Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

デヴィッド・ヘアー 最新作 『ストレート・ライン・クレイジー』 先行上映後トークイベントに出演します

2022-10-13 | Weblog

ナショナル・シアター・ライブ デヴィッド・ヘアー 最新作 『ストレート・ライン・クレイジー』 先行上映後トークイベントに出演します。

レイフ・ファインズ主演の話題作。タイトルは直訳すれば「まっすぐきちがい」。ニューヨークにまっすぐな自動車道路を作った男の話です。

この10/15(土)朝9時からの先行上映で、河合祥一郎氏とご一緒にアフタートークに出ます。

 

これまでに、デヴィッド・ヘアの四戯曲を演出。レイフ・ファインズがヘア自身を演じた一人芝居『悪魔をやっつけろ』日本版では、自ら出演ということもあっての、御縁です。

問題は、朝早いということです。(「朝活か?!」の声も)

 

以下、情報より。

『スカイライト』の劇作家デヴィッド・ヘアの最新作をニコラス・ハイトナーが演出。映画『シンドラーのリスト』の名優レイフ・ファインズが、世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と呼ばれた男、ロバート・モーゼスに扮する。

作:デヴィッド・ヘア(NTLive『スカイライト』)

演出:ニコラス・ハイトナー

主演:レイフ・ファインズ

ストーリー:ロバート・モーゼスは権力者を操りNYの労働者の生活を向上させるために40年間、尽力してきたが、彼と対立する考えの抗議団体が現れ、民主主義の弱点が露呈することに・・・。

 

日時:10/15(土)9時からの上映の回の後にアフタートーク実施 トーク終了予定時刻:12:30頃

場所:TOHOシネマズ 日本橋

『ストレイト・ライン・クレイジー』はNTLiveの中でも高い評価を得ている『リーマン・トリロジー』を彷彿とさせるNYの歴史的人物の実話がベースで、名優レイフ・ファインズの白熱した演技が光る怒涛の会話劇です。NYに住む人なら誰もが知っていると言われる“NYのマスタービルダー(創造主)と呼ばれた男”ロバート・モーゼスにレイフ・ファインズが扮し、彼が実現してきた政策が果たして悪だったのか善だったのかを問う、緊迫感あふれるドラマです。先行上映では公開日10/21(金)より一足先に鑑賞いただける上に、劇作家 坂手洋二氏と演劇に造詣の深い河合祥一郎氏のお二人から作品について深掘りする解説トークも伺える絶好の機会となります。

 

10/21(金)公開劇場

東京)TOHOシネマズ 日本橋  

神奈川)TOHOシネマズ ららぽーと横浜

名古屋)TOHOシネマズ 赤池 

大阪)大阪ステーションシティシネマ

京都)アップリンク京都

福岡)中洲大洋劇場

兵庫)シネ・リーブル神戸

https://www.ntlive.jp/events?fbclid=IwAR1s-njwbX1mo-bQLLuxRSpP69ouNgw2mhddTGLZVif-B0lsdx6WptXVbkg

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母校である大学に通うということ

2022-10-13 | Weblog

還暦の身でありながら、毎週、大学に通っているわけだが、時折り、どうしても不思議な気がしてしまう。

教える側の立場であることに、いまだに慣れていないのかも。

母校である大学に通いはじめて四年だが、学生たちは、とてもしっかりしているように感じられる。

自分はいかほどにも成長できていないのではないか。

いやはや。

 

二年間のリモートを経て、対面式は嬉しい。

マイクは使わない。演劇人だもの。

 

写真は、先週。

画像の中に、まだ夏の香りがしている。

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謝罪から始まる

2022-10-12 | Weblog

日本シナリオ作家協会のハラスメントに対する「声明文」。

「謝罪」からはじまることに、いろいろなことを考えさせられます。

主体の置き方について熟考されているようです。

どの地点から考え始めるか、ということです。

そして、「この声明の精神が映像業界全体の常識になるよう、全力を尽くしていきます」と終える、「自負」と「責任」。

「自覚」と「変革」について、あらためて、具体的に、学びます。

http://www.j-writersguild.org/entry-news.html?id=448841

 

 

声 明

 

 私たち日本シナリオ作家協会は、文化・芸術に関わるすべての業界における、あらゆるハラスメントを根絶するために、全力を尽くすことを「声明」としてここに宣言します。

  これまでに発生した加害も、被害も、決して“なかったこと”にはしません。私たちの在り方そのものを全面的に猛省し、傷つけられた方々に対しては、心から謝罪をいたします。

