癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

旧函館信用金庫本店(旧第十二銀行)が解体された

2020年01月17日 | レトロ建築・古民家カフェ

 また、函館の貴重な美しい歴史的建造物がひとつ消滅したようだ。豊川町の旧函館信用金庫本店(旧十二銀行函館支店)である。
 茶褐色のタイルと、直線を強調したセセッション風のデザインが美しいこの建物は、大正15(1926)年に富山に本店を置く、第十二銀行(現在の北陸銀行)の支店として建てられたものである。昭和53(1978)年から平成15(2003)年までは函館信用金庫の本店として使われていたので、そちらの名称を出した方が馴染み深いかも知れない。

        (昨日の画像~他サイトから借用)

 この建物と土地を買収した業者が、この土地にホテルを建設することになり、12月下旬から解体工事に向け足場が組まれていたことは目にしていた。それが、昨日に解体されてしまい、もう目にできなくなったという。

 トータルで12年間務めた旧東川小学校の校区の建物で、いつも目にしていただけに、もう目にできないと思うと寂しさが募る。

 この旧十二銀行函館支店の歴史的価値は、3つの点があると言われている。
 まず1点目は、函館とは縁の深い富山(北陸)の銀行であること。函館と言えば北前船の時代からその中継点である北陸と親密な関係を持ち、明治以降この地域の住民が多数函館へ渡り住んでいる。そのような事からも、かつての函館と北陸の人的・経済的な繋がりを偲ぶことにできる建築物である。

 2点目は、東京四谷の迎賓館(明治42年築)、神奈川箱根の富士屋ホテル食堂(昭和5年築)、赤坂離宮(現迎賓館赤坂離宮、明治42年築)、旧竹田宮邸(現グランドプリンスホテル高輪迎賓館、明治44年築)などに携わった、建築家・木子幸三郎(1874~1941)の設計作品であるということ。

 そして、3点目は、昭和9(1934)年3月21日に発生した函館大火で、焼失を免れた数少ない建築物だという事である。多くのコンクリート建築は当日の猛火に勝てず、建物内が著しく焼けてしまったのに対し、十二銀行支店はほぼ無被害でこの大火を乗り切ったという。それは、偶然火災の難を免れたという訳ではなく、防火兼防雪のシャッターを設置したためである。このシャッターは大正10(1921)年4月に起きた大火を教訓に、第一銀行函館支店(設計:西村好時、現函館市文学館)、百十三銀行本店(設計:関根要太郎、現SEC電算ビル)に採用されている。

 同時代の第一銀行函館支店は現函館文学館として、百十三銀行本店は現SEC電算ビルとして、現在も利用されているだけに、残す手立てはなかったのだろうか?

 もう目にできないだけに、他サイトから借用した画像をアップしておきたい。

     

     

     

     


ライフスポーツ第3回スキー講習会

2020年01月17日 | スキー・クロカン

 第2回は、三段山からの帰りに大滝でクロカンスキーの練習をしたので、参加できなかった。

 今回は第3回目である。上の方は新雪が10cmほど積もって滑りやすかったが、下の急斜面はアイスバーンのところが多かった。午前中はまあまあ良い天気だったが、午後からは曇って斜面が良く見えなかった。

 今日の我が班は男性2名と女性2名の混合班だったが、午後から女性1名が休憩となった。

 最近は誰を担当しても、上級者ばかりなので、いろいろなトレーニングを中心に講習をしている。

 今回は、午前中は、外スキーをしっかり踏み込んで回すことや外向傾姿勢の取り方、外スキーだけで回すことなどを中心にトレーニングをした。午後からは、内スキーを意識した滑りとともに、小回りの基本姿勢とストックワーク、腕の傾きを利用した大回り、腕と外腰でリードする中回りの違いを体感し、それらを組み合わせたリズム変化で長い距離を滑った。

   

 


ナイキの厚底靴 & ラッピーのカツ丼

2020年01月16日 | 日常生活・つぶやき

 今日の新聞にも掲載されていたが、このブログでも1/4に取り上げた「ナイキの厚底シューズ」は、世界陸連の新規則によって禁止されることになると15日、複数の英メディアが報じたらしい。

