癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ウルシかぶれ?

2017年10月03日 | 日常生活・つぶやき

 昨日から首の後ろが痒かった。今朝になって見たら、どうやらウルシかぶれのようだ。これまでずいぶんと山に登って来たが、ウルシにかぶれたことはほとんど記憶にない。

 昨日の藪こぎで、ネマガリダケに絡みついたツタウルシが首に触れたのかもしれない。
 家にあるフルコート軟膏を塗って様子を見てみようと思う。

強烈なネマガリジャングルの「エガミ山」

2017年10月02日 | 登山・旅行

周りのネマガリダケを鋸で刈払ったニ等三角点(点名・江神山)を前にして


GPSトラックログ

 3年ほど前から山にハマった「道南登山単独紀行」のじゅんさんは、週1の平日しか休日がないので遠出ができず、日帰り可能な道南の山を登り歩いている。登山道のある山はすべて登り終えて、同じ山を何度も登っていて、最近ではGPSを使いこなして単独で夏の藪山にも登るようになった。

 藪山の単独行は心配なので、「どうしても登りたい山があればお付き合いします」と連絡をした。第1回目として、彼がチョイスしたのは、まだ自分も未踏だった乙部町のエガミ山(646.2m)だった。

 乙部道の駅の北側の三ツ谷地区から三ツ谷林道(簡易舗装)を進み、八雲(旧熊石)町豊浜と乙部町栄浜を結ぶ全面舗装の広域基幹林道・栄豊線へ合流し、鮪歌三ツ谷川の右股沢を渡る橋から入渓・遡行。山頂西側のコルに出て、頂上を目指す計画だった。

 入渓地点から標高差350mほどの山なので、いくら藪山といえども、2時間もあれば登れるだろうと思った・・・ところがドッコイ問屋はそうは簡単に卸してはくれなかった。


8:35、入渓。きれいな苔の生えた岩を伝いながら、スパイク長靴で沢を遡る


9:50、前方に沢地形や出尾根が見えてくる

10:10、沢の上からネマガリダケが覆いかぶさって歩きづらいので、530m付近で沢から抜けて左の斜面に取り付いた。
 結果論だが、どうせ沢から抜けるのであれば、ここは右の斜面に取り付くべきだった。その方が頂上に近かった。


ここからが、地獄の始まりだった。上から斜めに倒れている強烈且つ濃密なネマガリダケジャングルに突入。
交代で先頭に立って掻き分けながら遅々とした歩みを進める。一人なら絶対断念していたであろう。
直線距離で200m登るのに1時間近く要して頂稜へ出た。


頂稜の一部では、北側の崖斜面がちらっと見え、わずかな部分だけ藪こぎのないところがあった。


しかし、再び頂上を目指して、先の見えない強烈なネマガリダケ漕ぎが続いた。


足元の地面のわずかな高みを辿って登って行くと、11:45、突然三角点が目に飛び込んできた

周りは背丈の2倍以上もあるネマガリダケジャングルで、登頂感はも、もちろん展望もまったくなし。
周りのタケを鋸で刈払って、休憩スペースを造って、30分ほど休んだ。

12:15、下山開始。頂上から直接の南尾根を下って、登って来た沢に下りるつもりだった。
しかし、方向を間違えて軌道修正しているうちに、それも諦めて、最短距離でその下の沢に下ることにした。
沢に下り立ち、ようやくネマガリダケジャングルから解放された。
しかし、沢の上部は両側からネマガリダケが覆いかぶさり、すんなりと歩かせてくれない。


高度を下げてくると、すっきりとした広い沢となって、気持ちよく下山を続けることができた。
この後、登りの沢に合流。


14:25、ようやく入渓地点の橋の下に到着

 じゅんさんは、かなり堪えたようで、車のそばで座り込んでしばらく動けなかった。

 登り3時間10分、下り2時間10分。これまでもかなりの藪山を登っている。しかし、沢以外の斜面でまったく灌木もなく、薄いところもないネマガリダケ一色のこれほど強烈且つ濃密な藪こぎはほとんど記憶にない。おまけに、登った山も下から見ることができなかった山も珍しい。

 乙部温泉光林荘で、汗と汚れを落とし、帰路に就いた。帰宅後、ネマガリダケのカビなどで泥々になった衣類をバケツで4回も水洗いしたが、水がきれいにならなかった。あとは妻にお願いして洗濯機へ。洗濯機で2度洗いしていた。

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 じゅんさんの楽しいブログも合わせてお読みください。

紅葉の袴腰岳(新中野ダムコース)

2017年10月01日 | 登山・旅行

頂稜から臨む横津岳と北峰越しの駒ケ岳


 10月の入りは秋晴れの好天に恵まれた。午後から所用があったので、午前勝負で、函館市の最高峰袴腰岳へ。記録を見たら、夏山に新中野ダムコースから登るのは9年ぶりだった。その間、こちらから登るのは初冬の雪山初めや沢登りだった。あとは、横津岳から巴スカイラインを往復している。

 家を5:00に出て、第2登山口を目指した。ところが、白沼入口の少し先の赤沼分岐の地点で幅広のビニールテープが張られ、通行止めになっていた。多分、8/18の台風で林道が崩壊したのだろう。仕方ないのでアデダス登山口まで戻った。

 5:45、アデダス登山口スタート。いつも第2登山口から登っているので、ここから登るのもかなり久しぶりだ。とても新鮮な感じである。

 6:10、第2登山口通過。人工林を抜けて、自然林の中を進む。意外と紅葉が早い感じだ。


 三角山への登りの青空の下の紅葉



ダケカンバの黄葉とハウチワカエデの紅葉


三角山の下りから山頂を見上げる


1050肩から山頂を見上げる


7:40、頂上到着。リュックをそこにおいて、横津岳や駒ケ岳の見える北峰を往復


頂稜から俯瞰する函館山を中心とした下界の眺望

 
トレイルランナーのYaさん    HYML仲間のタケポンさん

 1050肩を下ったところで、下からトレイルランナーが駈け上がって来た。こちらの顔を見るなり、「坂口さんですよね。5年前ほどからずっとお会いしたかったです。お会いできてうれしいです」とのこと。函館トライアスロンクラブに知り合いがたくさんいるというYaさんという方だった。どうやら家から走ってきて、この後、横津岳まで走って向こうから下るようだ。

 三角山の手前で、今度はHYML仲間のタケポンさんと出会う。このほかに、あと2名の登山者と出合った。

 さらに、車で新中野ダムまで来たら、下から走ってくるトレイルランナーから挨拶されたので停まったら、名前は知っていたがお互いに初対面の函トラのMuさんだった。こちらも家から走ってきて袴腰岳を往復するのか、Yaさん同様横津岳の方へ抜けるのかもしれない。凄い人たちが増えたものだ。

 登り1時間55分、下り1時間20分。今年は8月以降ハードな山ばかりやっているせいか、この歳になって体力が向上したようで、非常に快調に登り下りできた。9:30には下山でき、温泉に入っても、11時前には帰宅できた。

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