癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院24日目(術後16日)

2011年04月22日 | 大腸癌日記
      
               <今日その存在が分かった屋上庭園>

 今朝は、なぜか朝方から痛みが強くなった。ここ1週間で一番苦しかったかもしれない。回診時に処置をしてもらったら、徐々に和らいで、1時間ほどしたら、痛みがほとんどなくなり、階段昇降もできるようになった。しかし、午後からはまた、縫った傷の痛みなのか、脂肪融解による炎症部分の痛みなのか、その両方なのかはっきりしない鈍い痛みがずっと続き、なんとなく調子の悪い一日だった・・・朝から雨模様の天候のせいだろうか・・・? 階段昇降も午前中の一回だけで終わった。

 主治医は、今日は外来診察日なのと3日後に迫った退職(他の病院へ移ることをこう表現するようだ)で、いろいろ忙しいらしく、今日は一度も顔を見せることはなかった。毎日見ないとなんとなく寂しいし、調子の悪いときはなおさらだ。看護師を通じて、「今回の手術の結果や今後のことについての説明を25(月)の12:00ごろからします。」とのことだった。そのときは、3年2ヶ月間お世話になったお別れのときでもある。多分そのときに退院の日取りが言い渡されるのかもしれない。    

       
             <毎日、ベッドの片隅で昼寝をするかなこハイジ>

 さて、看病に当たってくれているかなこハイジは、午前中は家事や昨夏から始めた小遣い稼ぎの内職をこなして、14時頃に、洗濯物の換えと自分の夕食の弁当(おかず多め)持参で、自転車でやってくる。一緒に夕食を食べて、19時頃には帰る日々である。

 やもめ暮らしの私の世話をしたくて嫁に来てくれた典型的な世話女房タイプなので、こういうときは本領大発揮・・・こちらも遠慮しないで甘えられるのがうれしい。しかし、いつも感心するのは、昼寝のできない私を尻目に、ベッドの片隅で器用に1時間以上も昼寝をすることである(写真)。いつでも、どこでもすぐに眠れるのは本当に羨ましい。