 世界陸連の専門家による委員会が検証し、底の厚さに制限を加える規則を設けることになったと報道。現在人気を集めているモデルはトップレベルでは使用が禁じられるとした。世界陸連は既に出された記録については抹消などはしない見通しとこのと。当然反論も出ているが、今後の動向が気になるところである。

◎ラッキーピエロ「カツ丼大好き祭20%OFF」

             

 ラッキーピエロでは、毎月メニユーごとに、2日間限定の割り引き企画を提供してくれる。

 今日と明日は、ただでさえボリュームがあって安い「カツ丼」が20%OFFである。税別とはいえ、この値段で食べられると思えば、食べないと損する気がする・・・と、まんまと乗せられて、近くの昭和店へ夕食として食べに行ってきた。

        

 いつ食べても美味しいと思う。肉も厚くて柔らかく、好きな玉ねぎも多く、トロトロ卵も良い。この店の食材は基本的に地産地消なので安心して食べられるのも好感が持てる。 

 隣の席のサラリーマンとおぼしき男性はダブルカツ丼を食べていた。


HYMLオフミと三段山 & ブログのテンプレート変更

2020年01月15日 | 登山・旅行

   <自分が入った(中列左から2人目)1/11の集合写真が送られてきた>

 1999年12月に発足したHYML(北海道の山メーリングリスト)だが、その年明けには札幌で第1回目の「懇親会」が開かれ、その2月の3連休には第1回目の「三段山オフミ」が開催されている。

 「オフミ」とはoff line meetingの略である。日常的にはon lineで繋がっている員が集って懇親を深める場のことを言う。HYMLではそれ以来、この「顔が見えるML」が特色で、4年前までは毎月欠かさず札幌で「懇親会」を開いてきた。現在は年に3~4回になったが、狸小路の居酒屋「瑠玖」で相変わらず続いている。これを「ルック岳登頂」と呼んでいる。多いときで40~50名になることもある。2017年には拙著の出版祝賀会も開いていただいた。

 さらに、BCスキー(バックカントリースキー)愛好者が集う「三段山オフミ」も毎年12月~3月の3連休を利用して、開催が続いている。これも多いときで30名を超えることもある。こちらは、上富良野町の吹上温泉保養センター白銀荘(自炊)に宿泊し、食事は食事担当者が献立を決めて人数分の食材を仕入れてきて、協力して調理するというシステムである。飲み物とつまみは各自持参。

 温泉と昼からの飲み会が楽しみで参加するものも多い。遠く函館から参加する自分は第1回以来、今年で9回の参加である。

              <十勝岳斜面を滑る>

 フィールドは、三段山を初め、前十勝やカバワラ尾根、十勝岳中腹、富良野ジャイアント尾根、ナマコ尾根などである。

  2004年には、21名で三段山へ登頂した記録もある。自分が参加した中では最多人数である。

 三段山は、十勝連峰の主稜線から少し北側に外れた前鋭鋒的存在のあまり目立たない山である。名前の通り3カ所の急勾配を持つ三段重ねの穏やかな山容を呈する山である。
 昔から標高1017mにある吹上温泉保養センター「白銀荘」などをベースにした山スキーのメッカと呼ばれる山で、多くの冬山登山者やBC(バックカントリー)スキーヤーでにぎわう。コースの取り次第で、初級者から上級者まで楽しめる山である。


 この三段山の下部はかつて「国設三段山スキー場」とか「三段山スロープ」と呼ばれていた。白銀荘の前からアカエゾマツ林を切り開いたスロープが始まる。1段目から2段目に掛けての西側には伐採跡も残っている。

 この山は、1999年12月に発足したHYML(北海道の山メーリングリスト)のオフミ登山で登ることが多い。
 最初に訪れたのは、2000年の第1回目「HYMLオフミ」だった。それ以来、毎年のように12~3月の3連休を利用したオフミが開催されている。そのうち、自分が参加しているのは、2020年までで9回である。
そのほかに、単独で、夏山に1回、春山スキーに1回登っている。

