癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院23日目(術後15日)

2011年04月21日 | 大腸癌日記
        
       <ヤケに気の早いサクラ・・・情報をもとに、外出許可をもらっての五稜郭公園散歩で撮影>

 本来であれば、今日退院するはずだったが、もう少しの辛抱・・・別に急いで退院しなくてはならない事情もないのだが、一番辛いのは、熟睡できないことだ。昨夜も、消灯まもなくの21時過ぎには眠りに就いたが、2時過ぎに目が覚めたら、もう眠れない・・・悶々と過ごす朝までが長い。それでも一番長く眠った方だ。「目が覚めたら朝だった・・・」は、入院中一度も経験がない・・・かといって、昼寝もほとんどできない。

 今朝の第1便は、さらに固形化し、柔らかめながらも太いバナナ状のが驚くほどたくさん出た。大腸がさらに短くなったので、水分の吸収が悪く、下痢が続くと思っていたのだが、予想に反して、こちらの回復は前回より順調のようだ・・・と喜んだら、午後のはまた下痢状だった・・・不揃いなウンコたちに振り回される日々は当分続く・・・。

 回診時の治療は、開けた穴から注射器で洗浄し、ガーゼ交換しただけ。ガーゼに染み込んだ分泌物は昨日より減っているようで、ビニールドレーンは入れなかった。癒合している創傷部に開けた穴の長さは7mmほどだが、その内部の分泌物の溜まっている部分の深さや長さはどのくらいなのか、今後、どのような経過を辿って、傷が塞がるのか、明日にでも聞いてみよう。

 今日は、8階分の階段昇降を1セット3往復に増やし、朝・昼・夕と3回することができた。3往復で汗がジワッとにじみ出てくる。それ以上すると汗が流れるので、そこで終えている。日に日に楽になり、体力が戻ってくる感じがうれしい・・・。
 
           

 山仲間のブログで、五稜郭公園のサクラで一本だけ、幹にもう咲いている木があることを知った。場所も教えてもらったので、昼食後、久しぶりに外の空気も吸いたくて、外出許可をもらってカメラ片手に散歩がてら出かけてみた。ところが、その後、妻が持って来てくれた道新朝刊に、記事になっ写真も載っていた。それを見た妻が、私に見せようと、病院へ来るときに携帯で同じ写真を撮ってきてくれたのだった・・・申し訳ない。 

      
 今年の開花予想は4月30日で、普通の枝のつぼみはこのような感じ・・・。