日曜である。
教会である。
ペンテコステである。(ペンテコステ=聖霊降臨祭)
今日の礼拝の説教は、聖霊にまつわるもの。
しかし、今日の役員会に提出する資料を徹夜で作って、ちょっと仮眠したら寝坊してしまって、礼拝を遅刻した。
礼拝司会であるにもかかわらずである。これは、ちょっと痛い失点。
礼拝後、第一日日曜日なので、役員会があり、その後、会計処理。
なんとなく、むかつく。
そこで、会計をして、戸締りをして、かーたんと三茶すずらん通りの『きゃんどる』にディナーに行くことにする。
こう言っては、なんだが、このお店ももう十年以上、通っていて、お馴染みさん。
ただ、ランチにはよく来るが、ディナーで来るのは久しぶり。
マスターとママさんの歓待を受けて店に入る。
まずはビール。今日は暑い。レーベンブロイの大ジョッキ。
ごくごくと行きながら、メニューの品定め。
ヒラメのカルパッチョ、有機野菜のサラダ、パテ・ド・カンパーニュ、コート・ダニョー、ミラノ風カツレツなどを一気に頼む。
どの料理も最高!!!!
かーたんと2人でディナーで『きゃんどる』に来るのは滅多にないので、こんなに料理が美味いとは思わなかった。
レーベンブロイも、こういう欧風料理にはよく合う。
食後、ドルチェを頼んで、マスターとママさんと、互いの老親のことなど語っているうちに話が長くなった。
オカブはここでグラッパを頼んで、痛飲する。
すると、マスターが、かーたんに珍しいデザート用の日本酒を出してくれた。
このグラッパは香りが高く、コニャックを飲んでいるような感じ。
ついつい腰を落ち着けて、3時間余りのディナーを切り上げて家路につく。
教会でのいろいろなこともきれいさっぱり忘れた。
裏町に初夏の風吹き通る 素閑