見られた。
今回は、過去の歴代区間賞を取ったランナー5名の 「 タスキ渡し 」 を
テーマに、制作されていた。
ちょっと感動!     < 毎年、ありがとうございます >
出演: 服部誠 ・ 瀬古利彦 ・ 藤田敦史 ・ 今井正人 ・ 柏原竜二

錚々たる名選手にご出演頂き、箱根駅伝を走る未来の選手への想いを語っていただきました。
過去の名選手は、どのような想いを襷に乗せて箱根駅伝を駆け抜け、その想いは世代を超えて
未来に受け継がれていくのでしょうか。
5人の熱いメッセージは、箱根駅伝ファンだけでなく、箱根駅伝を目指す若い世代の方にも
ぜひご覧いただきたいTVCMです。      ~スポンサーHPサイトより~


箱根駅伝 「花の1区」

2014年01月02日 | マイブーム -
今日と明日の二日間は、「箱根駅伝」。

わくわくどきどきのスタートとなったが・・・
これは大会記録を突破するスタートで、
各大学チームのエースが揃ったメンバー構成だ。

通常は、「花の2区」というけれど、今日は「花の1区」だ。
これから箱根駅伝のテレビ観戦に没頭する予定。




元旦の 「 ニューイヤー駅伝 」

2014年01月01日 | マイブーム -
三ヶ日の「駅伝」は、私の決まり事のようになっている。


今年も、応援しているランナーを中心に注目して、
何事もなく、無事に、「ニューイヤー駅伝」が終わった。

今井正人さんの今年は、昨年同様 「花の4区」 で、
17位でタスキを受けて、5位で渡すという・・・またもや
興奮する素晴らしい結果を残した。
昨年の 「区間賞」 は9秒差で取れず、2位に甘んじたが、
それ以上に 「負けん気」 が感じられる走りだった と 思う。

笑顔で声をかけながら、前の走者を迎えて、
どんどんと抜いていく走りは爽快だった。
追いつかれると 白い歯を食いしばり、また引き離し・・・
また前を目指して走る。
こんな単純なことが、なかなかできないものだ。


タスキを繋いだ後は、また深々と 一礼をした・・・。
敬意を払う・・・いつも通りの誠実な今井さんの行為だった。
昨年のニューヨークシティマラソンは鑑賞できず、残念だったが、
注目の川内選手など多数をおさえて、日本人首位だった。
今年もまた身体に気をつけて、頑張って欲しいと思う。



今井選手が所属の「トヨタ自動車九州」は、昨年と同じで 総合2位。
あと一歩だぁ~~。
来年に期待をかけて、ぜひ優勝してほしいところだけれど、
順位に関係なく、一生懸命な走りが見られるだけで、私は嬉しい。




しかし、「トヨタ自動車九州」は、実業団の中でも高卒の選手が
かなり多くて、箱根駅伝の注目選手以外は知らない私にとって
新鮮なチームだ。
「大学進学をしたハンカチ王子」と「プロ野球に進んだマー君」を
参照する如く、若くして一線の実業団に入ることに対するメリットを
感じることも多い。
大学時代は学費を支払い、経験という名のもとの “ 遊び ” に興ずる
学生が多いため、「時間を有効的に使うこと」 の大切さも感じる。
実業団は社会人なので、お給料がでるわけで ・・・学費を払うのとは
大きな差があると思う。

昨今は、就職難で、昔のように学歴が過剰に尊重される時代でもなく、
同時に 「働ける環境」 と 「自立できる立場」 を手に入れるのは・・・
なかなか良いことだとも思う。
今日の駅伝でも、20歳のランナーが頑張って、「トヨタ自動車九州」 を
2位まで押し上げることに貢献している。
普通ならば、箱根駅伝に出場している年齢だ。


