建国記念日。
インフルエンザで夫婦揃って、ぶっ倒れているのだが、この日はかーたんのうん十何回目かの誕生日である。
やはり、お祝いをしなくちゃいけないのかなぁ?などと病床でぼんやり考えていたら、この時はまだ罹患していなかったばーたんが、美登利寿司で寿司を取ってくれた。
ありがたい。
しかし、完全隔離状態なので、地下で、ささやかながら夫婦水入らずの誕生祝。
もうかーたんも老境にはいったのだが、 よくここまで連れ添ったものだ。
「女房とすだれは古いほうが良い」というのは細川三斎の故事からオカブが作ったオリジナルの格言なのだが、本当にそう思う。
夫婦の良さとは、長くにわたって、人生の浮沈、世の中の荒波と僅かな喜びを共有してきて、初めてわかるというものだ。
かーたんには感謝している。
寿司を食ってすぐ寝たが、いい誕生日だったのではないか?
紀元節妻の白髪のおくれ毛や 素閑