壮瞥町久保内付近から望む、今日往復した長大な北西尾根とオロフレ山(1320.7m)。スタート地点は左の林の陰。
冬のオロフレ山は、4年前に『北海道雪山ガイド』に掲載されているオロフレトンネル手前の登別側の大曲付近から登っているが、頂上までは急でスキーでは登れなくて、途中からアイゼンとピッケルで登っている。その後、「蟠渓温泉側の門前峠付近からの北西尾根はロングコースだが、最後までスキーを使え、下りもそこそこ滑りを楽しめる」という情報をいただいていた。
今日は、そのルートにトライした。天気と展望にはもの凄く恵まれたが、雪質はガリガリで、下りの滑りもはそれほど楽しめなかった。1049峰へのクラストした急斜面の登りで少し手こずったが、あとは緩斜面で、まさに展望を楽しみながらの稜線漫歩といった感じである。
6:30スタート、登り3時間25分、山頂休憩30分、下り1時間10分。11:40下山。
GPSトラックログ
北西尾根へ乗ったら、朝日の歓迎を受けた。林の中の緩い尾根を登って行く。
947.2峰(三等三角点名・長流別)への登りだが、越えたら反対側はこれほど急ではなかった。
947.2峰から振り返ったら、羊蹄山と尻別岳がくっきりと見えた。
947.2峰手前から、947.2峰山頂とこれから進む1049峰と前峰と一番奥にオロフレ岳が見えた。
1049峰を望む。この登りが急な上にクラストしていて、エッジが効かず非常に苦労した。
1049峰を下り、コル付近から前峰を望む。
前峰を越えたら、頂上までの斜面とご対面。
羊蹄山と尻別岳、ニセコ連峰をバックのオロフレ山山頂。
前峰から続く平らな尾根の先には、昨日登った徳舜瞥山とホロホロ山。
有珠山と洞爺湖と右奥の昆布岳
シールを付けたまま登り返した1049峰から947峰とその先の北西尾根の続きを眺める。シールはここで外した。
下山後は、蟠渓温泉の湯人家で入浴し、帰路に就き、6日ぶりの我が家へ。
今回の山旅の詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (明日アップ予定)