「iPS細胞」 が 実用化へ

2013年06月28日 | 社会 -
厚生労働省が、臨床研究計画を了承したことで、ついに実用化へ
一歩踏み出した 「 iPS細胞 」。

その臨床研究は、失明の恐れがある 「 目の難病 」 と言われている
加齢黄斑変性 : かれいおうはんへんせい 」 が対象である。

2014年夏に 臨床研究がはじまって、数年後には実用化したいとのことー。


目の難病と言われる 加齢黄斑変性 ・・・
現在の日本には、推定70万人が、この病気を抱えているようだ。
薬などでは、治らない病気として、現況は 認定されている。
病気の症状は、歪んで見えたり、真ん中がしっかりと見えなかったりと、
いろいろな現象があるらしい。

思い返せば、我が父も、この病気と長き時間をかけて、闘っていたが、
手だてがないので、いつも何もすることがなく、ただ不便なことだらけ・・・
だったというのが、思い出として残っている。
私は、父の病気の説明を、医師から 「 視界の真ん中に問題があって、
ちゃんと 見えない病気で、ゆがんで見えたりする 」 という説明を受けた。
どの程度 見えないのかは 分からなかったが、・・・父は転ぶことが多かったり、
目が見えないので、看板が認識できず、迷子にもよくなった・・・。


 

現在の段階では、一人あたり- 5000万円の臨床研究費が試算されるそうだが、
将来的には、「 治る病気 」 に 確実になっていくのだろう。

まだまだこれからとはいえ、「治る」 か 「治らない」 か・・・というのは、
患者にとっては、かなり大きく違う状況であると思う。

父も、オートロックのカギが開けられなくて、30分以上奮闘していた。
本当に、見えないからだった・・・。
不便な生活だったことだろうと、あらためて 思う。





山中伸弥教授が、人の 「 iPS細胞 」 を開発してから 6年あまりで、
iPS細胞を使った再生医療が実用化に向けて、大きく動き出した。

いろいろな問題があったり、倫理的な論争もあるだろうが・・・
時間はかかっても、将来的に、すごい進化を徐々にもたらすことだろう。


ウインブルドン 大波乱連続!

2013年06月27日 | マイブーム -

久しぶりの 「そろいぶみ」 だと感じていた。
マレ―が この一年で急成長したし、ナダルも 完全復活したし・・・
実は、例年以上に、とても楽しみにしていた。

しかし、大会初日で、早くも波乱が発生!
一回戦で、クレー王者: ナダル が ストレートで敗退。
大きな楽しみが、失われた。   
ナダル本人は、開幕直前に 久しぶりの芝コートを不安がっていたし、
実際の試合では足をひきずっていたので、古傷の膝が原因だと思う。

そして、ランク上位の有名選手が、吃驚するぐらい 次々と消えて行った。
日本で人気のシャラポワだけでなく、多くの期待していた注目選手が、
早い段階で負けた。 
滑りやすい芝に負傷者が続出で、アサレンカ他、棄権も続出。
たった2日間だというのに・・・。

ついに、芝の王者:フェデラ―まで・・・。

波乱続きで、もう・・・意気消沈。



かえって、私にとっては 「 よかったのかもしれない 」 。
体調が万全ではない上に、“ やらないといけないこと ” がある。
微妙な時差がある英国ウインブルドンを、日本にいながら、
タイムリーに観戦したい気持ちが止められず、不安材料もあった。
フェデラ―が勝ち進めば、そういう最悪の事態になる可能性も
あったからだ。 
              私は、ライブで観戦することを  辞めなかっただろう。

これは、「 他のことに集中できる! 」 ということだ。
私にとっては、返って 有り難いのだ ・・・そう思うことにした。

イチロー の サヨナラ H R

2013年06月26日 | マイブーム -

イチローの調子が良いと、私も 気分が良い。
試合を見ていなくても、いつも結果を気にしているし、
ニュース検索は 欠かさない。



ヤンキース移籍後初のサヨナラホームランだ。

※イチローのコメント
「気持ち良かった。来た球を思い切り振ったらいった。
 目をつぶってじゃないけど、そういう感じに近かった 」。



彼は、走攻守ともに 高いレベルで、それも長きにわたって
活躍をし続けているアスリートだ。
その日常の徹底した過ごし方と、こだわりの練習の仕方は、
誰にも真似ができないものがあると思う。