 <富良野岳をバックに山頂稜線を登る(山頂から)~これほどの天候に恵まれるのは年に何回もない>

 今日、これまで自分が参加した「三段山とその周辺・BCスキー山行記録~HYMLオフミの記録~」のページをまとめて新たに作成した。↓ ↓ ↓

 http://sakag.web.fc2.com/sandan-index.htm

 

◎ブログのテンプレートを変えてみた

 PCをwin10に変えたときに、ワイド画面のモニターを購入した。それで自分のブログを見ると、無駄なスペースが目立つし、文章の1行が長くなり、画像とのバランスも悪いので、数年ぶりにテンプレートをワイド版に変えてみた。そうしたら、ページ全体のバランスも本文も収まりもフォントの大きさも見やすくなったので、当分このテンプレートを使用していこうと思う。ほかの方にはどのように見えているのだろう? 


クロカンスキー初滑走 in 大滝

2020年01月14日 | スキー・クロカン

 大滝総合運動公園グランドに常設されている周回コースと鋭鋒をもたげる徳舜瞥岳

 千歳道の駅で10時間も爆睡して朝を迎える。そこからクロスカントリースキーの常設コースがある伊達市大滝区の総合運動公園へ向かう。ここは雪が間に合ったようで年末からオープンしていた。

 例年は年末と年始に2回は練習に行っていたが、今シーズンは肩の痛みの関係で自重していたので、今日が初滑走だった。

 昨日までのBCスキー(バックカントリースキー)の登りのストックワークでも痛みが出なかったので、XCスキーでも大丈夫だろうと思った。案の定、肩の痛みは全く感じることはなかった。まあ、明日に筋肉硬結等の反応が出なければ大丈夫だろう。

 ー9℃と寒かったので、グランドコートを着たまま初めにグランドの周回コースで4周ほど基礎練習をした。その後。休憩所(キートスマヤ)で給水タイムを取り、グランドコートを脱ぎ、一番短いコースを1周し、2度目の給水タイム・休憩。

 さらに、最も長いコースを休憩なしで2周した。2周目の後半に昼のサイレンが聞こえたので、その回で終了。結局滑走距離は24kmだった。最初の練習としてはまあまあだろう。

 朝一番乗りだったので、自分のトレースだけしかない。

 

 ノートレースのゲキ坂。昔は滑らせながら登っていけたが、今はほぼ逆ハの字歩きの登りで歳を感じる。

 

 ゲキ坂を登り切ると、徳舜瞥岳の山頂部が見える。登りの後の下りが楽しみで頑張ることができる。

 

 その先の下りから西側の山並みを眺める。

 

 ほぼ平地の滑走を楽しめるコース。

 12:20に打ち上げて、休憩所で昼食を食べて、帰路に就く。

 

 火曜日の今日は無料の「大滝ふるさとの湯」は定休日なので、同じ無料の「北湯沢湯のさと館」で疲れを癒して、17:30には5日ぶりの帰宅。


「三段山オフミ」(3日目)

2020年01月13日 | スキー・クロカン

   

   (ナマコ尾根の1400m付近で、前十勝の岩崖をバックに)

   

  今日は、13人のグループに入れてもらって、初めてのナマコ尾根を目指した。三段山斜面と前十勝斜面の間にある尾根である。

 途中で戻る5名と分かれて、8名は谷の中を登り、途中からナマコ尾根に上がり、1400m付近まで登って、ナマコ尾根の滑りを楽しんだ。雪は3日間で最も軽かった。

 8:30スタート、10:50滑降開始、11:40ゴール。

 

 

 下山後に解散し、温泉に入って千歳道の駅まで走った。ここで車中泊して、明日は、大滝でクロスカントリースキーの練習をするつもり。 

過去の「三段山とその周辺・BCスキー山行記録~HYMLオフミの記録」は下記でどうぞ!

 http://sakag.web.fc2.com/sandan-index.htm

 


「三段山オフミ」(2日目)

