Nさんは久しぶりに静物を描かれました。
「みつばあけび」 日本画 F8
落ち着いた色合いの中にどこか激しさのある印象的な空間表現は
悠久の時を経た器からNさんがインスピレーションを受け創りだされ
ました。様々な曲線と晩秋の彩りを楽しめる鮮明で力強い作品です。
近づいてみました。
素朴な器には特に粗い粒子の岩絵の具を用いました。質感の違い
により筆遣いも変えてそこかしこにNさんのこだわりが感じられる
真に迫った表現は深く、華やかさもありその魅力に惹きこまれます。
Nさんの作品はどれも物語がありエネルギーに満ちているのです。
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の"作品集"の
なかのNさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。