人生いろいろ・・・。
選択もいろいろだから、これから社会に出る若人は、熟考して
自分の人生 ( 生活 ) を考えて欲しいと思う。

やりたいことが、生活の安定に結びつくのなら、
これに越したことはない。
素晴らしいことである。

織田信成選手の引退

2013年12月24日 | マイブーム -
今年、怪我から復調して、結果も良かった織田信成選手。

全日本のエキシビションで、突然、涙ながらに引退を宣言した・・・。



長きにわたって共に闘い、たたえ合ってきたスケーター達に囲まれ、
新しい活動 (指導者を目指す) に 進むため、競技人生に終止符を打った。






くしくも、今年の全日本選手権は、織田選手と高橋選手の「男子二強時代」を
思い出した大会だっただけに、非常に感慨深いものがあった。

「大ちゃんがいたから、がんばれた。」・・・と語った織田選手。
私個人は、何故か、トリノオリンピックの代表選考を思い出したりして・・・
いろいろあった出来事と、男子フィギュアの軌跡をしみじみと感じたりした。

     二人は良いライバルだったのかもしれない。




十代の幼い頃から、リンクでしのぎを削り、お互いを意識し合ってきた二人。




関西大学大学院所属の二人は、男子フィギュアスケート界のある時代を
確実に席巻していた。




2013 Daisuke Takahashi SP

2013年12月24日 | マイブーム -
一夜開けて、興奮さめやらず の 我が心・・・

今年の素晴らしい演技を胸に、 メリー クリスマス !


Daisuke Takahashi 2013 SP 「バイオリンのためのソナチネ」



  予想通り、つぶやきやブログでは、たくさん取り上げられている。


混戦のソチ日本代表選出!

2013年12月23日 | マイブーム -
今年の 「 全日本フィギュアスケート選手権 」 は、過去になかったほどの
壮絶な戦いとなった。
日本中が注目する五輪選考会だということもあり、緊張感は凄かった。


テニスのフェデラー&ナダルの 「二強時代」 が、現在は 混戦を極める時代に
なってきたように、日本男子フィギュアスケート界も、若い選手が育ってきて、
高橋大輔&織田信成の 「二強時代」 を、懐かしく思い浮かべる大会になった。


時間は 留まることなく流れるが、その時々に・・・
選手層の活躍事情も、選手自身のコンディションも 巡り巡って 変遷する。





日本のエースとして、この男子フィギュアS界を牽引してきた高橋大輔選手は、
怪我のために棄権したGPファイナルの後で、充分な練習をすることができず、
(その怪我のために) 全日本選手権は 5位に撃沈した・・・。

しかし、故障箇所に水が溜まるほどの体調でありながら、ジャンプの練習も
充分にできなかった状態で、よくあそこまでの演技ができたものだと思うが・・・
フィギュアスケートもスポーツなので、結果としては自ずと数字にでるのが、
たまらないことではある。

 SP : 納得できない、悔しさが伝わる表情だ。



二日目のフリースケート = 「ビートルズ・メドレー」。
本人の演技と存在は、FSの流血や 無念の涙によって、またもやドラマチックな現実を
私たちに経験(共有)させてくれたけれど・・・
高橋選手は、調整方法、大会に向けた姿勢や 体調の管理等の先シーズンからの課題が
うまくいかなかったゆえの怪我だったように感じるがために・・・ 個人的には・・・
本当に複雑な感情でいっぱいになった。
そのあたりの微妙な部分は、一番、高橋選手自身が感じていることだろう。


 転倒により手を切って、流血!


演技後、想いがあふれる表情!     




  そして、笑顔で、観客に丁寧なお礼をした高橋選手。
  彼は、この時、もう「これで最後だ。」と思っていたのだろう。







しかし、幸運にも、過去実績と怪我前の結果によって、選考基準に達しており、
オリンピックの日本代表選手として選ばれたことが、何よりも嬉しいことだ。



応援している高橋選手には・・・目標としてきた 「 ソチ 」 に対する希望が途切れず、
“有終の美を飾れること” と、“ソチオリンピックのリンクで活躍できること” を、
ただ心から祈るのみだ。
小塚選手や織田選手の想いを背負って、後悔のない 「 貴重な時間 」 を過ごして欲しい。

経験豊富な高橋選手ならではの働きや、存在感からの求心力は、必ず あるはずだからー。



   まずは、負傷箇所の治療と同時並行で、今後の展望について、徹底的な設計を
   立てた上で、来年のソチに のぞんでほしい・・・と感じる。

   私は、ずっとラストシーズンの終わりまで、応援していく・・・。



それにしても、今回の思わぬアクシデントにより、高橋選手に向けた人々の気持ちが、
ものすごいパワーとなって、沸き起こって、団結して、大きなうねりを引き起こした。
彼の演技や、存在感は ・・・ 観る者の心を掴み、引きつけて放さないからだろう。
今回、簡単にいかなかったからこそ、ソチの代表選手として選出されたことに対して、
おそらく “ 何か 強いもの ” が芽生えたはずだ。
それを礎にして、来年に向けて、気負うことなく、精進してほしいと思う。

