人の幸せとはなんだろう?
そんなことを 常に 自分に問いかけている。
世界的な経済不況だけでなく、
不安定な時勢と、
頻発に起こる 「 テロ 」 への脅威は、
どんな状況下にあっても
この心に 影響を与える。
人の生き方そのものに焦点をあて、
自分の人生の選択を熟考し、
様々な局面で頑張ってみても・・・
いつも 願った通りにならないのが 現実だ。
それは分かっていても、
人が根本から弱った時には
あらゆる逃避行為に走るのが常だから、
とにかく自分を諌めることや
冷静に客観視することが必要になってくる。
生きる希望を どのように見つけていくのか。
そういう感覚があるのを発見できるかどうか・・・
自問自答が続く昨今だ。
体調が悪いと、ろくなことを考えない(笑)。
身体が疲れた時、心も つかれる。
過日、一人で自然と対話していると、
クロアゲハと出会った。
そのあと直ぐに モンシロチョウらしき蝶が、
私を勇気づけてくれた。
驚いて見とれた私の前を す~っと飛んでいき、
自由に舞う姿を見せてくれた。
「
蝶は、私の味方だ! 」
そう思っている私が 悩んでいる時に限って、
ほんの数秒だけ 蝶が姿を見せてくれる。
自宅に戻ると、真っ白な蛾のような蝶が玄関に
ぴったりと密着していたので、
その日は三度見ることになった。
( 今や、蛾さえも、蝶の一種?! )
この日、私は幸せを感じたのは言うまでもない。
何故なら?
「 蝶を見たから・・・ 」
明日への希望が感じられたし、、、
明日を戦う勇気を もらえたような気がした。
すべて自分の心の変遷であり、
心のオキドコロの問題だ。
単純な心の流れ!
しかし、蝶に“ よりどころ ”を求めても
それは持続性がなく、
結局は似たような思考のスパイラルに陥る。
それでも、こういう作業を繰り返すことで、
いつかは 自分が求める答えと出会えると思う。
だから、やめてはいけない。
あきらめてはいけないのだ。
元気な時だけでいい。
無情だと感じても、自分に問いかけ続けたい。
この作業は、続けていきたいのだ。
私が蝶の存在に意味を持つのには理由がある。
母を亡くした時、あまりにも辛くて、
こういうことを日々お願いしていた。
「 私を見守ってほしい。応援してほしい。 」
違う道へ行こうとしたり、間違ったりしたら・・・
そして、もし 自分が そのことを自覚していなければ、
熟考する機会を与えてほしいので、サインをください。
たとえば、蝶に託して メッセージがほしい。
母が蝶になって会いにきてくれると更に良い!
当時は、心の中で何度もお願いをしていた・・・。
だから・・・
落ち込んだ時や 何かを選択すべき時など・・・
唐突に蝶を見たら 我が身を振り返るようにしている。
立ち止まって、考えるよう努めるのだ。
冷静に判断すれば 単なるコジツケかもしれないが、
そのことで冷静になれたり、元気がでたりする。
応援か苦言か、それは 常に 自分の中に答えがある。