これまでも、本当に・・・
いろいろなタイプの人と 仕事をしてきた。
今も、現実に、いろいろなタイプの人と 仕事をしている。
「誰かがやってくれるだろう・・・」
そういう気持ちが、潜在的な部分で はびこっている人は、
何かにつけ、自分の力を(意図的に)試したり、
全力で走ることを 決して したりはしない。
もちろん、周囲の状況をチェックすることもしないので、
空気感が読めず、一人・・・孤立することが少なくない。
しかし、そういう事態でさえも、自覚していないことがある。
そういう人がいると・・・プロジェクトが、滞る。
決定権をもたされる人が、もしそういう人だったとしたら・・・
とても危険な状況である。
そして、それをサポートするのが、周囲の多くの人で、
当の本人は「全く気が付いていないようだ」。
単純で、それでいて繊細で、複雑な感情をもっているので、
それにふたをして、周囲に 甘えているだけだ・・・。
結局は、目の前のことから、逃げているようにも見える。
私は、昨日、ある人に・・・かなりはっきりと明言をした。
人に対する対応と、物事を見る感性について、また基本的な姿勢。
誰もが子供の時に、親や学校で教わってきたことが、
社会人になって10年近くになって実践できないとは・・・・
どういうことだろう。
これまで本人を甘えさせてきた会社の周囲の人間、上司、
あらゆる人の責任でもある。
少しきつい言葉だったかもしれない。
説教臭かったかもしれない。
ただ、要は「伝え方」だと思う。
反発を招かないように伝え、やる気を起こさせるように伝えれば、
本人にはきちんと伝わり、マイナスとして傷になることもない。
実際、昨日の午後からのダッシュは、すごい変貌ぶりだった。
「やれば、できるじゃん・・・」
私は、一人で、心の中でつぶやいた。
誰かに言われないと気がつかない単細胞でも、いくつかの世界を
同時にチェックして、人にも気を遣いながら、仕事することができる。
仮面をかぶっていたとしても、仕事をしている時は・・・
誰もが多少なりとも仮面はかぶるものだ。
今までの姿勢は、どういうことだったの・・・という素朴な疑問が
私の中に芽生えてきたぐらいだ。
仕事相手からも「メールの返信がかえってきた」と、驚きの声が・・・。
最終的には、本人のキャリアとして、良い経験になってくれれば、
何も言うことはない。