身体が小さくて、注目されることなく球界入りをしたのに、
こんなに世界中に愛される選手になって 成功すると、
( 当時 ) 誰が予想しただろう。

プロ意識が凄く、自分の負けん気とプライドで
押しつぶされそうになっても・・・・
ちゃんと 自分で 自分を 守り通す 「イチロー」。

私たちの知らないところで、慈善活動をたくさんしているし、
過去の自分をサポートしてくれた様々なものへの感謝をしつつ、
それでいて、・・・へらっと笑い飛ばすペルソナの部分もある。

謎が多い分、露出が少ない分、どうしても興味は募るけれど・・・
私は 彼が現役を完全に引退するまで、そっとしてあげたい。


    「 古畑任三郎 」 の 名優ぶりを見直して、
     いつかまたイチローにひたろう。


   
  ※因みに 翌日も、ホームラン。 ニ試合連続となった!

不用な HDD を 譲渡 !

2013年06月25日 | 出来事 -

今や、書類も、写真も、映像も、すべてパソコンで処理ができ、
PCは 外付けHDD接続が普通になってきた。


昨年、購入したMac専用のHDDを、友人に譲り、
安価というか、ほとんどタダ同然で渡すことにしていた。
片手ぐらいのHDDは、小ぶりでありながら、
容量は12T(テラ) なので、ものすごい容量だ。

私は、4Tの未使用分が3個あるので、12Tもの容量は、
いろいろと考えても、今後は 「未使用が続く」 と 感じた。
使わなくても、時間が経つだけで消耗する精密機器だけに、
タイムリーに欲している人が (たまたま) 傍にいて、
食事をしているときに、つい 「あげようか・・・」 と
言ってしまったら、「もらいまぁ~す」 と即答されてしまった(笑)。

「 あ~、あ~あ~、あ~! 」

彼は、随分前の発言 (やりとり) であるにもかかわらず、
私が忘れないように、頻繁にメールをよこし、確認をして、
体調が悪いという状況下にもかかわらず、我が自宅まで
HDDを取りに来た。
それも、アポを3度も変えて、結局、早朝に自宅玄関前まで
わざわざ取りに来たのだ。 
すごい執着心!
それでこそ、タダで モノが もらえるというものだ。


正規に買えば、最低 10万円、高いものは 20万円 のシロモノ。
私は、昨年、12万円ぐらいで購入したと記憶している。

HDDも、数年は使えるので、「 譲る 」 と言われれば・・・
そりゃ、そうだわいなぁ。

  
  でも、ちゃんと気持ちをお金に換えて、
  置いて行ってくれたョ。
  ありがとう!



使わないよりは、有り難く使ってもらえる環境へいくのが、
HDDにとっても、良いというものだ。 だから・・・
12T:HDDは、今朝8時に、大きな車に乗せられて、
しっかりと、我が家から、もらわれていった。

   元気に暮らすのだぞ! よいな!

ザック・ジャパン 帰国

2013年06月25日 | マイブーム -

まずは、お疲れさまでした!



サッカー日本代表が、コンフェデ杯で惜敗して、帰国!

Aグループは、揃いも揃って 「 世界の強豪 」 とはいえ、
実際は、不甲斐ないという・・・印象が否めない試合だった。
しかし、代表チームとしては、良い経験になったとは思う。

全員が 精神的にひいて 挑戦できなかった 「ブラジル戦」。
善戦しながら、最終的には勝てなかった 「イタリア戦」。
経験したことを継続できず、足が止まった 「メキシコ戦」。

結局は、日本代表チームは、惨敗 だった



私は、香川選手と岡崎選手に注目 ( 応援 ) していたけれど、
最終戦のメキシコ戦は 岡崎選手だけが走り尽くしていた。
やはり、第二のゴンちゃんと 言われるだけあって、
あの “ 諦めない姿勢 ” は 素晴らしい。
( 今日の帰国時には、すでに移籍チームと合意していた )


香川選手、イタリア戦で決めたボレーシュートは秀逸!  

