癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

通称・定山渓中天狗(772峰)

2017年01月09日 | 登山・旅行

704ピークから、鋭い岩塔を右前方に配した端正な中天狗山頂部を望む

GPSトラックログ

 今日は天気予報は良くなかったが、3日連続の山スキー登山となった。昨日のメンバーから腰の状態が悪くなったタッチさんを除いた5人で、全員が初登頂となる通称・定山渓中天狗に登った。この山は、定山渓天狗岳と定山渓小天狗の中間に位置する772m峰である。

 ネット上に、夏の送電線の管理道路を利用した記録が見つかったが、冬の記録は見当たらなかった。山スキーで登りたいので、豊羽鉱山への道路から続く採石場跡への道路を利用し、その先の南西尾根に取り付いた。しかし、ここから704ピークまでは、地図上からの見取りとは全然違って、細い上に非常に急だった。何度もキックターンを繰り返す苦労の多い、まさにキックターン登りだった。

 それでも、全員初登頂のピークに立つことができた。自分にとっては、道内653座目の新ピークゲットとなった。
 
 下りは、704ピークから下の同じ尾根はとてもスキーでは下れないので、途中から、木が刈払われた送電線下の尾根を下った。この尾根も気温が高く雪が重たかったが無事に下山できた。しかし、最後までシールを剥がすことはなかった。

 7:40スタート、登り2時間35分、下り1時間25分、11:50ゴール。この山は、下りの送電線下コースをスノーシューかカンジキで登るのが正解のようだ。夏も登れそうなので、天気が良ければ展望もよさそうなので、再訪してみたい山となった。


林道を出発


砕石場跡。ガスの向こうに定山渓天狗岳の第Ⅰ峰の正面がぼやっと見えた。
天気が良ければ迫力ある定山渓天狗岳が見えるはず。


砕石場上の細い尾根上の岩塔を巻いて登る。


何度もキックターンを繰り返して登る。


頂上手前の鉄塔下から越えてきた鋭い704ピークを振り返る。


新しいピンクテープがぶら下がった頂上に全員初登頂。左端が自分。


雪庇の発達した下りの細い送電線尾根を下る。


最後の広く刈払われた斜面を下る。雪が重いので、慎重に斜滑降で下った。

 この下から、トドマツ林の中の送電線の管理道と林道を繋いで、スタート地点にどんぴしゃゴール。

 7:40スタート、登り2時間35分、下り1時間25分、11:50ゴール。

 この山は、スキー登山には不向きで、下りの送電線尾根コースをスノーシューかカンジキで往復するのがベストだと思った。その古いトレースも微かに残っていた。夏には、送電線の管理道とヤブ尾根を繋いで登れそうだ。今回は展望がなかったので、今夏にでも再訪してみたい山となった。

 この3連休、天候には恵まれなかったが、素晴らしい仲間に恵まれて、単独行では無理な山スキー登山三昧を楽しむことができた。他のメンバーに感謝し、帰路に就いた。途中のルスツ温泉(200円)に入って、17:00には帰宅できた。

 詳しい山行記録は下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)