2020年01月12日 | スキー・クロカン

2 今日は、いくつかのグループに分かれての行動となる。昨年滑りを楽しめた十勝岳や前十勝の斜面は、雪不足で岩が出ているという。

 仕方ないので、今日も5人グループで三段山の行けるところまでと行くことにした。8:25出発。

 3段目の斜面の下まで登ったら、ホワイトアウトになったので、そこから滑り下りることにした。

 昨日と違う美味しい斜面を滑ったので、それなりに滑りを楽しむことができた。

 

 10:35、下山。時間的に登り返して滑ることは可能だが、昨日より滑りを楽しむことができたので、今日はこれでのんびり過ごすことにした。

  温泉に入って、昨日の分のブログをアップしたり、お喋りをしたり、テレビの女子駅伝を見たりしてのんびり過ごした。

(露天風呂~公式ページから借用)

 温泉から上がったら、いつも春と秋に恵山登山会に札幌から参加いただいているAご夫妻にお会いしてびっくり。恵山以外でお会いするのは初めてだった。


BCスキー「HYML三段山オフミ」(1日目)

2020年01月11日 | スキー・クロカン
  •  毎年、12月か1月のバックカントリースキーの「HYML三段山オフミ」に参加している。
  •  上富良野町吹上温泉の白銀荘を根城にBCスキーと温泉と飲み会を楽しむオフミである。今回は、昨年同様1月の2泊3日の日程である。
  •  千歳道の駅で朝を迎え、白銀荘に11時に到着。 
  •  11:15、一人で三段山へ登る。
  • 2段目の上まで上がったら、ホワイトアウトになり、吹雪いてきたので、12:40、滑降開始。13:00過ぎには白銀荘に到着。
  •  あとは、温泉にゆっくり浸かり、ビールを飲んで、先に着いている仲間とお喋り。夕方には今日の参加者25名が揃う。自分は最高齢だった。
  •  
  •  食事担当者が献立を決めて、食材も用意してくる。何人かの手伝いで食事が出揃う。

  • 17時前には宴会へ突入。自分は早くから飲み過ぎて、早めにダウン。22時まで続いた飲み会には付いていけなかった。

ライフスポーツ第1回スキー講習会ほか

2020年01月10日 | スキー・クロカン

 

 

 

今日から、スキーを中心としたシニアスポーツクラブ「函館ライフスポーツ」の講習会が始まった。2月末まで、だいたい週1のペースで開催される。

 一昨日の雨がゲレンデ状態にどのような影響を与えているか心配だった。しかし、上の方は雨が雪だったようで、ゴンドラ降り場の積雪は20cmから34cmに増えていた。下の方もみぞれだったようで、見事にアイスバーンはなくなり、素晴らしいコンディションだった。

 今日の我が班は1級取得者が2名とそれに準ずる上級者ばかり3名だった。 

 シーズン初めでもあるので、午前中は外足主体の運動から徐々に内足を意識したターンや外向傾の取り方、低い姿勢でのカービングターンの熟練を中心に、午後からは、それをもとにした小回りターン、中回りターン、大回りターンの運動の違いを意識した滑りやリズム変化を意識した滑りなどを中心に一緒に滑りを楽しんだ。

 うっかりして、上手な滑りをカメラに収めるのを忘れてしまった。

◎車のラジエーター故障し、代車で千歳町の駅まで

 今日の講習が終わったら、その足で明日からの3連休に合わせたバックカントリースキーの「HYML三段山オフミ」(上富良野町吹上温泉白銀荘)に参加するために、昨日車の6ヶ月点検に出した。

 ところが、ラジエーターが故障していて、部品を取り換える必要があるとのことで、代車生活となった。

 小さなNOTEに、ゲレンデ用のスキーとバックカントリー用のスキー、さらに、帰りに練習するつもりのクロカンスキーとそれぞれの靴とストック、さらには、5日分の衣類と助手席を使った車中泊用(10日と13日)の道具等を積んだら、車が満杯になった。

 今は森町だが、これから、千歳道の駅まで走って車中泊の予定。


映画「男はつらいよ50 お帰り寅さん」

2020年01月09日 | 読書・映画

         

