2017年08月14日(月)
前日からの雨でお山は諦めていました。
5時起きでお外を見ると雨・・・(T_T)
それでも、段々小雨になり天気予報を確認しても雨は降りそうないなので行く事にしました。
6:02
前方に見えるはずの綺麗な『十勝岳連峰』は、全然見えませ~ん。
<望岳台 駐車場>
天気も悪いので駐車場はスカスカ状態で、この天気にもかかわらず気温も15℃くらいでほぼ無風。
どうしようか迷っていると既に団体さんも4時過ぎから登っていて、
来てからももう2組ほど開始していますので、sanpoくんも『十勝岳』だけでも行こうと準備開始。
結果、『美瑛富士』まで歩きました。
美瑛岳・美瑛富士は何度か行っていますが、この順で歩くのは平成22年8月26日(7年前)←(クリック)
以来です。
*** コースタイム ***
6:50 望岳台 登山口
(2:34)
9:24 十勝岳 山頂
(1:54)
11:14 美瑛岳 山頂
(0:41)
11:55 美瑛富士 分岐
(0:19) ↕
12:14 美瑛富士 山頂(往復42分・休憩含む)
(0:13) ↕
12:37 美瑛富士 分岐
(0:33)
13:10 美瑛岳 分岐
(1:43)
14:54 望岳台 登山口 <全行程 8時間04分>
******************************************
6:50 開始~ 周り100mも見えてるか?と思うくらいの視界(汗)!
今日の工程、こんな天気で大丈夫なのでしょうか?
7:10 以前、晴れません! 濃霧状態。 (前を行く方はカッパを着る準備してます。)
7:36 避難小屋
あら、このコースにもカウンターが付いたんですね。
見えない、 景色が全然見えない! 100m先どころか50m先も見えないくらい厳し~ッ。
歩き慣れているコースなのでGPSを持ってこなかったのですが、
「持って来ればよかったかな~?」 少し心配になりましたがマーカーを注意すれば大丈夫でしょう。
7:28 火口部まで来ましたが、相変わらず『十勝岳』どころか全然景色が見えませ~ん(T_T)。
マーカーだけが頼りです。 ここから最後の岩部の急勾配。
もうそろそろ頂上です。 一瞬、晴れるかな~?と思いきや直ぐに真っ白け!
9:24 十勝岳 着きました~(^^)
周りも見えないのでゆっくり登ってきましたが、今までの一人登山で一番遅い記録かも?
着いてすぐに左側の男性に声を掛けられ色々とお話をさせていただきましたが、
函館から来て今日初めて『十勝岳』に登られたそうで、余りの視界不良で心配になり途中で
引き返そうかと心配しながら来たそうです。
sanpoくん、まだ先があるので小休憩と水分・おにぎり補給し、
「さあ、行くか!」
それにしても、先が全く見えないのですけど~、
一瞬、「やっぱり止めようかな?」と思いましたが・・・、
じっくり足元見て行けば何度か歩いた道だし大丈夫だろう。
大丈夫でしょう・・・、たぶん(^_^;)
道は間違えてないようです。
初めての道だったらGPS無で絶対に止めた方が良いと思うくらいの視界で、
下手すりゃ遭難ってこういう事なんだろうな~
一瞬細い登山道。 両側切れてます! が・・・、全然大丈夫。
ここは、何処じゃ~い。 と・・・、いう感じ(・・;)
『美瑛岳』が近くまでくると4時頃から登っている団体さんが見えてきました。
11:14 美瑛岳 着きました~
お話しさせてもらうと、このままポンピ沢に下りて望岳台に帰るそうです。
この後、先行人は居なく『美瑛富士』に向かうのはsanpoくん一人のようです。
写真撮って、水分補給して直ぐ移動~
ここから下の分岐まで結構岩だらけの下りが続きます。
途中数人の方とすれ違いました。
「こっちから来てる人居たんだ~」と、少し驚き。
ひとり挨拶しても・・・、無言・・・「何だかな?」 最近は挨拶しても無言の方多いです。
11:55 『美瑛富士』分岐 見えてきました。
美瑛富士に向かって~って、言っても全然見えないじゃないか~~っ!!
目印がハッキリしていないので登りは良いけど下りは変な方に下らないか心配になり、
「止めようかな?」と、思ったが下の踏み跡を見て行けば大丈夫でしょう。
見えた!
最後の『美瑛富士』 ここに来るの確か4回目かな?
今日でも誰か落としたか?と思うくらいの新しい飴ありました。(流石に拾いませんけど^^;)
「さあ、sanpo号の置いてある望岳台まで帰るぞ~!」
分岐 薄っすら見える字を読むと『望岳台』まで7km
帰る道、本当は景色見ながら楽しいんだけどな~
間違えて無いですね
マーカー見ながら歩けば絶対に大丈夫!
13:10 美瑛岳分岐まで来ました。 もうここまで来れば安心・安心!
たぶん、先ほどの団体さんは美瑛岳を11:30発と言っていたので12:00前にはここを通ったでしょう。
追いつくかな?
さあ、ここから急斜面の一気下り
一瞬、下界が見えたのですが・・・、やっぱり真っ白。
最後のプチ難所の岩部。 先にストック落として手を使って気を付けて下ります。
下り終わってパチリ ここで一人くらい怪我した人居ないのかな~?とチト思う。
チョット上流に向かって帰る道。 何度も通ってる安心ルート!「もう少しだぞ~」
『函状の沢(北向き沢)』って言うの?
覗いたらチト怖いけど、まあまあワイルドな楽しいポイント。
梯子を下りて~
残雪のギリギリの所でロープ。 (雪が融けたらロープに手が届くの?)
団体さんの女性も通ったのですから大丈夫・大丈夫! (片手でもOK、そんなに心配ありません)
こんな写真載せてもしょうがないですね^^;
ボケました。 十勝岳への分岐まで来ると結構前後に人が居ます。
この後、『美瑛岳』に居た団体さんに追いつきました。(岩部と函沢で時間を取られたと思われます)
下界は晴れてるようです。
14:54 登山口 着きました~。
最後に振り返って、見てください!この景色って・・・、 「全然見えません(^^)!」
終始、全く景色の見えない登山でしたが気温も10℃以上はあったようで頂上でも
ほとんど風が無い状態だったのが助かりました。
十勝岳頂上前では半袖も方も居たくらいでした。 sanpoくんは長袖だったので、
「寒くないですか?」と聞いてみると、年配女性「脂肪がついているから大丈夫」と答えられました(笑)。
このルート、最初と中盤が少し大変なだけで意外に楽しく歩きやすいく最後の望岳台までの下りも
脚に優しく調子良く下りれるので好きな道です。
それでも、7年前と比べると1時間40分も遅い、
「歳かな~?」
こんな天気でも、楽しく歩けたので下界でLSDランするより良かったかなと満足出来る一日でした。
『十勝岳』ありがとうございました!