癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院8日目(手術日)

2011年04月06日 | 大腸癌日記
 私の心境と同じで一点の曇りもない、まさに手術日和?の快晴の朝を迎える。再発癌ではなかったので、原発2号癌か?・・・この時期、なんか嫌な響きだが、こちらは、速やかに修復工事が終わって、合併症など併発せずに、順調に稼働復帰できることを確信している。

 入院後、ブログの訪問者が連日500人を超え、昨日はついに600人を超えた。前回も手術日が最高を記録したので、多分今日はもっと増えるだろう・・・これらの方々はみんな私の応援団者だと信じて、手術台に向かうことにする・・・みなさん、ありがとう!

 さて、昨夜は精神安定剤(眠剤)を出してもらったので、早めに眠りに就いたが、午前中に飲んだ下剤が夜になって効いてきた・・・5回もトイレに起きて、これまた熟睡できず、しかし、腹も気分もすっきり・・・手術中に麻酔で熟睡できるからまあいいか・・・。7:00に浣腸、7:30にバレリーナタイツのような肺血栓塞栓症防止タイツを履き、着替えをし、あとは静かに呼び出しを待つ。

 息子と娘から激励メールが入る。妻と看護師に付き添われて、9:15、手術室へ向かう・・・今は強運を信じ、ハプニングもなく予定時間で手術が終わり、無事麻酔から目が醒めることだけを祈っている。私の戦いや頑張りのスタートは、その麻酔から醒めたときである・・・・。

 以下は、皆様お待ちかねの妻代筆・・・前回は「本人が書かなくても良いから、毎日奥さんに書かせろ。それの方がおもしろい・・・」という声が非常に多かった・・・悔しい!  





皆様、いつもありがとうございます。
3年振りの代筆です。
まさか、またこんな時が来るとは・・・・
今回で最後になるよう、目一杯このブログを荒らしていきたいと思います。

 

前回同様、100万ドルの笑顔で手術室に向かうsakag。
今時、写真撮る時にピースする人っているのねぇ。


歩いて行こうとしたが、それはNGで無理矢理車椅子に乗せられました。
これで病人っぽく見えるかな?

 

山に送り出すような感じで「いってらしゃ~」と手術室の前で見送り、私は家族控え室で待機。


ピッタリ3時間経過の、12時20分に看護師さんから声がかかり、個室で執刀医からの説明を受ける。
問題ナッスィング。 

これも前回同様、取り除いた焼肉ホルモンの写真を撮る。
もう怖くないもんね~。


手術時間は、麻酔などの準備を差し引くと、2時間30分~40分くらいだろうか?



その後、看護師さんが「これから体を拭いたりしますのでもう少しお待ち下さい」と言われた。
おぉ~恒例のチョメチョメですな!

15分後、ICUへ行き面会。

今回は開腹だったのに、前回の時と比べて元気みたい。
まだ麻酔が効いているせいか、傷の痛みはないとの事。

しかし、尿管が痛いと言っていた。
ベッドサイドを見たら、1センチ強の管があったので「こんなに太いの?これじゃ痛いわぁ~」と驚いて言ったら看護師さんが、「これが直接入っているワケじゃないんですよ~(苦笑)」




sakagは手術中、雪山に登っている夢を見たそうな。
遭難しなかった?と聞いたら、細かい内容は覚えてないとの事。
寒かったのかしら?

 

アクシデントも無く、手術時間も予定通りだったので、今のところは心配いらないでしょう。