素晴らしい 技術をともなった 1点 だった。


しかし、今の香川選手の現実としては・・・
先制点が決められなかったし、大事なシーンで決定力にかけ、
やはりもう一歩のところで、全てが終わってしまうレベル。
代表の看板を背負う という立場上、 “ ひとランク ” 上がり、
“ 強靭な体力と気力を手にしてほしい ” と 感じた。
もともと類稀なる技術力を 持っているのだから・・・
彼自身が メンタルコントロールを身に付け、これからの実践に
精力を傾けてほしい。
常に 高みを目指す彼なら、きっと 「やってくれるだろう」。



本来ならば、まだブラジルにいたはずだったけれど・・・
メキシコ戦の止まった足と身体、そして、全体的な動きを
冷静に受けとめると、これが 「 現 実 」 だろう。

攻防のバランスがとれていなくて、戦略もずるずると流れ、
選手の長所が活かされていなかった部分が、多々あった。
イタリア戦のように ボールキープ率をあげても、得点に
つながらなければ、最終的には 無常感に 包まれる。
それでいて、サッカーは 個人競技ではないから、チームが
一丸となって、調和がとれていないと、お互いを活かせない。
活かせないと、勝てないものだ。
連係プレーは、お互いの 尊重 と 信頼 から 産まれ、成功する。


昨日も、ウインブルドンの前に、スペイン戦を観戦していたが・・・
そんなに大きな差があるとは思えず、ただ小さな 「 差 」 が、
諸々の条件が重なった時、「 大きな違い 」 になるように感じた。

ザック・ジャパン : 日本代表チームの一人一人が、W杯の
本番前に、ブラジル会場の雰囲気を経験したことは、よいことだ。
すべては、これから次第だと感じる。


基礎体力の格差は、歴然と感じたので、体格の違いを超えるため
強靭な運動力を、それぞれが技術と共に、手にしてほしいと思う。
試合が続くほどに、持久戦のように、体力勝負になるかもしれない。
足が止まってしまって、“ 何もできないザックジャパン ” なんて、
もう見たくないから・・・。

ブラジルワールドカップまで、時間が足りないぐらいだ。

ウインブルドンテニス 開幕

2013年06月24日 | マイブーム -

2013年、 ウインブルドン テニス が、ついに開幕。


センターコートの オープニングマッチ は、昨年の覇者となった
ロジャー・フェデラ― が、ビクトル・ハネスク と 対戦した。

決勝の 審判 が、オープニングマッチの 審判 となり、
選手も 昨年の優勝者だけに、スペシャルな試合となった!


ウインブルドンは、歴史ある大会のため、テニスウェアーも、
白を着用するという決めごとが、今もあって・・・
観戦する観客も、正装で来る人が多い。
特に、今日のようなオープニングマッチは、そうである。
キャサリン妃の妹さんや、英国の政治家、ライス長官などの
有名人が、観客として、センターコートに、顔を並べていた。


決勝になると、あれてしまう芝が、初日の今日は 「 美しい緑 」 で、
なんともいえない雰囲気がする。
「 芝 」 コ―トのフットワークは 難しく、油断すると身体のどこかを
痛めてしまうプレイヤーがいるだけに・・・・
慎重に、かつ、大胆に、試合を進めていくのがウインブルドンだ。



( 男子シングルス オープニングマッチ / フェデラ―の勝利  )


毎年、ウエア―ジャケットが、ひと癖あるフェデラ―は、
今年はジャケットみたいな上着で、上から下までアクセント色を
オレンジで統一していた。
特に、シューズの底が 全面オレンジなのが、すごく素敵だった。
動くたびに、ちらっと見えるオレンジの靴底が、カッコイイ・・・・。
「 ナイキ 」 さんも、毎年、頑張ってくれますね!
でも、あのシューズは、ほしくなる。
ファッション的にも、すごくいいなぁ・・・と目がいって、凄く惹かれた。




今回、フェデラ―は、フォアハンドの練習を重ねてきたようで、
全仏よりも、調整をしっかりとしてきていた。

最初から、難しいコースを、簡単そうに決めていた。
カッコ良かったョ。 燃えるョ!

