母が亡くなった翌年の 「お正月」 のことだった。
私が名前を頂いた神社(県下でも一番有名) に初詣に行った時に、
父と一緒に 「 だいだい (橙)」 の木を買った。
それを実家敷地内に植林して、その橙が ・・・毎年、豊かな実りを
見せてくれていて、近所のお世話になっている人々に配るのが、
私の “ お仕事 ” だった。
毎年、父と一緒に帰省しては、お正月飾りをした。
若くて元気な頃の父は、座った体制で、藁を器用に両足で挟んで、
見事に 「 縄 」 を 手で編み込んで、つくってくれた。
まるで、職人のように、上手だったのを鮮明に覚えている。
今日は、朝から橙を取って、近所に配り・・・
親戚に出向いて、お餅をついて、こねて、まるめて、お正月用に
鏡餅や雑煮餅を、たくさ~ん・たくさん・つくった。
それをまた、親戚に届けて、同時に年末のご挨拶をして・・・
父と一緒に過ごしてきた頃の “ 行事 ” を、久しぶりに こなした。
「 お正月だなぁ。 」 すごく、そう思う。
無駄なようで、一区切りをつけてくれるお正月の準備は、季節の風物詩。
本当に、久しぶりにやってみて、そう感じた。
「田舎の人々は、こういうことを丹念に、誠実に、毎年のように
やっているのだ 」 と・・・
「実は、ことのほか、なにげに、いいことなのだ 」 と・・・
そんなことを感じた。
私が名前を頂いた神社(県下でも一番有名) に初詣に行った時に、
父と一緒に 「 だいだい (橙)」 の木を買った。
それを実家敷地内に植林して、その橙が ・・・毎年、豊かな実りを
見せてくれていて、近所のお世話になっている人々に配るのが、
私の “ お仕事 ” だった。
毎年、父と一緒に帰省しては、お正月飾りをした。
若くて元気な頃の父は、座った体制で、藁を器用に両足で挟んで、
見事に 「 縄 」 を 手で編み込んで、つくってくれた。
まるで、職人のように、上手だったのを鮮明に覚えている。
今日は、朝から橙を取って、近所に配り・・・
親戚に出向いて、お餅をついて、こねて、まるめて、お正月用に
鏡餅や雑煮餅を、たくさ~ん・たくさん・つくった。
それをまた、親戚に届けて、同時に年末のご挨拶をして・・・
父と一緒に過ごしてきた頃の “ 行事 ” を、久しぶりに こなした。
「 お正月だなぁ。 」 すごく、そう思う。
無駄なようで、一区切りをつけてくれるお正月の準備は、季節の風物詩。
本当に、久しぶりにやってみて、そう感じた。
「田舎の人々は、こういうことを丹念に、誠実に、毎年のように
やっているのだ 」 と・・・
「実は、ことのほか、なにげに、いいことなのだ 」 と・・・
そんなことを感じた。