癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

オタモイ山(長万部)

2014年02月18日 | 登山・旅行
〈登山道もないのに設置されている頂上標識と後ろにそびえる写万部山〉

長万部岳に登るつもりで出掛けた。海岸線はずっと晴れていたが、肝心の長万部岳は、雪雲の中で姿は見えず。登山口となる二股温泉の分岐まで入って、暫く様子見をするが、晴れそうな気配なし。

諦めて、はこだて自然倶楽部の鎌鹿さんの情報で知ったオタモイ山に転進。この山、長万部町の写万部山の南東、国道5号線の直線道路のすぐ左手に見える小高い丘のような木の生えていない272.3mの低山である。しかし、三等三角点の山で、登山道もないのに、誰が付けたのか頂上標識まであるという。

ちなみに、オタモイといえば、小樽のオタモイ海岸が有名だが、アイヌ語の「砂浜の入江」という意味らしい。

簡単に登れそうなので、何かのついでに、山容からしても山スキーでと思っていた山だった。ところがこの山も見えたり、見えなくなったり。おまけに雪が降ると強風なので吹雪になる。共和地区の最終人家の前に車を置かせてもらって、その家の裏の作業道から尾根に取り付く。

すぐに、帰りの滑りが楽しみなオープン斜面となる。最短距離を狙って登りは途中のトドマツの人工林の中を抜けたが、下りはずっと木のない斜面を滑り下りた。

頂上に着いた時には吹雪模様で何も見えなかった。頂上標識の木を探してウロウロしている内に晴れて、真っ白な写万部岳の勇姿も見えた。天気が安定していて、もっと早い時刻なら写万部山を往復したいと思った。今後の課題としたい。

下山は、静狩湿原の広がりと海岸線を眺めながら滑り下りた。残念ながら湿った新雪で、パウダー滑降とはならなかったが、短時間だったが、それなりに快適な滑りを楽しんだ。

スタート10:45、登り1時間、下り15分、ゴール12:25。


共和地区の道路からながめる写万部山(左)とオタモイ山(右)


途中の登り斜面


眼下にに広がる景色


重い新雪に刻んだマイシュプール


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