 去る12月上旬の姪っ子の結婚式で東京へ行った際に、葛飾柴又を訪れ、「寅さん記念館・山田洋次ミュージアム」を観てきた。

 そのときに、1969年に第1作が劇場公開された『男はつらいよ』シリーズの50作目となる『男はつらいよ50 お帰り寅さん』が、今年の正月映画として、22年目ぶりの新作として封切られることを知ったので、ぜひ観ようと思っていた。

   

 今年はシリーズ50周年を記念して、TVでも昔のシリーズが放映されている。一昨日も、NHKBSプレミアムで、傑作のひとつとされている7作目の太地喜和子がマドンナの『男はつらいよ 夕焼け小焼け』が放映されていたのを観た。出演者は亡くなっている顔ぶれも多く、非常に懐かしかった。

 さて、今日観てきた22年ぶりの新作となる今回のシリーズ50周年作品『男はつらいよ50 お帰り寅さん』は、新撮された登場人物たちの”今“を描く映像と、随所に回想場面で登場して蘇る寅さんのシリーズ映像が見事に紡ぎ合う、新たなる『男はつらいよ』が描かれていた。

 ストーリーは、「寅さん」こと車寅次郎の甥・小説家になっている満男(吉岡秀隆)が主人公で、かつて思いを寄せたイズミ(後藤久美子)のその後の物語が展開され、別々の人生を生きてきた2人を軸に、さくらや博、くるまやを囲む人々の姿が描かれる。出演者は倍賞千恵子、前田吟、浅丘ルリ子、夏木マリら。後藤久美子は1989年の42作目「ぼくの伯父さん」に登場している。そのシリーズの場面が多く挿入されているが、当時の可愛さがひときわ懐かしい感じがした。

 昔の映像は、4Kデジタル技術で非常に鮮明な映像として修復されていて、古い映像という感じが全くしなかった。それだけに挿入という感じがしなくて、非常に自然な流れになっていた。

 山田洋次監督は88歳になるというが、まさに天才である。これまでに49作も作ってきただけに、その中から回想場面として挿入される寅さん登場の場面が、ストーリーとピッタリな感じで非常に自然な流れとして収まっていることに感心しながら観ていた。

 寅さんを蘇らせるために、どんな顔ぶれで、どんなストーリー展開にしたら良いかを工夫した、山田洋次監督ならではの傑作といえよう。

 最後の場面で、これまでのシリーズのマドンナたちとの名場面が次々と映し出されるのが懐かしかった。亡くなったばかりの八千草薫をはじめ、吉永小百合、大原麗子、桃井かおり、松坂慶子、栗原小巻、都はるみなどなど。本作では、歴代のマドンナの中でも、寅さんと相思相愛だったリリー(浅丘ルリ子)も登場している。


追い打ちの雨

2020年01月08日 | 日常生活・つぶやき

 今日は朝から結構強い雨が降り続いている。今日まで6cmあった函館市の積雪は夕方には2cmになってしまった。

  雪が少ないと、雪かきと車の運転が楽なのは助かる。しかし、ウインタースポーツを楽しむ者にとっては涙・涙である。スキー場も泣いていることだろう。

 函館市は除雪費が助かって喜んでいるようだが、除雪業者は稼働日数が少なくて収入減になっていることだろう。

 この少雪傾向は全道的なようで、十勝では畑の土が舞い上がり、札幌では雪祭りの雪集めに苦労しているようだ。農家も雪の下で保存するつもりの野菜も大変らしい。

 自分のことだけを考えても、ゲレンデスキーも雪山登山やバックカントリースキーも楽しめないし、このあと続くクロカンスキー大会のコースも平地が多いだけにも心配である。

 とりあえず心配なのは、明後日のライフスポーツの講習会である。七飯スノーパークの上の方は、この雨が雪になっている可能性は強いが、下の方はこのまま凍ってしまったら、アイスバーンだろうし、ブッシュや土が出ているところが増えているだろう。

