軽い花粉症を発病して、自覚して、数年がたつが・・・
今年、生涯はじめての現象。
「咳」だ。
夜中も止まらず、ずっと苦しくて寝られなかった。
かなり我慢してきたが、体力が落ち、本当に切羽詰まってきた。
話すのが仕事のような時が多いのに、しゃべり続けると咳が出る。
要するに、気管支炎のような状態で、終日過ごしていたようなものー。
過重労働における免疫力低下(不規則な日々)が基本になっていて、
不安定な天候による風邪などからの気管支炎かもしれないし、
母が喘息を経験したことがあったので、少しばかり心配だった。
父の主治医であり、今や「私の主治医」となっている先生の医院に
駆け込んで泣きついたところ、治療はまず漢方薬から はじめた。
それは、私が科学的な薬を摂取するのを好まないからだろうし、
身体に負担のない治療を心がける先生だからでもある。
しかし・・・この一週間、全く改善はみられなかったので、
今朝、再び、暴風のような突風と闘いながら、医院に飛び込んだ。
そして、数種類の薬を 処方された。
咳を鎮める錠剤。
副作用の全くない咳止めのシロップ。
気管支を広げて呼吸を楽にするという、肌に貼るテープ etc.,。
今回は 「どうしても治さなければならない」ので、
私も無理を言って、咳が止まるように、先生に切願した・・・・。
明後日からも(今週同様)大事な打ち合わせが続く予定なので、
私が前面に出る機会ばかりで、話す回数は 減ることがない。
それに、あと10日もすれば、とんでもなく大きな現場を抱えて、
私は緊張感の中で、神経をすり減らすぐらいの精神状態になる。
咳などと闘っている場合ではなくなってしまう。
そう説明すると、今まで見たことのない薬をたくさ~ん処方された。
せきどめばかりだが、シロップなんて小学校以来かもしれない。
私にとっては、絶体絶命の対処療法だ。
昨年中は ほとんど休みなく、過重労働のため体力が低下して、
その上に、不規則スケジュールで、多忙を極めていたので、
私に与えられたのは「爆睡」か、あるいは「軽い病気の繰り返し」。
体内の免疫力は、完全に“ない”状態だっただろう・・・と思う。
そして、年を越してからも、またこうして、
花粉症の時期に、はじめての病歴が追加された。
人は年をとると、抵抗力がなくなるものだから、本当に
自分で自分の身体を守ってあげないと・・・誰も守ってくれない。
今日、医院の帰りに・・・
以前の住まいの近くなので、いつも通った八百屋さんで長話をした。
ショウガが安かったので、“長期保存がきく料理”を 教わった。
今日は、部屋の掃除をして、ショウガの千切りを始めようと思う。
水に30分さらして、しいたけなどと一緒に佃煮風に煮る料理だが、
私の保存食は八百屋のおばさんの料理と近いレシピもあり、
なかなか面白い“よもや話”となった・・・。
近郊でも、あのような風情ある雰囲気(関わりあい方)は本当にいいなぁ。
東京には、何故、そういうものがなく、知識の得られないスーパーが
台頭しているのだろうと、常々感じている。
(何を買っていいのか分からないし、店員さんからは知識も得られない。
スーパーには野菜が陳列してあるだけで、それに対するプロがいない!)
昔ながらのコミュニケーションと、知恵の極意は、こういうところで
伝授されていることもあるのに・・・。
今日は、あまりに風が凄いので、「何なのよぉ、いったい?」と思い、
ベランダに リクライニングシートを出してやった。(おバカな私)
ゆったりと横になって「暴風にあたり、小枝の騒いでいる音を聞こう」と、
用意をしていたところ、すぐに突風がやんでしまって・・・・
だから、太陽の日射しが恋しくなってしまった。
やっぱり “風にあたってはいかん!”ーと いうことなのだろうか。
今日は、大変な上に、奇妙な一日。
フィギアスケートワールド(世界選手権)のフリー競技が楽しみで、
わくわく感が止まらない。
私は、ベッドで横になっているべき “完全なる病人” ・・・。
おとなしく負担のない時間を過ごそう。