想いが重なったとき

2016年10月01日 | 出来事 -
人が人を気遣い、密かに思っている・・・と、
何故か その気持ちは 
自然と 伝わっていくのだろうか。



ある想いがあって連絡をとってみると、相手から
「 会いたいと思っていたんだ 」 と言われた。

病気が発覚したから、会いたいと思ってー 」
そんな理由があったなんて。

「 不思議だなぁ 」 と・・・単純に感じた。



昨日の私は、完全に 日々を生きるのに疲れ果て、
何もかも 放り出したい衝動に かられたりもした。

そんな複雑な気持ちを抱えていたので、久しぶりに
私から電話をかけた。
気落ちしている時は、恋しい人の声が聴きたくなる。
誰でも良かった。
思いついた人の番号をコールした。

そして、驚きの雄叫びをきいて、
「 声が聞きたかった 」 と言われ、かえって私自身が
ビックリしてしまった。
2~3年ほどご無沙汰していた人だった。



時間が経ってくると、連絡が取りづらくなってくる。
そして、繋がりが薄れていく。

それではいけないと思いながら、どうしても
日常に追われてしまうものである。


いろいろなことを考えてしまう時があるが、
それは 心身の疲れからかもしれない。

メールではなく、たった2分でも声を聴くことが
大切なような気がする。
言葉の間合いや、声のトーン、話しぶりから、
平坦な言葉の羅列以上の情報が伝わって来るからだ。
それをうけとれる感性も培われる。
やはり、アナログな生活というのは、人間を豊かに
してくれるように感じるのだ。
少なくとも、私に関しては、そうだと言える。


寝苦しく、長い夜を過ごし、今朝は早くに目覚めた。
昨日のことを思い出している。