癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

「旧仁壽生命函館支店」内部公開

2017年01月30日 | レトロ建築・古民家カフェ

 大三坂途中(下の方)に建つ、大正10年に仁壽生命函館支店として建てられた建物。全国で活躍し、函館にも多くの名建築を残している関根要太郎の設計ではないかと言われている。
 コーティング・シュティール様式のスタコッタ塗りが目を引く。
 数日前の新聞に出るまで、大三坂にこんな建物があったことさえ知らなかった。
 旧仁壽生命が退去した後は海運会社の社屋としても使われ、その後、昨年10月まで一般住宅として利用されていたらしい。ただし、住宅は後ろの部分で、前の洋風の部分は物置として利用されていたようだ。
 「近現代様式と和の蔵が近接し、歴史の生き証人のような建物」として、伝統的建築物に指定されていた。

 この建物を箱バル不動産が買い取って、再生して、「大三坂ビルヂィング」として来冬にオープンする計画らしい。そのテナント募集も兼ねて、昨日と今日、内部の一般開放をしていた。




左奥の10月まで利用されていた住宅部分は、箱バル不動産が4部屋のゲストハウスとして運営するらしい。
テナント募集は、蔵と洋風の建物部分のみ。

<公開されていた内部の様子>

玄関の正面の階段


蔵の1階部分


旧仁壽生命時代からのものと思われる大きな金庫


洒落た縦長の洋風窓


2階の前方のキッチンのある部屋(このキッチンは撤去するらしい)


2階の前方の部屋のきれいな天井

 建物はかなり老朽化しているが、天井の装飾などに建設当初の面影を色濃く残している。旧仁壽生命時代から使われていた大きな金庫や建具が印象的。ただし、再生プロジェクトにはかなりの手間と費用が掛りそうだ。みごとに再生し、テナントが入って運営されるようになったら、ぜひ再訪してみたいものだ。

出版本の再校ゲラ届く & 胃・大腸カメラ予約

2017年01月30日 | 日常生活・つぶやき

 出版準備を進めている『ほっかいどう山楽紀行』だが、これまで、初校ゲラは部分ごとに何度かに分けて送られてきて、それらを送り返したのが今月中旬だった。昨日、今度は再校ゲラが一括まとめて送られてきた。今度はページ順に288ページ分が全部揃い、本としての体裁が整いつつある。

 掲載写真を改めて数え直してみたら、530点ほどもあり、ページをめくるだけでも楽しいページデザインになっている。「いよいよ本になるんだ」という思いが強くなり、うきうきしてくる。

 今後の日程は、これを今週中に再校して、1/5の「札幌国際スキーマラソン」の翌日、1/6に直接共同文化社へ持参する。そこで、向こうの再校と照合し、再校の校了となる。その後、3校へと進む。

◎胃・大腸カメラの予約

 2回目の大腸癌手術から6年が経過した。5年経過の段階で、外科の定期検診は終わりだが、大腸カメラ(内視鏡検査)は隔年でこれからも受診する予定だ。

 前回から2年経ったので、検査の予約を入れに、五稜郭病院へ行ってきた。これまでもお世話になった消化器内科の小林医師の外来担当日が、月曜日と木曜日だったからだ。ついでに、しばらく受けていない胃カメラの予約もお願いしてきた。結果、胃カメラが3/2、大腸カメラ3/14となった。向こうから指定された血液検査も受けてきた。結果は、検査のときに分かるようだ。