ゲームが終わって、決め球の場所をチェックすると、まさに
ラインぎりぎりの場所に打ち分けていて、本当に感動ものだ。
いつもに増して、フェデラ―は、リキが入っているように感じた。

感慨深いのは、髪をさらに短くしたフェデラ―は、今年31歳。
今年のウインブルドンは、30代選手が 30人参加しているらしい。

もしも、彼が 順当に勝ちぬいていけば、準々決勝でナダルとあたり、
準決勝でマレ―とあたり、決勝ではジョコビッチとあたる。
波乱が起きたら仕方がないが、ほとんど “ 決勝レベルの試合 ” が
準々決勝から 毎日のように 見られるということだ。
最近は、テニスのスーパースターが、何人もそろい踏みしてきて、
本当に面白くなってきた。 皆が強くて、個性的で、魅力的だから・・・。

ひと昔前の時代に 匹敵するぐらいの豪華さと 華麗さで、テニス界を
彼らが牽引している。

錦織選手も、日本を背負って、頑張ってほしい。



楽しみなウインブルドンは、七夕の7月7日まで続く・・・・。
 
  うれすぃ。


「 受 動 喫 煙 」 の 問題

2013年06月19日 | 出来事 -

アレルギー性の咳喘息が治らず、苦しんでいる。
今日、かかりつけの医院に出向いて、また薬を処方してもらった。



早朝と深夜に1時間ずつ実行する 「空気交換」 が、日課になった。
昨今のお天気 (気圧) の変動は、咳喘息患者にとっては良くはないが・・・
それでも、「 」を 部屋に通すことで、
すべてが 洗われるぐらいの 気持ちよさ !
風の有り難さを感じる。

以前より、部屋の掃除を 丹念にして、空気の流れに 敏感になった。
目に見えない「カビ菌や ホコリの除去」 は、今の私には 大切な要素!



唯一の問題は、「 受 動 喫 煙 」 だ。

ご存じ 受動喫煙とは、他人の吸ったタバコの煙を吸わされること―。
タバコの煙 ( 副 流 煙 ) は、特に 有害物質が多い。
咳喘息患者の大敵だと言ってもよい。

今日は、窓を開ければ入ってくる 「 誰かのタバコの煙 」 について、
医院の先生と 「 どうすればよいのか 」 という対策の話をしてきた。


ストレスが多いうえに、自宅では吸わせてもらえない立場の・・・
おじさんを中心とした男性が、はるばる歩いて、エレベーター前にある
隣のホールで、(灰皿代わりの) 飲料缶を片手に持って、ぷかぷか~~。
ベランダの下から 横から、御近所の 「ホタル族」 が、ぷかぷか~~。
それも、何度も、何度も、ぷかぷか~~。


自分の周囲の 「 空 気 」 は、決して自分だけのものではなく、
みんなが吸う “ 共有するもの ” であることを、認識してほしい。



これまでの私は、誰かのヘビーな煙に包まれて仕事をしてきたので、
ほとんど気にならなかったのだけれど、咳喘息になった昨年 からは・・・
身体が (本能的に) 拒否してしまう。 
反応してしまうのだ。
ものすごい勢いで、えづいて・・・咳が止まらなくなる。



今の私は・・・タバコの煙とは、相性が最悪になった。

また、「不規則なスケジュール」 や 「ストレス」 は 当然いけないが、
「アレルギーを起こすもの ( ホコリ・カビ・ダニ・花粉・動物の毛・他 )」 を
できる限り 排除するためには、やはり 「 風 」 が 欠かせない。
すると、「 受動喫煙の問題 」 が めぐり来て、どうどうめぐる日々である。



社会的には 民法が成立して、飲食店舗などでは分煙が増えてきたが、
まだまだ喫煙のマナーの悪い人が多くて、(個人的には) 困惑する・・・。
ポイ捨てや、歩きタバコも、その一例だ。
※ 受動喫煙防止条例


昔と違い、切実になってきたのは、「 命にさえも かかわる問題 」 になり、
そう簡単に(タバコを) 受け入れられなくなってきた。
だからといって、こんな狭い集合住宅に暮らす上では、文句も言えず、
誰がマナー違反をしているかも 突きとめられそうにない。


医院の先生曰く、「まだそんなに喫煙する人がいるの~?」 と、
身体に悪い喫煙に関しての “ 個人的な感想 ” はあったけれど・・・
辞められない人は、本当にいつまでたっても辞められないものだし、
そういう人は 辞めようという気持ちがないのだと思う。
健康を害するまでは、喫煙そのものを 軽く感じてしまうものだ。


今は、私が転居するのが、一番の良策だと考えているし、
実際、その準備も、すすめている。


直営の魚屋さん 発見!

