◎北斗市匠の森のカタクリの群生地
北斗市の匠の森のカタクリの群生地も見ごろを迎えている。今年はやはり例年より1週間以上早い感じである。
子供のころは、このカタクリは、鑑賞対象ではなく、葉をおひたしにして食べる山菜だった。ただし、食べすぎると下痢をするので要注意(大人になってからも経験済み)。
「頑張れ~!」
◎厚沢部町通称ガムシ沢のエゾノリュウキンカの群生地
この足で、厚沢部町まで走り、毎年のように見に行っている通称・ガムシ沢とか花の谷と呼ばれているところへ。
地元の人に訊いたら、ガムシ沢という呼称はなくて、この谷を訪れる人たちが名付けた通称らしい。
一面に広がるエゾノリュウキンカ。こちらも例年より早い感じ。これはヤチブキともいわれ、葉や茎は食用にもなる。
この谷は、スプリングエフェメラル(春の妖精)の競演地でもある。
◎厚沢部道の駅で購入した「キバナカタクリ」
一株150円で売っていたので、買ってきた。
調べてみたら、本来はアメリカ・カナダの亜高山帯に分布する花で、そのためヨウシュカタクリ、セイヨウカタクリとも呼ばれる。日本には園芸用として持ち込まれたそうだ。
カタクリとキバナカタクリは色が異なるだけでなく、よく見ると違った特徴があるとのこと。
・カタクリは花径が3-4cmほどであるのに対して、キバナカタクリは4-6cmとやや大きいらしいが、これはむしろ小さめである。
・カタクリは1つの株に1つしか花をつけないが、キバナカタクリは2,3個の花をつける
・カタクリの葉には斑点があるが、キバナカタクリの葉にはない。
・また、キバナカタクリは球根が分かれて増える性質があり、カタクリよりも繁殖力が強いのだそうだ。
とりあえず観賞用に鉢に植えてみた。花が終わったら、花壇に移そうと思うが、果たしてうまく根付くか・・・?