 
  他選手も同様に皆、応援しているから、来年は ソチリンクで暴れてほしい。

サムライブルーの踏ん張り

2013年09月10日 | マイブーム -

今日現在のベターチームが、スターティングメンバーとして
ガ―ナと闘った。

そぼ降る雨の中、前半は 「いつもの展開で、決定力不足 」 が・・・
後半は逆転で、香川・本田・遠藤選手のゴールで、快勝





依然と違ったのは、メンバーが りりしく 運動量を増やして、
走りまわってくれたことだ。
FWも、早めに戻って、ディフェンスをしたり、
ボールも果敢にカットしていこうとする姿勢が見えたり、
受け身ではない 精神的な変遷 が 感じられた。



代表メンバーが、一緒に、試合に 臨めるのは 少ない。
数えるしかないのだ。

来年の6月は、待ってくれないから、ブラジルに行くしかない。
その時に、其々が、どんな状況かは 分からないけれど、
意志の疎通をはかり、相手を信頼して、経験を積んだ自分を
心から信じて トライするしか・・・ないのだろう。

充分な練習時間がない中で、ザックジャパンは 挑戦して、
日本の存在感を誇示していかなくてはいけない。



今日のように、個々の意識が、運動量や攻守のプレーに
反映されるだけに、とにかく、共有感を忘れず・・・
これからの数か月を 過ごしてほしい。

スポーツは、本当に 「 嘘のないドラマ 」 だ !

It is pleasant to see a sport.

競り勝つための 「 要素 」

2013年09月10日 | マイブーム -
全米オープンテニス:男子シングルス ファイナル!
面白い試合になった。

東京五輪の招致プレゼンのように、勝者には 「 勝てる要素 」 が
あって、それは誰の目にも 伝わるものだーと感じた。


 ウインブルドンもそうだが、ロイヤルシートが華やかだ。
 多くのハリウッドスターが顔を並べていた。 私としては、
 久しぶりにショーン・コネリーを見られたのは良かった。

 ナダルはスペイン出身だから、スペインの王妃も観戦していた。



試合は、新聞や業界紙記者も、ナダルが優勢だという予想。
しかし、ジョコビッチは 自分が得意のハードコートだから、
ハードコートが不得意なナダルに 果敢に挑んで行く・・・。
56ショットのラリーがあったり、気迫のこもったボレーも
たくさんあって、先が見えない 「 せりあい方 」 だった。




しかし、最後に勝ったのは・・・ ラファエル・ナダル。

相手より、「 勝とう 」 「 勝ちたい 」 という意欲が見えたこと。
エラーが少なかったこと。 確実に決めていったこと。
また、落したポイントの後に、自分がとり返すメンタリティー!

そして、何よりも、攻め続けることで、最大の防御になり、
結局は それらの要素が 全て備わったナダルが 競り勝った。

ナダルは、昨年は ( 怪我で ) 全米には出場していない。
3年ぶりの2度目の優勝。 特別の感慨だろう。

勝利が決まった途端、コートに倒れ込んで、歓喜にむせぶナダル。
彼にとっては、苦難のツアー休息の時間があってこそ・・・・・
さらに「 勝ちたい気持ちの強さ 」 が、備わってきたのだと思う。



     
世界ランク1位と2位の対戦だから、現在の総合レベルでは
順当であるのだけれど、来年はわからない。
テニスは、あらゆる要素が かみ合ってこその勝利なので、
私からしたら 面白いのだ。

未だ 「生涯グランススラム」 をジョコビッチは 成し遂げていない。

とにもかくにも、テニスの奥の深さを堪能した全米オープンだった。

現実を受け留めつつも、私はやはり 「 ロジャー・フェデラ― 」 を
心から応援する。
完全無欠の勝者として復活したナダルのように、
ロジャー・フェデラ―の復活 を 心から祈り、強く信じている!


