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癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

愛宕山&比叡山

2009年11月18日 | 登山・旅行
曇りがちで寒い中、京都の2山をゲット。計画変更が功を奏して、どちらの山も京都市内も紅葉がちょうど見頃だった。

○愛宕山(924m)〈京都府〉三百名山 ※妻同行

全国に数多くある(我が函館山にもある)山名だが、その多くは火災封じの神を祀ってある愛宕神社に因ることが多い。その中でも、この京都の愛宕神社はそれらの総本社のような存在らしい。頂上付近一帯を占める立派な神社は、1300年の歴史を十分感じさせる佇まいだった。

コースはいくつもあるらしいが、最もポピュラーな表参道をピストンしたが、登山口までの道を間違えて、1時間ほどロスし、スタートが8:00と出遅れた。

道は、古くからの参拝道らしく、1300年もの歴史を感じさせる杉の巨木(画像)や丁石や石仏、休憩小屋や茶屋跡などが残っている。低山ながら、標高差は800m余りあるので、それなりに登り応えがあった。人気の山らしく平日にもかかわらず70~80人ほどの登山者が、次々と登ってきた。

登り2時間05分、下り1時間30分。

下山後、嵐山の紅葉を見ようと思ったが、駐車場に入れないほど混んでいたのでパス。比叡山よりは京都の町を歩きたいという妻を町中に降ろして、単独で次を目指す。

○比叡山(848m)〈京都府〉三百名山 単独

最澄が開いた天台宗の総本山・延暦寺の山として有名。今ではすっかり観光地となり、頂上までドライブウェイが通っている。

下から登りたいところだが、時間がないのと、延暦寺もゆっくり見たいので、車で山頂駐車場まで上がる。一等三角点の設置されている奥比叡までは、往復10分。観光客には見向きもされないような地味な頂上だった。

その後、延暦寺へ。大講堂や国宝の根本中堂などの講堂巡拝を1時間ほど。凄い数の観光客だった。道すがら、高いところから初めて眺めた琵琶湖の広さに感動。


夕方、JR堅田駅で妻と待ち合わせ、近くの銭湯に入り、明日の武奈ヶ岳と蓬莱山に近い大津市の道の駅・びわ湖大橋米プラザに落ち着く。