目指す貧乏山を眺めながらスタート
今日と明日、札幌ロビニア山岳会と函館マウンテンクラブの合同登山会に加えていただいた。どちらにも、何度か一緒の登ったことのある方が数名ずついることもあったので大きな顔をして・・・。
今日は、軍川小学校の裏にそびえる珍名山として有名な「貧乏山」(501m)。今日の参加者は、札幌が11名、函館は自分も入れて7名で、合計18名。夏には2回登っているが、冬は初めてだった。全国に一つしかない珍名山・貧乏山の由来は、昔、厳しい気象により荒れ地となっていたためにこのように呼ばれたことに因るらしい。
JR大沼駅前で10:00過ぎに合流し、軍川小学校の前を通り、除雪終点まで車で入ってスタート。
スタート10:55、登り1時間40分、下り1時間05分、14:10ゴール。当初の計画では西隣の楢山にも登る予定だったが、下山すると、16:30ごろになりそうだし、明日のこともあるので、そのまま下山した。
冬の強みで、林道を無視して苅澗川沿いを進み、カリマ林道ゲート手前で林道に出た。
あとは山頂手前まで林道を進んだ。
カリマ林道と分かれて、左の貧乏山の下の北側を巻く林道へと進む
正面の尾根の出っ張りを巻いて進み、右の法面がなくなったところで、右に入り、頂上を目刺した。
頂上へ着いて、函館メンバーの篆刻の心得のあるYo女史(左側の方)が作製してきた山頂標識をそばの木に設置。
雪が溶けたら、私が棒杭を持参して、三角点のそばに設置しなおすことを約束。
頂上到着が12:35だったので、昼食タイム。残念だったのは、天気が良ければ左後ろに駒ヶ岳が見えるはず。
集合写真を撮って下山開始。私は前列左から2人目。
時間的なことを考えて諦めた楢山を眺めながら、登って来た林道を下る。
林道から離れて、川の上の倒木の上を渡る
ゴールが近くなって来たら、駒ヶ岳が姿を現し、左奥に、明日登る二股岳~三九郎岳も見えた。
今日のGPSトラックログ
札幌メンバーは、旧大野町(北斗市)のたねだ旅館に泊まる。その後一緒にせせらぎ温泉に入って、4月に出版する『ほっかいどう山楽紀行』のゲラを見ていただいて、しっかり営業をしてきた。
なお、この貧乏山にUFO基地があったという漫画が、1976年(昭和51年)発行の小学館『小学校4年生』に9月号と10月号に掲載されている。
下記でその漫画が見られます。興味のある方はどうぞ!
http://oriharu.net/jkadoh_kosaka.htm
詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)