Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

劇作家協会は午前中に会議する

2016-01-17 | Weblog
木曜夜は稽古後に梅ヶ丘へ移動、結城座公演に備えて、初対面のたいへん面白い人物と、イプセンについて終電まで話し込む。結城座公演の山田真実演出助手も同席。演劇人であり批評家・研究家でもある彼は、十二年以上定住所を持っていないという。どうしてそんなことが可能なのか。本題の話も興味深く、確かに20年以上前には考えられない職種やライフスタイルは、多くあるのだな。やはり世間は広くしておかないと駄目だなあと、あらためて思った。
金曜午前中は劇作家協会の「部会」会議二連発。鈴木聡、マキノノゾミ、中津留章仁、長田育恵、古川貴義、古川健、瀬戸山美咲、忙しいはずの面々が揃う。4年前、2年前からアクティブなところに入ってもらった人もいるのだが、もうみんな疑問なく自分たちの協会だと思っている。ひょっとしたらライバルでもあるはずの劇作家仲間だが、こうして揃うときの一種のすがすがしさは、何だろう。本当に協会の存在は大切だと思う。考えてみれば午前中の会議が多い。午前中しか集まれないからなのだが。朝の会議はなんだかハイになるときもある。寝不足だからなのか? 新春のタイミングで新入会員も続々いるようで、この春は改選期でもあり、協会はこれからまた新時代を迎えることになる。
土曜日の稽古は清水弥生も顔を出し、作者に前半を見てもらう、という展開に。まだまだ台本作業が続いている。本人は昨秋出産したばかりであり(公開ブログに自分で情報を出しているのでもう言っていいだろう)、まさに産みの苦しみが続いているわけだが、こちらももう一息、がんばろう。
清水は本日、シアターアーツ劇評講座にも登場する。まだまだ席はあるので、予定されていなくても、日曜夜に時間が空いた、という方はぜひ。飛び入りスペシャルゲストもあるようだ。
シアターアーツ劇評講座 清水弥生=ゲスト 1月17日(日)18:00~ 座高円寺けいこ場2 参加費1000円(予約不要)
http://theatrearts.aict-iatc.jp/201512/3822/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする