704ピークから、鋭い岩塔を右前方に配した端正な中天狗山頂部を望む
GPSトラックログ
今日は天気予報は良くなかったが、3日連続の山スキー登山となった。昨日のメンバーから腰の状態が悪くなったタッチさんを除いた5人で、全員が初登頂となる通称・定山渓中天狗に登った。この山は、定山渓天狗岳と定山渓小天狗の中間に位置する772m峰である。
ネット上に、夏の送電線の管理道路を利用した記録が見つかったが、冬の記録は見当たらなかった。山スキーで登りたいので、豊羽鉱山への道路から続く採石場跡への道路を利用し、その先の南西尾根に取り付いた。しかし、ここから704ピークまでは、地図上からの見取りとは全然違って、細い上に非常に急だった。何度もキックターンを繰り返す苦労の多い、まさにキックターン登りだった。
それでも、全員初登頂のピークに立つことができた。自分にとっては、道内653座目の新ピークゲットとなった。
下りは、704ピークから下の同じ尾根はとてもスキーでは下れないので、途中から、木が刈払われた送電線下の尾根を下った。この尾根も気温が高く雪が重たかったが無事に下山できた。しかし、最後までシールを剥がすことはなかった。
7:40スタート、登り2時間35分、下り1時間25分、11:50ゴール。この山は、下りの送電線下コースをスノーシューかカンジキで登るのが正解のようだ。夏も登れそうなので、天気が良ければ展望もよさそうなので、再訪してみたい山となった。
林道を出発
砕石場跡。ガスの向こうに定山渓天狗岳の第Ⅰ峰の正面がぼやっと見えた。
天気が良ければ迫力ある定山渓天狗岳が見えるはず。
砕石場上の細い尾根上の岩塔を巻いて登る。
何度もキックターンを繰り返して登る。
頂上手前の鉄塔下から越えてきた鋭い704ピークを振り返る。
新しいピンクテープがぶら下がった頂上に全員初登頂。左端が自分。
雪庇の発達した下りの細い送電線尾根を下る。
最後の広く刈払われた斜面を下る。雪が重いので、慎重に斜滑降で下った。
この下から、トドマツ林の中の送電線の管理道と林道を繋いで、スタート地点にどんぴしゃゴール。
7:40スタート、登り2時間35分、下り1時間25分、11:50ゴール。
この山は、スキー登山には不向きで、下りの送電線尾根コースをスノーシューかカンジキで往復するのがベストだと思った。その古いトレースも微かに残っていた。夏には、送電線の管理道とヤブ尾根を繋いで登れそうだ。今回は展望がなかったので、今夏にでも再訪してみたい山となった。
この3連休、天候には恵まれなかったが、素晴らしい仲間に恵まれて、単独行では無理な山スキー登山三昧を楽しむことができた。他のメンバーに感謝し、帰路に就いた。途中のルスツ温泉(200円)に入って、17:00には帰宅できた。
詳しい山行記録は下記でどうぞ!
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