   
   国枝選手が、五連覇達成ならず。
   残念でした・・・。
   

明暗分ける 「 タイブレーク 」

2013年09月09日 | マイブーム -
全米オープンテニス、女子シングルは、
セレナ・ウイルアムズが優勝。

「二連覇か、やっぱり!」 ・・・というのが、ダイレクトな感想だ。
アサレンカとの決勝だったが、また 米国のセレナが制した。

タイブレークの際どさ を 感じる試合だったが、
フルセットマッチで、熾烈を極める結果となった・・・。

セレナは、31歳か32歳だったと思うけれど、
相変わらず、パワフルで個性的なプレイヤーだ。
今日も、男子顔負けの203キロのサービスエース!
怪我・病気からの復活後、彼女はさらに強くなった。



明日の早朝は、男子の決勝となる。
ナダルとジョコビッチだ。
予想 (というより、個人的な希望かな) では、ナダル。
彼は、膝のテーピングがなくなって、凄く調子がいい。
全盛時代と同じ動きをしているし、“ 勝つ力 ” を感じる。

私個人は、正午から打合せがあるので、
なんとか順当に結果が でてほしいものだ。



全米オープンのために、早起きが癖になって、時々徹夜もした。
グランドスラムが 毎日 観戦できるなんて、稀なことなので、
今回は日々堪能しまくった。
疲労感はあるものの、ライブの臨場感には勝てないし、
プレイヤーの体調と試合内容を追っていくのは、なんとも
面白くてたまらなかった。
マレ―の敗退他、予想したものは、かなりあたったし、
長年の観戦から過去の姿を思い描いたりしたりして・・・
非常に楽しい二週間だったと思う。

男子の決勝、明日までは、とにかく熱気を送りたい。

全米テニス 四回戦観戦中!

2013年09月03日 | マイブーム -

ロジャー・フェデラ―の全米が終わった・・・。

第四回戦、敗退。

 


予定ではメインコートの第三試合が、雨の中止で何時間も待たされ、
結局は・・・コートも変わり、読めない状況の中、気がついたら
(今朝起きたら) 1セット目をとられていた。
私も、ずっと徹夜をして待っているわけにもいかなかったので、
仕方がなかったが・・・・・1セット目を観られなかったことが
とても残念だ。
この1セット目が、最後まで影響を与えたと思う。
ほんのちょっとしたことで、試合の流れが決まってしまう。
何度も何度もチャンスを手にしながら、決定力に欠けてしまった・・・。

彼は、いつも平常心のような姿勢で、顔色を変えないが・・・
第一試合の時に、勝ちを急ぐかのような動揺したフェデラ―を
ほんの少し観たけれど、今日は 全体的に そういう印象を持った。
今まではあまり感じなかった、焦りが出ていたプレー。
相手のリターンを読んで、頭脳戦のように 想定していないところに
打ち込んで行くことが多かったフェデラ―だけに、今日は・・・
そういう場面が少なくなったのが痛いところだ。 
相手の攻めの気持ちが強かったとはいえ、彼のミスも多かった。
今まで負けたことのない選手でありながら、不本意な結果となった。
次の試合は、順当に勝てば、ナダルだったかもしれないのに・・・。

フェデラ―の試合が終わった途端、ちょうどメインコートでは、
ナダルが同じように1セット目を落とした。


私も、どっぷりと疲れてしまった。

このところ、自分の心が かき乱されることが多く、いつもどおり
対応して、平常心で過ごしていくことの難しさを感じている。
昨日も、落ち込むことがあって、なんとなく元気がない感じ・・・。


    

マスコミの言いたいホ―ダイ報道は、フェデラ―の精神性に
何も影響を与えていないはずがない。
特に、「フィジカル面の低下」 を指摘されると、それは当然のこと。
けれども、31歳目前の時も、全英で優勝している。
今年の全米も、32歳のヒューイットが、24歳の長身:デルポトロを
フルセットで闘って、競り勝っている。 スゴイ試合だった。
何よりも、強い 「勝ちたい気持ち」 が、勝敗を分けることが多い。
是非とも 怪我を治して、今は絶好調のナダルのように、復活してほしい。