2013年06月19日 | 食事 -

駅前の路地に、すごく小さな魚屋さんを発見!
刺身を盛り付けた商品が、ケースに 並んでいるだけの店だ。
広さは、たたみ一畳分ぐらいだろうか。

こんなところに、こんなものが ・・・ シリーズ。

人がたくさん群れているので、興味をそそられ、覗いてみると ・・・
そこは 広島県呉市の魚屋さん直営の 「 さしみ直売所 」 だった。

笑顔の似合う店員さんが一人で きりもりしていたが、
そのケースに並んだ商品は、スーパーの刺身とは 全く顔つきが違う。

店員さんとは、「 広島県 呉市 」 の話で盛り上がった。
今年の夏に、英国から友人が呉市に帰国するので、
会いに行く予定もあったり、なかったり ・・・(笑)。

昔ながらの盛り付け方は、好感度 大!
太めの 「つま」 に、 鮮度の良い 「大葉」、 特徴的なわさび皿 ・・・。

  ――「青魚が食べたいんです」
  ――「今日は、ひらまさ と シメサバ ですねぇ」




両方とも、 298円 なり。
DHA と EPA を、ふんだんに摂取した気分だ。

とにかく、安い。  新鮮。  美味しい。  ビックリ!  
此処は東京のど真ん中だから・・・。


情報分野の 「 グローバル化 」

2013年06月18日 | 社会 -

グローバル時代における 「 様々な分野のグローバル化 」 は、
「 情報 」 と 「 メディア 」 によっても 加速している。

僻地に住む “ 一般人 ” であったとしても、環境さえ整っていれば、
自己の 「 自由な発想 」 と 「 創造作品 」 を、web-net サイトを使って、
自由に発信できるようになった。

その先に、『 どのようなことが起こったか 』 というと ・・・
「 個人 」 と 「 世界 」 が、つながったということだ。
ダイレクトにつながり、ダイレクトに交信が できるようになった。



私のメールには、時々、フェイスブックのお誘いメールが届くが、
ミクシィの頃と一緒で、全く興味がない私は、いつも削除扱いをしている。
送って下さった友人・知人の方々には、本当に申し訳ないが、
現代のネット社会の状況下で、私は 個人情報を公表する意志はない。

私個人の傾向として、「 生きたコミュニケーション 」 を優先するため、
フェイスブックやツイッタ―に 好奇心が掻き立てられない現実もある。
情報を交換して、交流することで拓かれる社会は、他のツールで 充分に
満たすことが可能だと思っているからだろう。




常時、スマホを触っているか、ゲームをしている電車の中の人々を、
明らかに “不健康な現象” として観察する私は、古き体質の人かもしれない。
ただ電磁波を受けるだけでも、リスキーな日常生活だからこそ、時間を大切に、
あるいは生活の質をコントロールして、「 ゆったりと 息をしたい 」 と思う。




しかし、もっと広い観点で 厳密なことを指摘すれば ・・・
情報環境は 「 混沌としてきている 」 ように 感じる
テレビ放送をはじめ、“メディアの 「 信頼性 」 ” が揺らいできており、
人々は情報の選択に戸惑い、社会の分断化が進んでいるのではないだろうか。

物質だけではなく、情報さえも、大量生産・大量消費をされて、
近未来のメディアの在り方が見えなくなりつつあるのが、今の私の感覚だ。

薄っぺらな情報があふれている現代情報化社会だからこそ ・・・
個人の “ 「 メディア・リテラシー 」 の必要性 ” を 強く 感じる。


これからの “ グローバル時代 ” を生き抜くためには、
メディアを上手に活用することが 何よりも 必要かもしれないが ・・・
「 情報収集力 」 や 「 判断力を高めること 」 が、これからの個人レベルでは
大きな課題となるのではないかと思う。



新しいメディアへの革新を図るべきなのか・・・という論議の前に、
情報形態や ツールは、新しいものが 常に現出してくるだろう。
それが人々の暮らしに、どのような影響を与えるのか ―― 、それが 問題だ。

