癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

能郷白山&荒島岳

2009年11月24日 | 登山・旅行
予定の山は3山残したが、今回の山旅の最終日を迎えた。能郷白山の山頂はガスの中、荒島岳は、展望は広がったが、陽光のない曇り空。とうとう最後まで、晴天や小春日和は1日もなかった。

○能郷白山(1617m)〈福井県/岐阜県〉三百名山 ※妻同行

美濃の最奥の両白山地に位置し、養老2年に、白山を開山した泰澄によって開かれた白山信仰の山である。能郷とよく北海道の山でも目にするノウゴウイチゴとは何か関係があるのだろうか?

アプローチも遠く、良く通行止になるという福井県大野市と岐阜県本巣市を結ぶ国道157号線に福井側から入り、県境の標高1000mの温見峠からピストンした。

夜明けの7:00にスタートしたが、岐阜県側から濃いガスが押し寄せてきて、福井県側だけの展望のみ。この後に登った荒島岳や時折真っ白な白山など。

北尾根に合流するまでは、ずっと急な登りが続く。昨日の踏み跡が凍って滑るので、途中で妻は簡易アイゼン装着。自分はスパイク長靴。

北尾根に乗ると緩やかなアップダウンの道になるが、ずっとガスの中。積雪は15cmほど。

登り1時間35分、下り1時間10分。10:00下山。

大野駅で妻を放し飼いにして、単独で荒島岳へ。


○荒島岳(1523m)〈福井県〉百名山 ※単独

福井県の北東部に広がる大野盆地の南東端に秀麗な姿で聳え、「大野富士」と呼ばれている。昔から大野の人たちに登拝されている山で、日本百名山にも選ばれている。

勝原スキー場登山口を11:30スタートし、ピストンした。さすがに百名山だ、朝の能郷白山は誰にも会わなかったが、ここは、10人ほどに会った。

スキー場の斜面を登り、さらに撤去されたリフト終点までは荒れた管理道路を登る。その後もずっと急登が続く。結構きつく、登り応えのある山だった。

ガスはすっかり取れて、曇り空の下に360度の展望が広がる。特に近くなった白山(画像)と大野盆地の眺めが印象的。

登り2時間20分、下り1時間45分。

下山後、福井駅で妻と合流し、隣の坂井市の道の駅へ向かう。ここ数日凝っている銭湯に入り、スーパーで鍋セットを買い、キムチ鍋の夕食。

明日は、東尋坊と永平寺を見て帰路に就く予定。