癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

北斗市匠の森の「カタクリ」&厚沢部町ガムシ沢の「エゾノリュウキンカ」ほか

2020年04月18日 | 花・紅葉だより

◎北斗市匠の森のカタクリの群生地

 北斗市の匠の森のカタクリの群生地も見ごろを迎えている。今年はやはり例年より1週間以上早い感じである。

 子供のころは、このカタクリは、鑑賞対象ではなく、葉をおひたしにして食べる山菜だった。ただし、食べすぎると下痢をするので要注意(大人になってからも経験済み)。

「頑張れ~!」

◎厚沢部町通称ガムシ沢のエゾノリュウキンカの群生地

 この足で、厚沢部町まで走り、毎年のように見に行っている通称・ガムシ沢とか花の谷と呼ばれているところへ。

 地元の人に訊いたら、ガムシ沢という呼称はなくて、この谷を訪れる人たちが名付けた通称らしい。

 一面に広がるエゾノリュウキンカ。こちらも例年より早い感じ。これはヤチブキともいわれ、葉や茎は食用にもなる。

 この谷は、スプリングエフェメラル(春の妖精)の競演地でもある。

◎厚沢部道の駅で購入した「キバナカタクリ」

 一株150円で売っていたので、買ってきた。

 調べてみたら、本来はアメリカ・カナダの亜高山帯に分布する花で、そのためヨウシュカタクリ、セイヨウカタクリとも呼ばれる。日本には園芸用として持ち込まれたそうだ。
 カタクリとキバナカタクリは色が異なるだけでなく、よく見ると違った特徴があるとのこと。
 ・カタクリは花径が3-4cmほどであるのに対して、キバナカタクリは4-6cmとやや大きいらしいが、これはむしろ小さめである。
 ・カタクリは1つの株に1つしか花をつけないが、キバナカタクリは2,3個の花をつける
 ・カタクリの葉には斑点があるが、キバナカタクリの葉にはない。
 ・また、キバナカタクリは球根が分かれて増える性質があり、カタクリよりも繁殖力が強いのだそうだ。

 とりあえず観賞用に鉢に植えてみた。花が終わったら、花壇に移そうと思うが、果たしてうまく根付くか・・・?