情報発信の役割と、その効果を考察しつつ ・・・
( どのような合意形成がありうるのか )
「個人」 と 「メディア」 との関わり合い方 は、
まさに 様々な選択肢があるように感じる。


「 悠久の森 」

2013年06月13日 | 環境 -

一般的に、健康的な木は、コケでおおわれている。

ブナに代表されるように、水分をたくわえた 木や 土壌は、
数百年・数千年という時を経て、美しい造形をつくりだす。

そこには、“ 人間が よごしていない風景 ” が ある。





悠久の森

  この写真の場所は、 街の中心部から、遠く離れている。
  原生林の中に残る 「 数百年前に人間が住んでいた住居跡 」。
  300年以上ぐらい前には、人々が自然と共に暮らしていた場所だ。

  人の気配がなくなって、長い時間が経ってくると、
  豊かな生命力を持つコケやツタ、様々な植物が、 遺跡を
  違った景色に いざなっていく。
   手前のこんもりした部分は、石を盛り上げた 塀 か 要塞 のような部分だ。



果てしなく長く続いてきた時間が、 “ 自然の造形美 ” を
つくりあげているのだ。



「魚」 の調理方法 を熟考!

2013年06月10日 | ナンセンス -

夕食に、魚 (さばのみりん干し) を焼きし ・・・ 我が部屋には、
「さかな臭」 が ただよい候。


台風の影響か ・・・ 少し湿った空気で、今夜は気持ちが良い。
部屋の 「さかな臭」 をとるために、空気交換をした。

よって、夜中に、がっつりと 窓をあけたところ、
またたく間に 「めざし」 を焼く 「さかな臭」 が 入りこんできた。


遅く帰宅したら、お酒と、その肴は 必要だわいなぁ。
さかな臭をとるための空気交換のはずが、新しいさかな臭を・・・。





あ~あ ぁ、 集合住宅 の 切なさよ・・・。

は時として、リアルな匂い を運んでくる。


   広い庭の真ん中で、七輪で ゆっくりと焼きたいものだ。

「偏差値バカ 」 を育てる環境

2013年06月10日 | 社会 -

「 “ 学問バカ ” では、しっかりと生きていけないよ 」 と
言われた昔の言葉が、今、そのニュアンスを留めていない。

今は、“偏差値” や “数字を使った判断基準” が常となって、
人間としての 「 人となり 」 を、見なくなってしまった・・・。

そして、現代にはびこっている 「学問バカ」 という言葉は、
記憶をすることが中心の教育を指し、「偏差値バカ」 という
表現の方が正しいようにさえ感じてしまう・・・。

どうしてこうなったのかは (私には)わからないが、
今は、明らかに、豊かな情緒を育てようとしない教育体制だ。

事実、有名大学を卒業しているのに、常識観念が乏しく、
社会人としての 「イロハ」 を熟知していない人が存在する。
個々の 「人間力の落差」 は、ものすごいものがあると思う。

学歴闘争の是非が、問われている時代になってしまった。


     


“ただ左脳を使っての勉強” だけが 「学問」 ではないと思う。

学問と実生活は、区別がなく・・・・あくまでも、人として、
「 知識だけに偏ってはいけない 」 と 思う。

過去の哲学者も、そういう意味合いを含んだ教えを残している。
先人の知恵を受け継ぎ、実際の生活: いわゆる 「実際学」 をも
重要視したのが、かつての意味する「学問」 だったからだ。

「学問は、人道のほかには存在しない」 と・・・
孔子が言われたように、日常行動の中にこそ、その人の有様と
価値が潜んでいる。

大人になっても、“ 自分なりの判断基準 ” で、生きていければ
幸せなことだとは思うが・・・・
私は、自分の考える “価値基準” や “定義” というものが、
大きく日本社会一般の “それ” とは違ってきたように思う。



自分は、いいけれど・・・
これから、大人になっていく子供たちは、どうなっていくのか。



そろそろ心豊かな状態で、皆が生きていける社会環境の構築を
この国の政治家の皆さんに要望したい。
けれど、政治家たるもの、真ん中に 「道徳観念」 が、す~っと
通っていなければ、あらゆる雑音に 意思が枉げられると聞く。
今の状況を冷静に受け止めると、頭がいたい・・・。


人々の生活格差はどんどんと広がり、「均等で 平等な質の教育」 が
受けられない状況になっていくし・・・
徐々に、人々の心が、すさんでいくようで・・・不安だ。
 
これは、詳細は違えども、この国だけの問題ではないように感じる。


教育の先にあるものよりも、まず生活の安定が必要なことなのだろうか。


  


少しでも明るいことを考えて、未来に希望を持てるような社会に
「日本」という国が 向かっていけるよう ・・・心より祈る。


クレー王者 ナダル!

