英国 EU離脱の選択

2016年06月24日 | 社会 -
国民投票恐ろしさ を 感じる結果となった。

国民投票 の側面を 思い知った気分だ。

地域で大きく割れたそうだが、ロンドンとスコットランドでは
残留票が圧倒的だったという。

まさに、歴史的な一日となった・・・。



キャメロン英首相は、辞意を表明。

欧州共同体 ( EC ) から40年、 離脱を選んだ英国民は、
28ヶ国で構成する欧州連合 ( EU ) という市場を捨て、
後戻りのできない道を 行くことになる。


ヨーロッパだけじゃなくて、
世界に与える影響は大きい。
これからのことを想像すれば するほど、
EUにとって 衝撃的な事実になってしまった と感じる。


金融、経済、政治
どのような影響が 出てくるのか。
すでに英ポンドは 急落しており、混沌とした混乱の前触れだろうか?!





英国は、金融・経済を安定させ、
これからも 世界に関与していく国 として
首脳陣は 粉骨砕身なのだろうが・・・
楽観的には考えられないように思う。

もちろん、離脱か残留かという基本的なことは、
どちらが良いのか・・・専門家ではないので、
よくわからない。



しかし・・・
どの国にも言えることかもしれないけれど、
「 国民投票 」 の驚異は、こういう現実にあるのだろう。

国の相対的な国益を判断するためには、
それだけの知識と余裕がなければならない。
しかし、人々は・・・目の前の現実に気が取られ、
国の将来や 世界経済のことまでは 考えない。
長期的ではなく、短期的なメリットと、
その時の損得が影響した 感情 を優先する。

選挙の際にも、似たようなイメージを受ける。


誇り高い民族性であるにもかかわらず、
貧富の差が激しく、厳しい社会の下部層で生きる国民は、
都市部の支配層への反発を 隠そうとはしない。


英国の国民投票の前には、
どれぐらいの議論がなされたのか!
非常に気になるところではある。



他国の選択に、日本国民は ただ見守るだけではあるが、
その影響は避けられない。
どのように、世界が変化をしていくのか・・・
それを見極め、見届けなければならない。
というよりも、巻き込まれてしまうのだ。


英国は、いつの世も、
世界の中では 注目される存在 であり、
世界を牽引する国 であったはずである。
その誇り高き歴史を携えて、明るい未来 を
開拓してほしいものである。




天井を見上げると・・・

2016年06月24日 | 出来事 -
やはり、ここにも 「 日 本 」 があった・・・。




木材の美しさと、木材が織り成す景色が、
何故だか わからないが・・・
気持ちのよい感覚を 与えてくれる。


郷愁なのか。
日本人としての原風景なのだろうか。



千年檜の逸話や、古代から伝わる建築の美しさは、
私にとっては魅力的でしかない。

今は、ハリボテのような古民家風もあるが、
それもまた くすぐられるものがないとは言えない。


日本に伝わる文化遺産は、ずっと引き継いでもらいたいと
心から願う・・・。




知恵の輪のように見える紋様には、見とれてしまうし、
その一枚の木材の先を 目で追っている自分を 発見する。