 私たちは今後、あらゆるハラスメントを断固として許しません。黙認も放置もしません。苦しみを抱える人をひとりも出さず、ひとりも置き去りにしません。そして、協会員が決して暴力や危険にさらされることのないよう、また、誰ひとり加害者にならないための努力を怠りません。優越的地位を濫用した暴言や暴力、脚本家の権利の侵害や搾取、とりわけ、性暴力を含む悪質な事案が発生した際には、法的手段を含む措置を断行します。


 日本シナリオ作家協会(以下、作家協会と略します)を含む映像業界には、長年の間、性行為の強要を含む様々な形のハラスメントが存在し続けていました。それにもかかわらず、2017年、アメリカのハリウッドにおけるセクシュアル・ハラスメント告発が世界的な♯Me Too運動に拡大したときにも、自らの問題とせず放置したままでした。

 2022年になって、被害者の方々の勇気ある告発により、日本の映像業界における性暴力の実態が明るみになりました。その結果、この告発に応えようとする気運が一部には生じたものの、作家協会を含む映像業界全体が問題意識を持って対処することはありませんでした。なぜならば、長期に渡り、加害の意識が欠如した者たちが加害を繰り返してきたにもかかわらず、周囲の問題意識が薄弱なために加害者を許容し、被害者に冷淡であったという異常な体質を、映像業界が維持してきたからです。この体質が、ハラスメントを長期化・悪質化させ、被害を隠蔽させて、現在においても新たなハラスメントを生じさせている要因となっているのです。

 ここに私たちは、日本の映像業界においても、被害を受けた方々が名誉をかけ、リスクを背負っても性的暴力をはじめとする一連のハラスメントを告発した行動に対し、心からの敬意を表します。あわせて、こうした告発がなければ、現実を直視することもできず、過去の在り方を省みることもなかった自らの実態を、深く恥じます。

 ハラスメントは、男性から女性への場合のみならず、女性から男性、同性同士など、性差にかかわりなく起きています。被害に遭っても何も言えぬまま、今も苦悩を一人で抱えている方、夢を諦めて映像業界を去らざるを得なかった方がどれほど沢山いるか、どれほど多くの加害と被害とがこれまで隠蔽されてきたか、今こそ認識し、自覚しなければなりません。

 

 脚本家は、プロデューサーや監督から仕事を貰い受ける立場であることが多く、密室における少人数での作業となりがちな職業です。職務上の地位や関係性からも、被害が起きやすい状況下におかれています。このような環境のために、プロデューサー、監督、スタッフ、俳優、その他の業界関係者、同業の脚本家からの、性行為の強要という犯罪をも含むハラスメントが、現在に至るまで計り知れないほど起きていました。打ち合わせや酒席においても、性的な言動にとどまらず、性的な誘いや接触をはかるといった加害と被害が数知れずありました。明るみになった事例はほんの一部に過ぎません。

 立場の強い側は、「目をかけてやっている」「育ててやっている」と驕り、パワー・ハラスメントやモラル・ハラスメントに至る局面がありました。立場の弱い者に対し、人格否定のような暴言を吐く、アイデアを出させ、タイトな締め切りで執筆させながら、クレジットタイトルに氏名も記載しない、報酬も払わないなどの、悪質な搾取行為も起きています。

 脚本家をめぐるハラスメントには、共通する構造があります。立場の強い側が当然の権利のごとく、あるいは無自覚にハラスメントを行う。一方、弱い側は、仕事を降ろされることや、無視されたり、悪評をたてられたりすることなどへの恐怖心から、拒否も抵抗もできず泣き寝入りを強いられる。そのような単純にして強固な構造です。また、このような実態が見えていても黙認する者も多く、さらには容認すらしている周囲の人々の存在があることが、この構造を存続させ、より強固なものにしていました。

 