2013年06月10日 | マイブーム -

全仏オープン、またもや「ナダル優勝! 」 で、
正直なところ 「まただ! スゴイ! 」 という印象だ。

やはり、強いなぁ ・・・。




ナダルは、本当に 赤土 (クレーコート) が 似合う。

全仏オープン 8連覇とは、これまで誰も成し遂げていない。
なかなかできることではないと思う。

「京劇」 を描いた 「水墨画」

2013年06月06日 | 自分 -

私の人生にとって、 「 初めて中国へ行った時 」 は、
「 初めて京劇を鑑賞した時 」 と 重なる。

余談だが、「 はじめてパンダに触った時 」 でもある。


おそらく 北京ではなく、上海だっただろうか。
多くの都市を訪問したので記憶が定かではないが、
おそらく上海ではないかと思う。



その京劇 ( 西遊記だったと思う ) を 観劇したとき・・・
中国で、とても有名な 女形京劇俳優が 引退をする興行公演だった。
年齢も高く、舞台上の声も高く・・・「 素晴らしい出来栄えだった 」 と
覚えているが、その俳優の名前を 失念してしまった。
京劇独特の化粧のせいか、高齢の男性だとは思えない ー ほど、美しかった。

私にとって、「 その舞台は、非常に 感動的なものだった 」 ので、
記念に、「 その俳優を描いた水墨画 」 を 自腹で 購入した。



それが、今や、数十年の時を経て、画が描かれた紙には、
わからないぐらいのシミが できるぐらいになってしまい・・・
粗末に扱われ、部屋の一部に なってしまっている。

少し前の自宅 (一軒家) では、長年、玄関の飾りものとして、
陽の差し込む 壁にかけられていたので、その影響もあると思う。
その一軒家には、長く住んだので、画の負担も多かっただろう。



次の住居にも、一緒に行って、おそらく私の最後の最期まで
一緒にいる絵になることは 間違いない。
でも、・・・ 今は、飾る場所がなくて、ごめんね ・・・。

いつも、このスペースを見るたびに、そう心に感じては、
京劇画を見つめる私がいる・・・・・。

ザック Japan ブラジルW杯へ

2013年06月04日 | マイブーム -
歴史的な一戦となったから、余計に 
面白い (良い) 試合だった。

盛り上がり方は、ベターだった。
埼玉スタジアムは、青いユニホームであふれ、
若きサポーターの興奮度は ものすごかった。

“ 危機感 ” が、選手一人一人に芽生えて、同時に、
ホームでの 「ブラジルへの切符」 が手に入るとなれば、
これは、盛り上がるしかない。


試合は、高くてガタイの良いオーストラリアを相手に、
気迫にあふれ、とても熱かったし・・・
ボールの奪い合いが、激しかった。
強い“ ゴールへの意欲 ”と、その姿勢が 伝わる試合だった。


スピードがあったので、観戦する側も、集中して
選手と心を一緒にしていたような感じだった。
ゲームの攻防の 切り替えが早いので、少し気を抜くと、
面白いシーンを 見逃してしまう。

何度、冷や汗を かき、
何度、叫び声が でてしまったことか・・・。


私は、ダブル・シンジに 注目!
赤い靴をはいた岡崎選手と香川選手。
一生懸命に応援しすぎて、後半の20分頃には、
かなり 疲れ果てた状態に なってしまった。





しかし、フォーメーションを変えた途端、失点をしてしまう。
なんという・・・ことだぁ。


そこに、 「救世主」 登場、本田だ!
アディショナルタイム(3分)のラッキーな 「 PK 」 。
メンタルの強い本田選手が、ゴールに執着した結果が、
ブラジルにつながったのだ。





2014 ( 今日は、1:1 の引き分けだったけれど )
ブラジルワールドカップ出場決定!

おめでとう、ザック・ジャパン