パンフレット~この作品は「神威岬」(昭和44年)
函館出身で、道内各地の雄大な自然を描き続けた田辺三重松(1897-1971年)の生誕120年を記念した展覧会が4日から27日まで、道立函館美術館で開催されている。
約90点の作品が、第1章「画家としての出発」、第2章「模索と二科会での活躍」、第3章「戦後の再出発」、第4章「円熟の境地へ」の4章に分けて展示されている。また、画家としての生涯を田辺の残した言葉と合わせてたどることができる。
絵のことはよく分からないが、この田辺三重松は、力強いタッチと大胆な色使いで、函館や北海道の雄大な自然を描いた作品が多く、好きな画家の一人である。
展示作品は、函館や近郊を描いた作品が多いので、非常に親近感を抱けるし、当時の様子と現在の違いなどが絵を通して感じ取れるのも面白い。また、自分が登り歩いている道内の山を描いた作品も多く、見ごたえがあった。
なお、入場料は大人510円だが、65歳以上は無料なのもうれしい。
以下は、パンフレットからスキャナーで取り込んだ画像
昭和4年「函館風景」
昭和14年「有珠山」~今とは違う有珠山の姿が印象的
昭和24年「夏の函館港」
昭和40年「灯台のある風景」
昭和4年「函館風景」
昭和14年「有珠山」~今とは違う有珠山の姿が印象的
昭和24年「夏の函館港」
昭和40年「灯台のある風景」