 ハラスメントは作家協会内部において、脚本家間でも起きていました。師匠と弟子、先輩と後輩などの力関係の下、共同作業であるにもかかわらず、「勉強させてやった」などの理由をつけられて、立場の弱い側が執筆者として扱われず、本来なら著作権者として得られるべき対価や権利を奪われることもありました。作家協会内ではさらに、脚本家から事務局職員への酒席でのセクシュアル・ハラスメントや、業務上の適正な範囲を超えた暴言も確認されています。また、作家協会が主催するシナリオ講座においても、講師(協会員である脚本家)から受講生への指導を超えた罵詈雑言、性的な誘いを持ちかけるなどの悪質な行いがありました。一方で、受講生から講師へのカスタマー・ハラスメントやセクシュアル・ハラスメントの事実もありました。協会員が外部の大学などで教える場でも同様で、講師側ないしは学生側からのハラスメントの事実もありました。教育の場での傍若無人な振る舞い、立場を利用したハラスメントなど決してあってはならないことです。

 これらの数知れないハラスメント事案が作家協会内外にあった事実を、私たちは、直接的にも間接的にも知りながら、実態調査や加害者の処分といった対策を講じることを放棄してきました。そして、加害者を許容して内輪で庇い、被害者を見えない存在にし、より追いつめ、傷つけてきました。

 世間の常識や人間の倫理としては法的にも道徳的にも決して許容されないようなことが、作家協会を含むこの業界では、まるで特権的に許されたことでもあるかのように平然と行われ、強い立場の者が弱い立場の者を虐げたり、性的な行為を強要したりすることがまかり通っていました。社会では明確な犯罪になることが、長年の間、黙認され許容され、隠蔽されてきたのです。この異常性を、私たちは今ここではっきりと自覚しなければなりません。

 

 私たち作家協会は、これまでの在り方を猛省した上で、あらゆる種類のハラスメントを根絶するために、対策委員会を立ち上げました。

 今後、協会員及び職員が被害を受けた時は、即座に対応できるようにするため、相談窓口を設置します。ここでは、現在発生しているハラスメントのみならず、過去に起きた事案も受け付け、対処します。加害者及びその属する組織に対しては、法的措置を含む断固とした態度でのぞみます。

 作家協会内部で実施したアンケートの結果をふまえて、独自の「ハラスメント対策ハンドブック」を作成し、すべての協会員のみならず、映像制作会社、映画会社、テレビ局、その他関係諸団体に配布します。

 また、専門家を招いて講習会、勉強会を実施し、作家協会に残存するハラスメントの構造を破壊し、意識の変革に努めていきます。

 

 この声明を、映像業界に生きるすべての人々、映像業界の未来を担っていく若い世代、映画、ドラマ等の映像作品を愛するすべての人々に向けて宣言します。

 声明の主語は、作家協会にとどまるべきではありません。この声明の精神が映像業界全体の常識になるよう、全力を尽くしていきます。

 


2022年10月11日 日本シナリオ作家協会

文責・ハラスメント対策委員会

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しっかりしようと思います

2022-10-11 | Weblog

大阪に行っている沖縄の先輩たちから、「太陽の塔」の写真が届く。

あの大阪万博から52年、あの塔は今もそこに屹立している。

岡本太郎、すごい。

夜の空を背景にとらえた、この写真もすごい。(撮影・小島曠太郎氏)

 

いろんなことで頭がパンパンなのだが、

「しっかりしろ!」

と、言われているみたいで、

はい、

しっかりしようと思います。

 

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ご迷惑お掛けしました。

2022-10-10 | Weblog

Webサイトのソフトがかなり古い特殊なもののままなので、更新されるのに時間がかかったり、デバイスによって反映のタイミングにむらがあったり。前売開始前夜から翌朝の数時間、フロントページに不具合が出ました。ご迷惑お掛けしました。

そのことで時間がかかってしまうのは、ものすごく消耗する。本人が悪いわけではないのに失敗したと感じてしまったりの意識の空転や擦れ違いも含めて。消耗した。公演のページじたいは生きていたのに、それでWebサイトに入るのをあきらめた人もいたのではないかなど、考えはじめると、憂鬱である。

そういうことは一過性ではあるが、憂鬱とは嫌なもので、気持ちを明るく、おおらかに、前向きに、と、考えはするが、もちろんそうできればいいしそれに越したことはないのであるが、そうであるべきと意識すればするほど、そうできない、できなかった、現実に対して、より憂鬱になってゆく。いやいやそういうことさえ考えない方がいいのだ。

操作と憂鬱。いずれにせよこの冬にはWebサイトのシステムじたいを変える。何年ものあいだ放置状態であった部分が多いこと自体に問題があるのだが、先に進むことでしか解決しない。

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炎上商法でしょう

2022-10-08 | Weblog

昨夜の、ひらがな四文字某氏と沖縄からも何人かが出たネット番組のことで、いろいろ喧しいが、今全てをフォローしている余裕はない。申し訳ありませんが。ただ、けっきょくそのネットテレビ番組の登録者増加のための炎上商法でしょ、という側面があることは忘れてはならないわけで、ネタの一つとして消費されるということが各方面にもたらすリスクについては、関わるなら自覚的である必要はありますね。せやろがいさんも阿部さんも、たとえばDHC提供の番組だったら出てなかったんじゃないですか。

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【 Web 無料配布中 】 『はじめての演劇』 演出者協会の演劇入門書

2022-10-07 | Weblog

演出者協会・教育出版部の仲間たちが、けっこうながいあいだ試行錯誤しながら、演劇入門書『はじめての演劇』を、作成。

本日 Web 公開。あんまり協力できなかったので、せめて拡散。

無料配布中ですので、ご意見、ご感想をお寄せ下さい。 

 

以下、内容解説です。

 

これさえ読めば初心者でも公演がつくれる!『はじめての演劇』

演劇の「啓蒙と普及」をテーマに、演劇の教科書作りを手掛けている日本演出者協会・教育出版部が監修した『はじめての演劇』を公開しました。以下から無料でダウンロードできます。

 

『はじめての演劇』とは?

あなたがお手にとってくださった、またはダウンロードしてくれたこの『はじめての演劇』は、日本演出者協会の、教育出版部が作成したものです。

「はじめて演劇をつくるけれど、何から手をつけたらいいかわからない!」そんな方のお役に立つ演劇入門書を目指して編集しました。

たとえば、
演劇部に入部したばかりの高校生や、
未経験なのに演劇部の顧問になってしまった新任教員、
研修で導入しているロールプレイの質を上げたい会社員、
忙しい合間に地域行事の短編演劇をつくる公務員、
働きながら趣味として市民劇に参加してみたい方、
リタイアして仲間と表現活動をはじめてみようという方、
やってみる気はないけれど、演劇づくりの裏側に興味がある方、

の一助になればと願い上梓しました。

『はじめての演劇』の特徴は、現在第一線で活躍しているプロフェッショナルの演劇人が執筆していることです。実践的ですぐ役に立つ知識を惜しむことなく、かつ初心者にもわかりやすい文章で提供していただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。
わたしたちは、より親しみやすく伝わりやすい入門書を目指して、執筆者の個性を活かすことにしました。プロフェッショナルな演劇人を集めた網羅的な演劇入門書は貴重ですので、文章に表れる個性の違いも含めて楽しんでください。

『はじめての演劇』は、三部構成になっています。「概論編」では、演劇づくりをはじめる前に、そもそも演劇ってなんだろう?どんな役割があるんだろう?などの全体像をざっくりと把握できます。「知識編」では、演劇にまつわる歴史やジャンル、用語などを学ぶことができます。「実用編」は、この入門書の核となる部分です。演劇をつくる際に必要となる実践的なノウハウが得られますので、ぜひ実際に試してみてください。
頭から全部読むことで、基本的な演劇づくりの全体像を把握することができます。また、必要な部分を必要なときに便覧として活用できます。たとえば俳優をやる方は「実用編」の「演技」を、衣裳をやる方は「実用編」の「衣裳」を、もくじからたどって確認しやすくなっています。

日本演出者協会では、演劇入門書づくりが長い間の念願でした。演劇をはじめたいと思ったときに、せっかく熱意があっても、どうしていいかまごまごしている間にその思いを忘れてしまう。そんなときに役に立つ演劇入門書があれば、演劇の面白さを味わえる方が増えるはずだ、そう考えています。
一方で、多様な分野の演出者の多彩な価値観を反映するには、たくさんの議論や時間が必要でした。演劇は、人の数だけあるので、それぞれが考える演劇入門書を、ひとつの方向に束ねていくにもたくさん話し合いました。時間をかけたことでより『はじめての演劇』というタイトルにふさわしい入門書になりました。

もし、読んでいただいて感想や、わかりにくい部分、もっと知りたい要素、間違いやご意見などありましたら、日本演出者協会にメールにてご連絡ください。執筆者にもフィードバックさせていただきます。もし評判がよければ、今回盛り込めず泣く泣くカットした要素を盛り込んだ、第二巻を公開できる、かもしれません。

『はじめての演劇』と出会って演劇をやってみたくなった方が、演劇づくりに挑戦してくださるときに、お役に立てれば幸いです。

 

一般社団法人日本演出者協会教育出版部『はじめての演劇』編集チーム
黒澤世莉・篠本賢一・谷藤太・中村ひろみ・山崎哲史・横尾圭亮

 

以下からダウンロード可能です!

https://www.jda.jp/news-column/12743.html

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決して食べないと思うが

2022-10-07 | Weblog

外食する時間もないが、

けっして食べないと思うが、

このコラボレーションには、驚いた。

餃子とシュウマイが、カレーに載っているらしい。

写真を見ただけで、ご遠慮申し上げたくなった。

乗換駅のホームに、何年か前にできた、カレーの大衆的なチェーン店で、じつは私が一番好んでいるブランドなのだが(1号店の話題がつげ義春さんの漫画に出てくるのだが、つげさんの奥さんが家でカレーを作ったとき「あの新宿のスタンドのカレーの味が出せなくてねえ」と言うのだ、確か)。

表の大型ポスターのインパクト。

餃子とシュウマイが両方、というのが、また。

カレーと混ぜて食べるとどういうことになるのか。

ラー油をかけることを推奨しているのはわかるが、このチェーン店には、ショーユや辛子はあるのだろうか。

いや、興味はない。

けっして食べないと思うが。

時間があったとしても。

 

 

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うんざりだ

2022-10-05 | Weblog

私は何者かよく知らないがネット界隈では有名人らしい「ひろゆき」なる者が、沖縄の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設反対の「座り込み」にけちをつけてきたらしい。「新基地断念まで座り込み抗議 3011日」と書かれた看板とピースサインの自身が一緒に写っている写真をTwitterにアップし「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」と書き込んだという。翌4日には「『座り込み』その場に座り込んで動かないこと。目的をとげるために座って動かない。知らない間に辞書の意味変わりました?」などと続けているそうだ。

たまたま「ひろゆき」が、山城博治氏らと話している動画がネットに流れてきたが、「ずっと=24時間」などとは、辞書に書いてあるはずはない。勝手に「正論」と思い込んだことを繰り返すばかりの主張を続けながら、薄ら笑いで「最後まで喋らせてくれます?」という彼の言い方のいやらしさに、寒けがした。自分も相手に意見を言わせないで断定ばかりしておきながら、前提がそもそも違うと言っている相手に対して話を聞かないで、議論を自分の側のところでしかさせないでおこうというトーンポリシングの一種で、本当にいやらしい。

彼は、「座り込み抗議」を「3011日」続けてきたことへの想像力は皆無だ。運動への理解のない者がただ冷やかしに来たのだ。こんなの相手にしなきゃいいだけだが、ネット環境で辺野古のことが本質的でない取り上げ方をされることは、理不尽だ。見せしめ、さらし者にするという機能の、インターネットの「場」を使って、手前味噌の「正義」を喧伝する者たちが、多すぎるのではないか。

 

というか、この投稿、迷ったよ。あほらしすぎて。むなしいだけ。なんだけれど、これが「通用」してしまうことは、そんな過去例になってしまうことが、あらゆる面から見て、よくないよ。

 

 

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『藤原さんのドライブ』 チラシ裏面です

2022-10-05 | Weblog

燐光群 最新作 『藤原さんのドライブ』 チラシ裏面を添付しました。

 

『藤原さんのドライブ』 ご案内

 

11月4日(金)〜13日(日) 

座・高円寺1

 

まもなく創設四十周年を迎える燐光群は、主宰・坂手洋二の待望の新作『藤原さんのドライブ』を、11月4日より座・高円寺にて上演、その後国内4都市ツアーを行います。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されています。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ。それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、描きます。

 

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。これが劇中で描かれる象徴的なエピソードとなります。

 

 今年7月、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』下北沢ザ・スズナリ公演では公演初日に関係者にコロナ陽性者が発出、全20ステージのうち12ステージを中止せざるを得ませんでした。8月、坂手洋二もコロナに罹患し一時的に入院、このコロナ禍下の状況で、執筆中だった本作の構想を、大幅に変化させることになりました。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で劇団の底力を見せた劇団俳優陣に加え、今年カンヌ映画祭で話題となった『PLAN75』に出演した中山マリも、引き続き舞台に参戦。劇団外では、最近ではNHK朝ドラ『ちむどんどん』波子役で話題の円城寺あや、『僕らの城』で今年前半期小劇場の注目を集め『ブレスレス』に続いて出演する三浦知之も、加わります。芳醇なアンサンブルにご期待ください。