フェデラ―の焦ったようなプレー、ミスの多い単調なプレーは、
可能な限り、観たくはないが・・・・
それでも、王者が敗退していく時の 「潔さ」 や、 「ねばり」 は、
私にとって 学ぶべきものがたくさんある。
私は、彼の “人としての素晴らしさ” に魅了されているから・・・。

今回は、深夜であろうが、昼であろうが、ライブで全ての試合を
観戦して、フェデラ―を追いかけてきた。
余裕のある往年のプレーも観戦できたが、やはり早めの敗退だ。

   

フェデラ―が敗退したことで、全米をイレギュラーのスケジュールで
観戦することが、私には なくなった。
来年、彼がまた、どのような試合を こなしていくのか・・・
そちらに注目したい。

マッケンローが、「もう二度と、フェデラ―はグランドスラムでは
勝てないだろう 」 と断言したが、その言葉を くつがえしてほしい。
今年は、怪我で苦しんだからこその(周囲の)様々な反応だったが、
身体と心は連動しているから、心身のリカバリーが必要になる。

試合後、彼は、「この数カ月、体調が 安定しなかったのが 要因だ。
自分でもショックだが、練習するしかない 」 とコメントしている。

私も、同じような状況なので、ここで、踏ん張りたい!


   
それにしても、やっぱり全米は、屋根をつけてほしいなぁ。
いまかいまかと・・・何時間も、待たされるのは・・・
プレイヤーにとってもファンにとっても、キツイ。
フェデラ―は、第一試合も、雨で順延になった・・・。


全米オープン 第一回戦

2013年08月28日 | マイブーム -
全米オープンテニスのことだ。

昨日、自分の予定を変更してまで生観戦をしようとしていたのに、
雨で順延となってしまったロジャー・フェデラ―の第一回戦を、
今、ライブ観戦したところだ。

ライブにこだわったのには、理由がある。

ウインブルドン以来、フェデラ―のフィジカル面の低下を
指摘されて、「 4強時代から3強時代へ 」とまで言われた。
腰(背中)の故障を理由に、欠場もあったので、非常に心配で・・・。
どうしても、初戦は 全試合を観戦しておきたかったのだ。

   

彼は超一流の芸術的プレイヤーだから、ちょっとしたことでも、
マスコミには過剰に言われる。
注目されているからこその現実だ。
   今週は NYタイムズ誌で カラ―6Pの特集が組まれているらしい 


   

今年の全英:ウインブルドン。
多くのベスト10選手が 去って行った。
フェデラ―もそのひとりであり、まさかの二回戦敗退だった。
久しくそういう結果はなかったし、芝の状態が例年と違って、
彼自身の体調も芳しくなかったので、結果がついてこなかった。

今日の試合を観るからには、少し戻ってきているようで、
フットワークは軽く、サービスエースも決まっていた。
いつもと違う印象を受けたのは、フェデラ―自身が 繊細に
慎重に ゲームをコントロールしていたことだ・・・。

「 試合に集中すること 」 
「 自分が勝てると信じること 」
「 ちゃんと準備をすること 」
 etc.,


彼が気をつけていた幾つかのポイントをちゃんと感じとれたし、
修正ができていたように思えた。
少し前には、ハードな練習をして、鍛えているということだったが、
今日は キレキレのサーブが決まっていた。



昨日放送されたスポンサーがらみのパーティのホストをつとめたり、
マスコミ対応に気楽に笑顔で応じるフェデラ―は、世界ランクに関係なく
王者の風格(品格)が 備わっていた。
華もあって、やはり、魅力的な人だと感じる。
スマートだし、管理能力がある(切り替えができる)プレイヤーだ。

    

32歳にもなると、「体力低下だ」 と指摘され、引退時期についての
質問ばかりが飛び交う。
しかし、フェデラ―自身は、引退の意思は全くないようで、まだまだ
果敢に チャレンジしていくそうだ。
今回も、「テニスも楽しいし、自分はやれる!」 と 言い放っている。

その一方で、彼が “ 結果と周囲の反応を冷静に 受けとめている ” と
思ったのは、第一試合の 「 きりっとした緊張感 」を観た からだ。
第一試合から、気を抜かず、丁寧に試合をこなしていた・・・。


