昨日、五稜郭公園のサクラもようやく開花宣言が発表されたが、今日は、誰とも会うことのない、とある場所にひっそりと咲くユキワリコザクラに3年ぶりに逢いに行ってきた。
ユキワリコザクラ(雪割小桜)は、サクラソウに比べて小さく、雪解けを待って咲くのでこの名がある。
ユキワリソウの変種で、山地帯~亜高山帯の岩礫地や乾いた草地に生える多年草である。茎の高さは僅か5~10㎝ほど。北海道では海岸に近いところに生え、特に道東では郊外の道端に生えるほど個体数も多く、根室市では「市の花」に指定している。東北地方では、限られた高山にごく少数の株がひっそりと咲く・・・この場所も、まさに海岸だが、地下水が滴る湿った岩壁に張り付くように咲いている。
このあと、運動不足を解消するために、この時期誰も登る人のいない恵山の八幡川コースを外輪山まで往復した。これは、明日アップ予定。