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる作品となるよう、準備中です。

ぜひ本公演をご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

 

<タイムテーブル>

11月

4日(金)19:00 プレビュー 

5日(土)14:00 ◎

6日(日)14:00

7日(月)19:00

8日(火)14:00◎

9日(水)14:00◎   19:00

10日(木)14:00◎

11日(金)19:00

12日(土)14:00◎  19:00

13日(日)14:00

*11/4(金) はプレビュー。◎は託児サービスあり(要予約)。

*坂手洋二とゲストによるアフタートークを予定しています。

 日程・詳細についてはウェブサイト等でお知らせ致します。

 

一般4,200円(全席指定席) プレビュー3,000円(全席自由席・人数制限有)

 

以下燐光群でのみ取り扱い

ペア前売7,600円  U25/学生2,000円 高校生以下1,000円

*U25以下は証明書の提示要

 

<予約受付開始>   10月9日   10:00〜

<ご予約・お問合せ>

・燐光群/(有)グッドフェローズ 03-3426-6294

・座・高円寺チケットボックス(月曜定休)

 TEL03-3223-7300(10:00~18:00)

日本劇作家協会プログラム

協力◯セゾン文化財団

主催○有限会社グッドフェローズ

提携○NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

 

<ツアー 予定>

【伊  丹】 11月18日(金)〜20日(日) AI・HALL

【長  門】 11月23日(水・祝) ルネッサながと

【名  古  屋】 11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

【岡  山】 11月29日(火)岡山市市民文化ホール

 

rinkogun@alles.or.jp  03-3426-6294

 

http://rinkogun.com/Fujiwara_Drive.html

 

チラシ表面  掲載の記事

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008

 

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燐光群 新作 『藤原さんのドライブ』 10月9日 受付開始

2022-10-03 | Weblog

燐光群 最新作 『藤原さんのドライブ』 のご案内

 

11月4日(金)〜13日(日) 

座・高円寺1

 

まもなく創設四十周年を迎える燐光群は、主宰・坂手洋二の待望の新作『藤原さんのドライブ』を、11月4日より座・高円寺にて上演、その後国内4都市ツアーを行います。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されています。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は、純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ。それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、描きます。

 

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。これが劇中で描かれる象徴的なエピソードとなります。

 

 今年7月、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』下北沢ザ・スズナリ公演では公演初日に関係者にコロナ陽性者が発出、全20ステージのうち12ステージを中止せざるを得ませんでした。8月、坂手洋二もコロナに罹患し一時的に入院、このコロナ禍下の状況で、執筆中だった本作の構想を、大幅に変化させることになりました。

 

『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』で劇団の底力を見せた劇団俳優陣に加え、今年カンヌ映画祭で話題となった『PLAN75』に出演した中山マリも、引き続き舞台に参戦。劇団外では、最近ではNHK朝ドラ『ちむどんどん』波子役で話題の円城寺あや、『僕らの城』で今年前半期小劇場の注目を集め『ブレスレス』に続いて出演する三浦知之も、加わります。芳醇なアンサンブルにご期待ください。

来年で四十周年を迎える劇団の、新たなる一歩となる作品となるよう、準備中です。

ぜひ本公演をご覧くださいますようお願い申し上げます。

 

 

<タイムテーブル>

11月

4日(金)19:00 プレビュー 

5日(土)14:00 ◎

6日(日)14:00

7日(月)19:00

8日(火)14:00◎

9日(水)14:00◎   19:00

10日(木)14:00◎

11日(金)19:00

12日(土)14:00◎  19:00

13日(日)14:00

*11/4(金) はプレビュー。◎は託児サービスあり(要予約)。

*坂手洋二とゲストによるアフタートークを予定しています。

 日程・詳細についてはウェブサイト等でお知らせ致します。

 

一般4,200円(全席指定席) プレビュー3,000円(全席自由席・人数制限有)

 

以下燐光群でのみ取り扱い

ペア前売7,600円  U25/学生2,000円 高校生以下1,000円

*U25以下は証明書の提示要

 

<予約受付開始>   10月9日   10:00〜

<ご予約・お問合せ>

・燐光群/(有)グッドフェローズ 03-3426-6294

・座・高円寺チケットボックス(月曜定休)

