最近の私をふりかえって、感じていることがある。
期限がぎりぎりになり、追いつめられないと腰があがらない。
性分だったのか、単なる「怠け者」に成り下ったのか・・・
今回は特に顕著だなぁ~と、感じる。
特別の変化はないにしても・・・実は、自分の中で状況をはかりながら、
仕事に対する配分をセーブ(コントロール)しているようにも感じるし・・・
あるいは、単に怠惰になってしまったのかもしれない。
すべてに対して、時間も気力も使い果たして、自分自身の「何か」を
すり減らしていくことに(少なからず)抵抗感を感じるようになったため、
今の私は、自然と・・・仕事関係者に迷惑のかからない範疇で、
自分が駄目にならない状況の中で、「力を抜いていこう」としている。
行動だけに焦点をあてると「怠慢」ということになってくるのだろうが、
精神面に焦点をあてると「余裕を持つ」ということを目指している。
ケース・バイ・ケースで、そのあたりを加味しつつ・・・
日々の生活を楽しんでいるようにも思う反面、言い訳のように
自分を叱咤する側面もあるので、あながちパーフェクトな状態で
毎日を過ごしているようにも思えない。
本当は、「ぎりぎりにならないで(余裕をかまして?!)仕事を
終えていたいのだ」と、真意では「考えている」のだと思う。
このような「最近の私自身」を客観的にみると・・・ある意味で、
甘えているように感じるのは、「熟成してから仕上げる」という
自分の行動パターンが(言い訳と共に)出来上がりつつあること!
明日には、またスケジュールが確定して、プレゼンテーションが入る。
わかっているのに・・・ 落ち着き払っている「現在の私の神経」が、
従来のやり方を貫いていた「昔の私」には、きっと理解できないだろう。
同じ人間なのに、不思議な感覚だ。
とりあえず、お尻には火が付いた!
もう「やらないと、おさまりがきかない」。
切羽詰まった状態で、絞り出して「まとめるアイデア」が、はたして
どのような結果を導いてくれるのか・・・
今はとにかく、全く失敗を恐れないで、ただし、逃げ道もつくりつつ、
ころあいの良いバランス感覚を保ちながら、主張すべきポイントだけ
まとめておこう・・・とは思っている。
最初の一歩が踏み出せれば、あとは流れのまま・・・いつものように
その時の状況で、気持ちのおもむくままだ。
「我が気力に、幸あれ!」
そんなことを感じながら、まずは「これを観てからネ」・・・と
午前中からテレビ観戦していた「東京マラソン」。
市民ランナー:川内優輝さん(23歳)の活躍に、胸があつくなる。
彼は、今夏の世界陸上選手権(韓国)に、代表として内定したようだ。
力の限りを出し切ってゴールする瞬間の映像に、ただ感動!
今日は、実業団とは違う環境で練習する川内さんに、奮起させられた。
もちろん、市民ランナーと言っても、箱根(学連選抜)も走っているし、
昨年の東京マラソンでも4位に入賞している優秀なランナーだが・・・
実業団ではないという境遇は、いろいろな点で環境が違いすぎる。
彼は、現在、埼玉県庁に就職し、夜学校に勤務しているという。
終日働く公務員のために(実業団のように)充分な練習時間はとれない。
金銭的にも、遠征費、備品や装備品購入も、全て自費になってしまうと
いう「市民ランナー」だからこそ、頭が下がる想いだ。 そして・・・
川内さんがやり遂げている“毎年自分の記録を塗り替えていくこと”は、
なかなかできることではない。
まさに、感動と勇気を与えてくれる「市民ランナー」の代表だ。
今年のイチローの仕上がりや、今日の川内さんなどを観ていると・・・
やはり「向上心」の大切さを感じずにはいられない。
自己を静観して、「モチベーションを維持し続けていくこと」。
自滅するほど頑張りすぎず、しかし、常に“それなりに頑張る”という
微妙なバランス感覚で・・・「頑張り通すこと」。
ストイックすぎず、自分を客観視しながら「コントロールしていくこと」。
そうして、このような状態を「継続していくこと」。
今日は、自分のことに置き換えて、いろいろと刺激を受けたようだ。
そして、現況の私自身が、どのような状態なのか、どこを目指しているのか、
“今の自分を冷静に見つめてみよう”と、改めて感じた・・・。
どこかへ向かう過渡期かもしれないし、まだなじんでいないだけかも・・・
あるいは、本当は(自分流の)生活のスタイルや方法を模索中なのかもしれない。
どちらにしても、心地の良い状態には到達できていないのは確実であり、
それがまた、“私を知るための起点”となりそうな気もしている。