 やはり、あるべき時にあるべきものがないということは、いろいろな弊害が大きい。


ラッキーピエロ峠下総本店イルミネーション

2020年01月07日 | イベント鑑賞・参加

 ラッキーピエロ峠下総本店のイルミネーションは、毎年11月1日~3月31日まで点灯される。

 点灯時間は18~20時(土曜日は21時まで)。じゃらんのイルミネーションベスト10の2位にランクインされている。

 テーマは「音と共に輝き出す光の森」。36万球のカラフルなLED電球がアレンジされ、テラス一帯はまさに光の森。
 店内の客席から眺められるが、ゆったりと間近で楽しむには、テラスに入場するのがおすすめ(1人300円+税)。

 年末にテラス入場無料券が送られてきていた。たまたま今日が「カレーライス25%OFF」の日だったので、それに合わせて観に行ってきた。

 三脚を持参せず、コンデジで撮ったので、手ぶれ画像になっているが、雰囲気だけでもどうぞ!

      店内の注文カウンター

         店内の様子

  ボリューム満点のチャイニーズチキンカレー(700円→25%OFFで525円(税別))


最悪のゲレンデコンディション・・・「ライフスポーツコーチ研修会」

2020年01月06日 | スキー・クロカン

 今年の雪の少なさは異常である。これほど雪が降らない冬もあまり記憶にない・・・全国的な傾向で、長野や新潟でもスキー場がオープンできないでいるところも多いという。

 来る10日から始まる「函館ライフスポーツ」の講習会に先駆けて、今日はコーチ研修会が函館七飯スノーパークで開催された。

 山頂の積雪はわずか20cm、下の方は人工降雪機による雪がほとんどである。それでもゴンドラが運行されていて、なんとか上から滑り降りることができた。しかし、ゲレンデはブッシュや土や石ころが出ているところもある上に、多くはアイスバーンで、最悪のコンディションだった。

 特に12月中旬に札幌国際スキー場の柔らかな雪で初滑りをしているだけに、今日の雪は最悪だった。

 顧問のKi氏を講師に、11人のコーチ会員が参加した。

 まずは、座学で、「今年のスキー場はコンディションが悪いので、とくに安全に最大限留意して指導することが大切である。最近はスキー事故の裁判件数も増えているし、会員もコーチも昨シーズンより1歳年を取っている。」と説かれ、そのための具体的な注意点を提示していただいた。

 技術的なことは、午前中は、外スキー主体の運動、さらには、アイスバーンへの対応も含めた内スキーの使い方を中心に、午後からは、みぞおちを深く曲げた低い姿勢からの大きな動きでのターンを意識することを中心に練習した。

 人工降雪機で作った雪を圧雪車で均しながらコース整備をするまだクローズされたままの大沼コース。

 とにかく、10日までの間にもうひと降りの雪が欲しい。このままだと教えるほうも習うほうも大変である。

 なお、心配した治療中の肩の痛みだが、スキーをする分にはストックワークも含めて痛みが出ることはなかった。


横浜家系ラーメンおばら家~初訪問

2020年01月05日 | 食べ物

 昨年10月29日、函館市昭和4丁目の国道5号線沿いにオープンした「横浜家系ラーメン おばら家」

 横浜家系ラーメンは函館では初オープンである。場所は、移転する前の昭和にあった廣河ヌードルの跡。

 秋の街道歩きで2回横浜家系ラーメンを食べて美味しかったので、機会があったら訪問したいと思っていた。

 家系ラーメン(いえけいラーメン)とは、1974年以降に登場した神奈川県横浜市発祥の豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメン、およびその店舗群である。 ラーメン店「吉村家」を源流とするらしい。

 

      

 メニューと食券販売機・・・いろいろなトッピングの違いによるメニューがある。

 初めてなので、「定番」と書かれた基本的な「ラーメン」(710円)を注文。

 

 奥の壁に張られている仰々しい説明・・・濃厚スープも太麺も好きだし、街道歩きの時にはライスにスープをかけて食べてみたが、やはり美味しかった。しかし、今回は注文しなかった。

 

 麺の硬さ、味の濃さ、油の量は、それぞれ好みで3段階で注文できる。初めてなので、どれも「普通」にしてもらった。

 玉ねぎ(生のみじん切り)も街道歩きの時に食べていたので、それも注文。

 

 テーブルの上には、にんにく、豆板醤、しょうがが用意されている。

 

 着丼した「ラーメン」・・・まずはスープを一口飲んでみる。濃厚でクリーミーな味で、豚骨臭さはまったく感じられない。〇〇家の名前は違うが、街道歩きで食べと物と同じである。

 しかも、そのときにも思ったが、なぜか青森の長尾の「煮干しラーメン」と共通の味がする。ベースは豚骨と煮干しと全く違うのに・・・? しかも、ライスにスープをかけて食べることを勧めているのも同じである。

 麺はやはり大好きなもちもちの太麺である。少し食べてから、にんにく、豆板醤、しょうが、玉ねぎをすべて入れたらより美味しくなった。ほかにもいろいろなトッピングのメニューはあるが、それは次回の楽しみである。

 この味は、これまでの函館のラーメン店にはない味である。そのせいか、13時を過ぎても次々と来客があり、席がほとんど空くことがなかった。開店から2ケ月を経過しているが、この様子では、函館にも十分受け入れられていると見た。


箱根駅伝の好タイムは、ナイキの厚底ランニングシューズの影響

2020年01月04日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 

 今年の箱根駅伝は、区間新記録が続出し、総合タイムも大会新記録だった。これらの背景にはナイキの厚底ランニングシューズが影響しているらしい。

 確かに、選手のほとんどはピンクやグリーンの厚底のランニングシューズを履いていた。これらはすべてナイキのである。

 今日から診療を始めた五稜郭整骨院(土日診療・金休診)へ肩の治療に行ってきた。院長は自らもマラソンもトライアスロンもやってて、靴のインナーソールも製作している。そんなことでこのことを話題にしてみた。

 用具を使ういろいろなスポーツでは、最近はその進化が著しい。自分の趣味のスキーだって、カービングスキーやそれに対応したブーツがそうである。ほかにテニスやゴルフだって用具の進化によって技術や記録が向上している。

 「マテリアルドーピング」という言葉もあるらしい。かつて問題になった水泳のスピードを著しく向上させる水着、最近問題になったパラリンピック陸上競技における義足の問題、自転車における機械ドーピングなど、薬物で競技者の能力をフィジカルに向上させる従来型のドーピングと異なった、新しいドーピングの問題が浮上しつつあるとのこと。

 院長に言わせると、このシューズはギリギリのところで、それには引っかからないだろう。これからのランニングシューズメーカーの競争はより激化するだろうとのこと。

 しかし、同じシューズを誰が履いてもその効果を発揮できるとは限らない。それを履きこなすためには、それなりの筋力や脚力が必要である。普通のランナーがそれを履いても、かえって足を傷めるだけだとのこと。

 よく言われる「上級者用のスポーツ用具や楽器を使いこなすにはそれなりの技術が伴っていなければ、その良さは引き出せない」ということと同じであろう。

 

 興味が湧いて、ナイキの厚底ライニングシューズはどんな靴なのか少し調べてみた。

 このシューズの商品名は、「ズームヴェイパーフライ4%」というらしい。その特徴はクッション性をもちながら、推進力も発揮できることだそうだ。

 このシューズは最も厚い部分で約4cmのソールがある。ソールは大きなスプーン状のカーボンファイバー製プレートを特殊素材で挟む3層構造になっている。厚底といっても重量は28センチの靴で184グラム。手に持つと多くの人がその「軽さ」に驚くほどらしい。
「カーボンプレートがなければ、柔らかいだけだが、カーボンがあるからこそ、反発が出て、ほどよいクッションになる。このバランスが難しいらしい。カーボンが屈曲するのに耐えられるようなクッショニングがあり、しかも軽量という新素材(ズームXフォーム)から誕生しているとのこと。

 これから、各メーカーも同じようなシューズを出してくるだろう。ナイキはすでに初心者用のものも出しているらしい。今後、一般市民ランナーレベルのシューズまでどのような影響をもたらすのか興味を持ちながら眺めてみたい。