7月24日、2020年東京オリンピックのエンブレムが決定したという。
たいへん勇気のあるデザインだ。
放射能に覆われた地域で開催することになるかもしれないオリンピックであることを正直に伝えるべく、黒い帯で真ん中の三分の一を堂々と覆い、汚染の事実を隠さない。
いやいや、立憲主義を自ら失効させ、暗黒時代に入ろうとしているかもしれないこの国の暗雲を示しているのか。
中心サークルからは外れた区切られた狭い端っこの空間に、金メダルも銀メダルも追いやられている。
かつて日の丸の一部であったものと思われる赤丸は恥ずかしげに端っこに小さくなり、反省しているのであろう。
「T」が象徴という。キーワードは、
「TEAM」みんなが道連れ、
「TOMORROW」問題は明日というか未来に据え置きか先送り、
まあ確かに「TOKYO」もTだ。
こんなに正直でいいのだろうか。
ここまでも統一感のない、まとまりが感じられない、ぶざまなデザインは、見たことがない。
諸君、これが日本のオリンピックだ。
やめるなら今だぞ。
誰か早く止めてくれ、という悲痛な叫びが感じられる。
日本の未来に責任ある人々は、苦渋の末にかのようなデザインを選んだと思われる。
この正直さを讃えよう。
オリンピックに向けた国立競技場建設の二千何百億円が高すぎるから白紙撤回という。
日本の自衛隊向けにアメリカさんから買うオスプレイ二十機は三千何百億円だ(二、三年前には一台七十億円くらいという話だったはずだが付帯設備を付けたにせよずいぶんな値上げを許したものだ!)。
撤回するならそっちでいいはずだ。
そして、当てにならない「T」に無駄な金をかけるより、今、この時を耐えている被災者への支援に使うのが、筋だ。
たいへん勇気のあるデザインだ。
放射能に覆われた地域で開催することになるかもしれないオリンピックであることを正直に伝えるべく、黒い帯で真ん中の三分の一を堂々と覆い、汚染の事実を隠さない。
いやいや、立憲主義を自ら失効させ、暗黒時代に入ろうとしているかもしれないこの国の暗雲を示しているのか。
中心サークルからは外れた区切られた狭い端っこの空間に、金メダルも銀メダルも追いやられている。
かつて日の丸の一部であったものと思われる赤丸は恥ずかしげに端っこに小さくなり、反省しているのであろう。
「T」が象徴という。キーワードは、
「TEAM」みんなが道連れ、
「TOMORROW」問題は明日というか未来に据え置きか先送り、
まあ確かに「TOKYO」もTだ。
こんなに正直でいいのだろうか。
ここまでも統一感のない、まとまりが感じられない、ぶざまなデザインは、見たことがない。
諸君、これが日本のオリンピックだ。
やめるなら今だぞ。
誰か早く止めてくれ、という悲痛な叫びが感じられる。
日本の未来に責任ある人々は、苦渋の末にかのようなデザインを選んだと思われる。
この正直さを讃えよう。
オリンピックに向けた国立競技場建設の二千何百億円が高すぎるから白紙撤回という。
日本の自衛隊向けにアメリカさんから買うオスプレイ二十機は三千何百億円だ(二、三年前には一台七十億円くらいという話だったはずだが付帯設備を付けたにせよずいぶんな値上げを許したものだ!)。
撤回するならそっちでいいはずだ。
そして、当てにならない「T」に無駄な金をかけるより、今、この時を耐えている被災者への支援に使うのが、筋だ。