 TEL03-3223-7300(10:00~18:00)

日本劇作家協会プログラム

協力◯セゾン文化財団

主催○有限会社グッドフェローズ

提携○NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺

 

<CAST>

鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

 

<STAFF>

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯大山慎一  三津久  舞台協力○森下紀彦  美術◯じょん万次郎  演出助手○山田真実

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝  進行助手○中山美里  文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭  宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

 

<ツアー 予定>

【伊  丹】 11月18日(金)〜20日(日) AI・HALL

【長  門】 11月23日(水・祝) ルネッサながと

【名  古  屋】 11月26日(土)・27日(日)愛知県芸術劇場

【岡  山】 11月29日(火)岡山市市民文化ホール

 

rinkogun@alles.or.jp  03-3426-6294

 

http://rinkogun.com/Fujiwara_Drive.html

 

 

 

 

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デヴィッド・ヘアー 最新作 『ストレート・ライン・クレイジー』 上映後トークに出ます

2022-10-02 | Weblog

ナショナル・シアター・ライブでの、デヴィッド・ヘア最新作にしてレイフ・ファインズ主演『ストレイト・ライン・クレイジー』先行上映で、河合祥一郎氏とご一緒にアフタートークに出ます。

これまでに、デヴィッド・ヘアの四戯曲を演出。レイフ・ファインズがヘア自身を演じた一人芝居『悪魔をやっつけろ』日本版では、自ら出演ということもあっての、御縁です。

問題は、朝早いということです。(「朝活か?!」の声も)

 

以下、情報より。

『スカイライト』の劇作家デヴィッド・ヘアの最新作をニコラス・ハイトナーが演出。映画『シンドラーのリスト』の名優レイフ・ファインズが、世界都市ニューヨークのマスタービルダー(創造主)と呼ばれた男、ロバート・モーゼスに扮する。

作:デヴィッド・ヘア(NTLive『スカイライト』)

演出:ニコラス・ハイトナー

主演:レイフ・ファインズ

ストーリー:ロバート・モーゼスは権力者を操りNYの労働者の生活を向上させるために40年間、尽力してきたが、彼と対立する考えの抗議団体が現れ、民主主義の弱点が露呈することに・・・。

 

日時:10/15(土)9時からの上映の回の後にアフタートーク実施 トーク終了予定時刻:12:30頃

場所:TOHOシネマズ 日本橋

『ストレイト・ライン・クレイジー』はNTLiveの中でも高い評価を得ている『リーマン・トリロジー』を彷彿とさせるNYの歴史的人物の実話がベースで、名優レイフ・ファインズの白熱した演技が光る怒涛の会話劇です。NYに住む人なら誰もが知っていると言われる“NYのマスタービルダー(創造主)と呼ばれた男”ロバート・モーゼスにレイフ・ファインズが扮し、彼が実現してきた政策が果たして悪だったのか善だったのかを問う、緊迫感あふれるドラマです。先行上映では公開日10/21(金)より一足先に鑑賞いただける上に、劇作家 坂手洋二氏と演劇に造詣の深い河合祥一郎氏のお二人から作品について深掘りする解説トークも伺える絶好の機会となります。

 

10/21(金)公開劇場

東京)TOHOシネマズ 日本橋  

神奈川)TOHOシネマズ ららぽーと横浜

名古屋)TOHOシネマズ 赤池 

大阪)大阪ステーションシティシネマ

京都)アップリンク京都

福岡)中洲大洋劇場

兵庫)シネ・リーブル神戸

https://www.ntlive.jp/events?fbclid=IwAR1s-njwbX1mo-bQLLuxRSpP69ouNgw2mhddTGLZVif-B0lsdx6WptXVbkg

 

 

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「国葬」など現政権の問題の一部の一部に過ぎない

2022-10-02 | Weblog

「国葬」など現政権の問題の一部のそのまた一部に過ぎない。

反対して終わりにするつもりもない。ただ、そういう反対活動があったことが、ガス抜きにされてしまったんじゃダメなんだよ。

これだけ酷い状況なんだ。毎日毎日、もっと怒るべきところで怒らないと。

国会で「国葬」の責任を追及するとか言っている野党陣営、具体的獲得目標と達成の目安はあるのか。言ってるだけでやってる感出されても困るんだよ。

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