『藤原さんのドライブ』
11月6日(日)のトークゲストは、丹羽弘子さんです。
本公演のチケットをお持ちの方、ご予約の方はお入り頂けます。
丹羽さんは、学校教諭をされていますが、岡山県瀬戸内市のる国立ハンセン病療養所・邑久光明園がある長島に、公立邑久高校の分校として存在した「新良田教室」研究の第一人者です。七年前の作品『お召し列車』のさい、たいへんお世話になりました。
「新良田(にいらだ)教室」は、昭和30年、長島に開校した。普通科四年制で、全国で唯一のハンセン病罹患者のための公立高校だったこともあり、青森から沖縄まで各地の療養所から新入生が集められた。当時は特効薬プロミンも行き渡り始め、「完治する病気」「伝染しない病気」と認識されるようになっていたにもかかわらず、ハンセン病に対する隔離政策がむしろ強化されていた。
邑久光明園では、多くの元患者の皆さん方にインタビューすることができましたが、丹羽弘子さんのご協力がありました。
久しぶりにお話できるので楽しみです。
※ 丹 羽 弘 子 公立学校教諭
東京学芸大学大学院障害児教育専攻修士課程修了。特別支援学校教諭。大学入学以降、障がい者問題に関わる中、ハンセン病療養所を訪問する機会を得る。国立療養所長島愛生園および邑久光明園の2園を擁する長島(岡山県)への訪問は1985年より。1988年、対岸と島を結ぶ邑久長島大橋が架る前は専用フェリーで渡島。その後30年余、架橋、国賠償裁判など、時代の流れの中に生きる入所者の方々との親交を深めてきた。
上演情報。プレビュー初日は11月4日です。
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http://rinkogun.com/Fujiwara_Drive.html