グランドスラムには、魔物が住んでいるから・・・ 初戦の錦織選手も
まさかの敗退で、初日から 格下の選手に あっさり負けてしまった。
シード11なんて希望的な位置につけたのに、本当に残念だったが、
膝のテーピングをはずしていくのと同じ速度で、錦織選手のリターンに
顕著な変化が でてきてしまった。
フェデラ―にとっても、シード7 (世界ランク七位) なんて・・・、
これまでは ありえない現実で、心を痛めていたのは 私も同様だった。

少なくとも、今日の試合においては、美しいゲームさばきは健在だった。
ラインぎりぎりに打ち込んでくるところも変わらず。
あとは、第二回戦、第三回戦と、一つ一つの試合を大事に、
勝ち上がっていくのみ―。

痛めた腰の状態が万全かどうかは、もっと勝ち進んでいかないと分からないが、
準々決勝であたるナダル戦までは 勝ち進んでほしい。
自信を取り戻したのも、前回のナダル戦だったし、勝敗に関係なく、
フェデラ―対ナダル戦 は (個人的には、一戦でも多く) 観たい~!!

     

予定が順延になったことで、今朝は4:30に目覚まし時計をセットしたら、
まさに始まる直前だった。
時間的な読みがあたって、最初から観られたことは良かったが・・・
試合が終わった途端に、いきなり眠さが襲って来ている。
全英・全仏・全米は時差がきつくて、ライブ観戦には気力&体力が必要。
それを押しても、今日のフェデラ―を観られたのは、とても良かった。
彼の澄みわたったブルーのユニフォームのように、晴れやかな気分だよん。


  ※しかし、全米コートは、早く屋根をつけてほしいものだ。

暑い Moscow 男子マラソン

2013年08月17日 | マイブーム -
「 世界陸上 」 、男子マラソン。

初日の女子マラソンと同じように、暑い激走になった。
モスクワらしい道路を巡回するコースで、景色も美しく
興味深く、観戦できた。

   

中本選手が5位で入賞。 おめでとうございます。

暑さを制した選手が、上位で走ることになった・・・。
市民ランナーの星:川内選手は暑さに弱く、今回は18位。


日本の参加者5名の内で、私が、一番注目していたのは藤原選手。

箱根駅伝で 応援するようになって、その後、マラソン国内学生新を
たたき出して、一躍、時代の寵児になった時期があった。
まさに、攻めの姿勢だったから、非常に魅力的に見えたランナー。
大学生の頃、彼の個人HP ( 現在はなし ) を 訪問したりしたが、
2003年の世界陸上棄権の報道には、かなり落胆したものだった。

名前を聞かなくなって数年後、東京マラソンで、激的な復活を遂げて、
攻めのレースを何度か観戦するたびに、再び応援している自分がいた。

10年前の記憶が、私の中にも、生々しく残っている・・・。

その藤原正和選手が、笑顔で 完走した。
私にとっては、本当に 喜ばしいことだった。
人知れず、苦労した数年間があったことなど、詳しくは知らず、
久しぶりに突然 復活したように感じていたが・・・・
密度の濃い時間が、藤原選手にも流れていたのだろうーと思う。
だから、個人的には、感慨深いものがあった。



32歳が二人、30歳が一人、26歳が二人という層の厚い男子ランナー。

マラソンでは、30歳なんて、海外ランナーを見ても、まだまだ・・・
という印象がする。

藤原正和選手が大学生でありながら、実業団の選手と競い合ったように、
現在は10000mをはじめ、マラソンも大学生が挑戦する時代になった。

日本のマラソン界黄金時代を、再び復活できるように、若手もベテランも、
個々に、頑張ってほしいものだ。



余談だが、世界陸上は、ペースメーカーがいないので、
マラソンの醍醐味が感じられて、また、ランナーの “ かけひき ” や、
順位の入れ替えが、( 観戦者としては ) とても面白い・・・。

ランナーの駆け引きは、時代を反映しているように、年ごとに変化し、
そのあたりも興味深い。 
私にとっては、予定調和的なペースメーカーは、乱れると面白くないし、
乱れなければもっと面白くないので、ペースメーカーのいないレースが好きだ。
今日のマラソンも、かなり注目して、楽しませてもらった。



中本選手、入賞、おめでとう ・・・
アフリカ勢集団と正面から闘っていた姿は、りりしく感じられたレースでした! 
( 一時はメダル圏内で、走っていたから、凄いことだと思う )